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がんは、日本文化「今を感謝して受け入れ、今に集中する」を素直に受け入れれば治るんです。

2013年01月26日 | 癌(がん・ガン)

がんは、日本文化「今を感謝して受け入れ、今に集中する」を素直に受け入れれば治るんです。
(最新更新 2018.7.7)

 「みやざき中央新聞」というローカル紙があります。月4回発行で購読料は月1,000円(税抜き)。小生は10月から購読を始めました。この新聞、ローカル紙でありながら、地元のニュースはほとんどなく、また、ニュースではなく、心温まる、勇気をもらえる、感動した、といった内容ばかりです。ですから、愛読者は全国に散らばっています。
 
日刊新聞の紙面の大きさで、2ページしかないですが、記事の数は8つ程度でコンパクトにまとめられています。毎号楽しみにしており、届いたら早速全部を熟読するのが習慣となってしまいました。
 興味のある方は、「みやざき中央新聞」←クリックなさってください。サンプルページもご覧いただけます。

 さて、その中で、お医者さんから“あなたは助かりっこない”と宣告されたにもかかわらず、心の持ちようでもって、医師の助けを全く借りずに完治した方の講演要旨が3号にわたって記事になっていましたので、それをかいつまんで紹介することにしましょう。

 その方は、株式会社ことほぎ代表取締役:白駒妃登美(しらこま・ひとみ)女史で、久留米市で開催された「和ごころ塾」での講演です。

 女史は、5年前に子宮がんを患い、子宮を全摘出したものの、3年前に肺に転移していたことが発見されました。そして、医師から「こういう状況になって助かった人を今まで私は見たことがない。」と言われてしまいます。

 そこで、女史は生き方を変えます。
 最初は、「がんに打ち勝とう」という“闘病”生活に入ろうとされたのですが、考えてみるに、これは、“毎日「反戦集会」に出ているようなもので、がんをどんどん増殖させるだけのことではないか”と、お感じになられます。
 このことは、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサが、唯の一度も「反戦集会」には参加せず、出たのは全て「平和集会」だったことから、そう気付かれたとのことです。

 伝記本を読むのが好きな女史は、特に好きだった正岡子規の生き様を思い出します。
 <不治の病の病床に就いた正岡子規が見つけた武士道>
 生への執着もなく、諦めもなく、生かされている今という一瞬一瞬を、平気で生きること
 この正岡子規の生き方、つまり、余命幾ばくもないと宣告されたことに対して、「現実を素直に受け入れて、毎日を精一杯生きることに尽きる」、これしかないと思われたのです。
 また、子規以外の歴史上の人物たちの生き方とも向き合っていって、女史は、日本人の日本人たる所以というものに気付かれます。
 ここから先は、「みやざき中央新聞」の記事をそのまま引用します。

 「私は日本人として生まれたのに、なんて日本人らしからぬ、アメリカ人かぶれした人生を生きてきたんだろう」って。そして「今から私は日本人として生きよう」と心に決めたんです。
 そしたら、不思議なことが起きました。毎晩子どもの寝顔を見ながら、不安で不安で泣いていたんですけど、「
日本人らしく生きよう」と思ったら、夜眠れるようになりました。それまでの不安が雪のように溶けてなくなったんです。たぶん、人間が抱える悩みというものは、そのほとんどが過去を後悔しているか、未来を不安に思っているのか、どちらかではないでしょうか。
 でも、日本人というのは欧米人のように、未来に軸をおいて、今を未来のための手段にして生きていくなんて合わない。それより、今自分に与えられた環境やご縁を感謝して受け入れて、そこで出来る精一杯のことをして生きていくほうが合っているんじゃないかと。
 過去の日本人がしてきたように、私も過去や未来を手放し、「今、ここ」に集中したら、不安から開放されたんです。悩みが消えたら、さらに不思議なことが起こりました。
 お医者さんが「明日からいよいよ抗がん剤治療に入りますから、もう1回精密検査をしましょう」とおっしゃって、精密検査を受けたら、なんと幾つもあったがん細胞がきれいに消えてなくなっていたんです。
 私、思いました。
 私は日本人として生まれたのに、ずっとアメリカ人みたいな生き方を目指してきた。私に宿っている日本人の遺伝子はそんな生き方を喜ぶはずがない。きっとスイッチがオフになっていたんじゃないか。でも、私が日本人らしい生き方に気が付いて、今日から日本人として人生をやり直そうと思ったときに、たぶん私の中の遺伝子がとっても喜んでくれたんじゃないかって。
 その結果、遺伝子がオンになって、自分に元々宿っていたけれども、眠っていた生き方が急に発揮されるようになったんじゃないかと。
 たぶん、私たちが「奇跡」と呼んでいる出来事は、あり得ないことが起こることじゃなくて、遺伝子がオンになることによって、今まで眠っていた可能性が急に目覚めて、すごい力を発揮して起こった出来事のことを「奇跡」と呼んできたんじゃないかなって、そんなふうに思ったんです。
 日本人の遺伝子は、おそらくあの『古事記』の時代から組み込まれているんです。だから、日本人としての本来の生き方を心がけたら、きっと私たちの遺伝子はオンになって、皆さんの人生にもすごい奇跡が次々と起きるようになるんじゃないかなって思うんです。
                                                   (了)

 いかがでしょうか。日本には、素晴らしい人生哲学、生き方の文化があるのです。
 そうした哲学的あるいは文化的な心を持てば、“がんと闘う”という気持ちは決して湧いてこず、自然と“がんを素直に受け入れる”という気持ちになってしまい、体の中では「反戦集会」が起こらなくなって「平和集会」ばかりが連日開かれ、何だか分からないうちに、がんが消えてしまうことになるのです。
 このことは、次の過去記事で、がんが自然治癒した例を幾つか挙げましたが、それと相通ずるものがあります。よろしかったら、そちらもご覧ください。
  治癒した人から分かった「ガンを治す心」

 ところで、終わりのほうで『古事記』が出てきましたので、『古事記』とはいかなるものかを少々解説しておきましょう。
(参考文献:萩野貞樹著「歪められた日本神話、武光誠著「日本人なら知っておきたい古代神話」、みやざき中央新聞2490号「古事記に学ぼう:富田欣和」)
 古事記には、ギリシャ、朝鮮、太平洋の島々などで生まれた神話が登場人物の名を変えてそっくり物語られているものもあります(なかには結末を日本風に変えたものもあり)が、当然に日本独自の神話も数多く登場します

 
その中で注目すべきものは日本独自の神話であり、神々の位置付けが諸外国の神話とは大きく異なることです。
 旧約聖書も神話の一種ですが、全知全能の唯一神が天地を創造したとありますし、ギリシャ神話の神々も絶大なる力を持って事を成し遂げます。これに対して、日本神話に登場する神々の弱々しいことといったら、それは神様より人間に近い存在です。
 そして、物語の内容に心温まるものが多いのも日本神話の特徴です。
 これは、世界一自然が豊かで飢餓で苦しむことがなかったでしょうし、島国という立地であるがゆえに他民族の侵略・略奪というものを経験してこなかったという、平穏平和がずっと続いてきた土地柄であったからでしょう。
 例えば、ヤマタノオロチの神話も、“やり方も分からないし、力もないけど、自分が自分の役割を果たせば、自然とご利益が転がり込んでくる”ことを教えてくれている話です。
 こうした心温まる神話の数々でもって日本人の価値観が出来上がり、普段の何気ない行動や生活様式を作り上げているのではないかと思われるのです。
 戦後になって、殺伐とした欧米文化が根深く入り込んだように見えても、日本人のその根底には今日でも日本神話の心が多分に残っているのは間違いないです。

(2014.11.4追記)
 別立てでホームページを開設しました。がん対策についてまとめたページは次のとおりです。併せてご覧ください。
  生涯現役をサポート:三宅薬品のHP 健康情報 ガンのコーナー

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Unknown (ナツ)
2013-01-28 14:48:35
いつも楽しく読ませていただいています。
「ガン」という言葉をみるとすぐ読んでしまいます。自分も三年半前に「右乳ガン」がわかり医師から手術を進められました。がどうも納得のいく説明がなく「手術をしないとわからない」とか「悪くなる事はありますが良くなる事はない」、「治療をしないならくるな、お金にならない」といわれ病院にいくのをやめ、自分で治そうと思い、生活習慣、食事、カラダを温める、ゆっくり暮らすようにしました。今腫瘍は柔らかく小さくなってきたようです。病院にはいっていませんが、病院にいっている人より元気に暮らしております。
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