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問題もあるが安い!BMW・K1200S。(番外編vol.3578)

2023-04-22 13:00:49 | 日記

以前にも書いた事があるのですが、2000年を超えたあたりから続々と車種を増やす傾向にあった「BMW」のオートバイ部門だったのですが、そんな時期に

登場した1台に、今日ご紹介する「K1200S」と言うオートバイも含まれていました。このバイクの最大コンセプトは「高速ツアラー」と言うもので、国産だと

カワサキ「ZZR」シリーズだったり、スズキだと「GSX-1300R-隼」シリーズなどと同じものだったりします。なので、いわゆる「最高速が300kmを超える

超高速スポーツツアラー」と言う感じです。またこのモデル以前だと「K1100RT/LT」と言うモデルがあったのですが、これに搭載されてたエンジンは4気筒

の水平式(並列4気筒エンジンを真横に配置した)で、いわゆる「ボクサーエンジン」の4気筒版と言ったものでした。要は「K1200S」って「BMW」として

初めて水冷式の4スト「並列4気筒エンジン」を搭載した車両で、その後に関してはスーパースポーツ系の「S1000RR」などに技術が応用されていく事となって

行きます。またその登場は2004年からで、最終のモデルが2008年までとなっています。更にその後継モデルとして「K1300S」へと進化し、現在での「K」

シリーズの位置付けとしては「ビッグ排気量ツアラー」と言う感じになっています。で、先に「K1200S」の詳細なスペックを見てみますと、まずエンジンは

先ほども紹介した水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで、正式な排気量が1.157cc、最高出力は167psもあり、最大トルクが13.0kgと強烈で、車重は254kg、

ガソリンタンク容量が満タンで19リットル、市街地での平均燃費が大体15kmと言った感じでした。またフレームはアルミ製でゴツめのブリッジ式で、駆動は

シャフトドライブ式、リアは肩もちのスインアーム式で、トランスミッションは6速MT、ホイールサイズは前後ともに17インチとなっています。もちろんキャブ

はフューエルインジェクション(FI)で、正式な名称には「BMW」の自動車でもよく聞く「ハイライン」と言うネームで呼ばれてもいました。また、フロント

フォークは「デュオレバー・サスペンションシステム」と言う電子制御されたもので、一般的なフォークとは見た目から全然違うものになっています。で、車体は

フルカウル式で非常に大柄なものなのですが、当時としてはかなり手の込んだ作りとなってて、1つ1つのパーツが凄く贅沢なんですよね。しかし現在の中古相場を

見てみますと、大体安いものだと40万円あたりから、高いものでも80万円前後で取引されています。これって内容に対して結構安いですよね(笑) また、

いい事ばかりではなく新開発された機構が多かったり、電子制御などが搭載された初期だったこともあり「故障率が高い」とも言われています。複雑なので自分で

メンテナンスできる範囲は限られているので、もし故障したら、ほとんどの場合、最寄りの「BMW」取扱店で見てもらう必要が出てしまいます。、ただしパーツに

関してはまだ新品が手に入るので心配はないのですが、要するに故障率の高さが問題なんですよね。もちろん「当たり」を引けば何年も無事に走ってくれますが、

もし「ハズレ」を引いてしまうと、まぁまぁ、後で費用が掛かってしまうかも知れません。買う時にかなり状態の確認を必要とするのですが、もし所有すれば

とてもそんな安いオートバイには見えません(笑) とにかく速いですし、ロングも含めツーリングにもってこいです。さて、今日はそんな「BMW」の「K1200S」

をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)




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