国産と違い「海外のバイクメーカー」はとても伝統を重んじる傾向で「変えない美学」がある気がします。
例えば、エンジンをとっても、BMWだと水平対向エンジン、ドゥカティだとL型エンジン、ハーレーだとV型エンジン。
ほとんどの車種が、相変わらず同じ形式のエンジンを搭載してますよね。
デザインもそうで、フルモデルチェンジしたと言っても、どこか変わっていない部分がある。
特にハーレーは、バイクを知らない人からすると全部「同じに見えてる」ことでしょう。
オーナー側からすると「それが良い」と思う人がほとんどでしょうが、
バイク全般で見る側からすと「いつまで同じものを出すんだ」って思っちゃう人も。(笑)
クルマもそうですが、ポルシェ911シリーズはあのデザインじゃないと駄目って感じはよく分かります。
しかし、あまりに伝統を重んじていると、どうしても進化が遅く、
常に高性能であるかどうかは「別の話」になってしまいます。
もちろん、その為に「他のシリーズ」を作っているのですが、それはそれで、逆に伝統から外れているとされ、
売れないものにもなってしまいます。
難しいですが、これって「外車あるある」ですよね。(笑)
国産の場合はとにかくバリエーションが豊富ですし、
同じネームが付くモデルでも、フルモデルチェンジされれば「別物」と言って良いほど変化します。
国産の場合は伝統より、性能や進化を優先してるからですが、
それが良いのか?良くないのか?はそれぞれの価値観と判断に委ねられます。
ボクの個人的な意見としては、ある程度の「変化は必要」と考えます。
例えば「50年変わらない」ってもの確かに魅力的ではありますが、時代にマッチしなくなるとやはり駄目だと思ってしまいます。
どんなに新しくなっても「ここだけは変えない」って発想は良くも悪くも難しい問題です。
とにかく「個人差はある」と思うのですが、オートバイに「伝統が必要かどうか」は判断が難しいところですね!(笑)