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『グリーン ブック』(映画メモ)

『グリーン ブック』(2018年、ピーター・ファレリー監督)

この映画はすごくよかった。

1960年代のアメリカ。有名黒人ジャズピアニストであるドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)は、黒人差別の激しい南部へのツアーに行くことになり、腕っぷしの強いイタリア系白人トニー・ヴァレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)を、運転手兼ボディーガードとして雇う。

ちなみに「グリーンブック」とは、黒人が泊まれる宿のガイドのこと。

ツアー中、さまざまな差別に遭う中で、黒人嫌いだったトニーと、教養のあるシャーリーの溝が徐々に埋まり、友情が芽生えるというストーリー。

マハーシャラ・アリの存在感が圧倒的だったが、ヴィゴ・モーテンセンもいい味出してた。

シャーリーがゲイであることがわかる場面で、トニーが放った「人生は複雑だよ」というセリフが心に響く。

複雑な人生を渡っていく上で、友情が必要になる、と感じた。

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