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『ブリジット・ジョーンズの日記』(映画メモ)

『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001年、シャロン・マグワイア監督)

出版社で事務員をしているブリジット(レネー・ゼルウィガー)はポッチャリ系の32歳

「そろそろ結婚を」という親からの期待を受けながら、イケメンの上司ダニエル(ヒュー・グラント)と、幼なじみの弁護士マーク(コリン・ファース)との恋のかけひきが展開する、というストーリー。

ちなみに、ダニエルvsマークは、美男チャラ系vsまじめ系の闘いであり、どちらをとるかで揺れるところが見どころ。

本作で良かったのは、困ったときにいつも飲みに誘ってくれる3人の友人(女性2名、ゲイ男性1名)の存在。どんなことがあっても支え合う仲間がいればなんとかなる、ということが伝わってきた。

それと、ブリジットがテレビ局のキャスターに転職するのだが、ドタバタのレポートが意外に受けて、隠れた才能を見せたところも良かった。

自分らしく、頼れる友と一緒に生きることができたら幸せなのだろう。






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あなたは万物に命をお与えになる方

あなたは万物に命をお与えになる方
(ネヘミヤ記9章6節)

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『オーケストラ・クラス』(映画メモ)

『オーケストラ・クラス』(2017年、ラシド・ハミ監督)

舞台はフランスのパリ。

バイオリニストのシモン(カド・メラッド)が、小学校(たぶん6年生)のバイオリン選択授業を受け持つことになったが、悪ガキたちに悪戦苦闘する物語。

こんなのやってられっか」と投げ出そうとするものの、子供たちの成長を見るうちに、教育のやりがいに気づいていくシモン。

演奏家マインドから教育者マインドへの移行プロセスが上手く描かれている映画である。

分裂しかける子供たちやその親たちが一致団結していく様子も良い。

何かに熟達していくことで、人間の中に「自信」が生まれる。そのことが伝わってくる映画である。



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『間宮兄弟』(読書メモ)

江國香織『間宮兄弟』小学館文庫

30代独身の間宮兄弟は2LDKのマンションに一緒に住んでいる。共通点は女性にモテないこと。

なぜか?

それは、二人とも不器用だから。

仕事に行き(兄は酒造メーカー、弟は学校職員)、レンタルショップで映画を借り、読書をして、ゲームをする。彼らには、心地のよい生活スタイルがあり、それを守り通している。

そんな生活の中で、二人に彼女が出来るチャンスが到来する、というストーリー。

読み始めは「ちょっと変だろ、この兄弟」と思っていたが、読み進むにつれて「楽しそうだな」と感じ始めてしまうのが不思議である。

たとえ結婚しないとしても、この人たちは幸せだろうと思うと同時に、充実した自分の生活スタイルを確立することの大切さが伝わってきた。

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主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように

主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように
(ヨハネの黙示録22章21節)

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『ひとり旅』(読書メモ)

吉村昭『ひとり旅』文春文庫

吉村昭さんのエッセイ。

今まで、『破獄』『雪の花』『熊嵐』を読んだが、どれも迫力のあるノンフィクション小説である。

本書で一貫しているのが、「余計なフィクションを加えずあくまでも事実こそ小説であるという創作姿勢」(p. 3)。

しかし、小説には主人公の心理も描かなければならない。この点に関して、『桜田門外の変』を書いたときのことについて、吉村氏は次のように語っている。

「ただうちの兄が「関鉄之介はこう思った。なんて書いているけれど、思ったかどうかわかんねぇじゃないか」なんて言います。しかし、私が関鉄之介を書いている時、彼に同化しているのです。よく夢で私も目明しに追いかけられてうなされました。女房が起きて「また目明しね」と言ったり…」(p. 183)

事実を徹底的に調べ「本人になりきる」というところが凄い。

吉村昭の小説がなぜ迫力があるのかがわかった。



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海月姫(映画メモ)

海月姫(2014年、川村泰祐監督)

くらげオタクの月海(能年玲奈)は、オタク&ニート女子が住むアパート「天水館」に住んでいる。

地域開発のために取り壊されそうな天水館を、女装趣味の政治家の息子・蔵之介(菅田将暉)や住人とともに救おうとする物語。

能年玲奈の不思議な雰囲気に惹きつけられた。

ちなみに、天水館を救うためのイベントに、住人であるニートたちが協力し合うのであるが、それぞれの強みを発揮しているところが印象的である。

この映画を観て、自分では気づいていないすごい資質が眠っているケースが多いのではないか、と感じた。

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御言葉はあなたのごく近くにあり、あなたの口と心にあるのだから、それを行うことができる

御言葉はあなたのごく近くにあり、あなたの口と心にあるのだから、それを行うことができる
(申命記30章14節)

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『センス・オブ・ワンダー』(読書メモ)

レイチェル・カールソン(上遠恵子訳)『センス・オブ・ワンダー』新潮文庫

センス・オブ・ワンダーとは「神秘さや不思議さに目を見はる感性」である(p. 33)。

本書には、生物ジャーナリストである著者が、甥のロジャー(亡くなった姉の子供)とともに、自然の神秘さや不思議さを味わっている様子が描かれている。

美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。そのようにして見つけだした知識は、しっかりと身につきます」(p. 36)

この本を読んでいるとき、窓から聞こえるセミの声がいつもと違って聞こえた。

普段、いかにセンス・オブ・ワンダーを使っていないかがわかるとともに、自然を味わう感覚を忘れないようにしよう、と思った。


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『完訳 7つの習慣:人格主義の回復』(読書メモ)

スティーブン・R・コヴィー『完訳 7つの習慣:人格主義の回復』キングベアー出版

読まず嫌いで今までスルーしてきたが、とても良かった。

7つの習慣とは
1)主体的である(自分から動けば、物事は変わる)
2)終わりを思い描くことから始める(目的地をはっきりさせて歩む)
3)最優先事項を優先する(緊急ではないが重要なことをする)
4)Win-Winを考える(お互いのためになる関係を築く)
5)まず理解に徹し、そして理解される(相手を深く理解する)
6)シナジーを創り出す(より高次の道を探す)
7)刃を研ぐ(肉体、精神、知性、社会・情緒を磨く)
ことである。

この中で、最も難しいと感じたのは、「まず理解に徹し、そして理解される」という点。

理解に徹する」ということがなかなかできず、「そこそこの理解」で自分の主張を始めてしまうことが多いのだ。

相手を理解することの難しさと大切さを感じた。


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