ついに2018年からバイクにも「ABS」の装着が義務化されます。
これで新車に関して125cc以上、全ての車両に搭載義務が課せられるようになるんですよね。
バイクに付く「ABS」のメリットはクルマ同様、ブレーキロックを防止すること。
バイクの場合、特にフロントブレーキがロックすることで転倒に繋がり「事故」を起こしてしまいます。
「ABS」が装着されればそれが、1/4まで軽減出来ると安全協会は見ています。
実際「ABS」が装備されてるバイクに乗って見ると、
確かに優れたバランスでバイクは止まりますし、減速時にも大いに役立っていることが分かります。
特に雨の日には絶対的に効力を発揮しますから。
クルマに関しては既に20年以上前から「ABS」装着車が多く存在していたのに、
バイクには、まだ付き始めたばかりというのは、逆に不思議な話でもありますが、
その要因は「機械の小型化」にあります。
クルマに装備されてる「ABS」は大型のものですが、十分なスペースがあるので装着可能です。
しかしバイクに装着するとなると、大き過ぎて付けれなかったんですよね。
それが技術の進歩に伴い今では随分「小型化」され、バイクでも装着できるようになったということです。
それに伴いやっと来年から「ABS」の装着義務が課せられるようになったということです。
また、ヨーロッパでは2016年から既に「ABS」の義務化は始まっており、
日本は立ち遅れていたという事実もあります。
要するに遅れながら国際基準に適したバイクが販売されることになると言える訳です。
ただ、残念ながら「ABS」の装着が義務化されることでラインアップから消えてなくなる車両も出てくるようです。
いわゆるシティーバイク系と、一般道専用のモトクロス系がそうで、
残念ですが、まぁ仕方ないですかね。(笑)
さらにデメリットとして「ABS」が装備されることで全体的に重量が重くなります。
また、将来的なところでは、故障した場合、修理と費用が大きくのしかかってくることも懸念されています。
いずれは耐久性も上がり、故障率は減って行くでしょうが、
現在のような初期に関してはどうなるか?まだ予測が立っていません。
いずれにせよある程度の良し悪しはありますが、付いてることに越したことはありません。
安全にバイクライフを送るには、結局のこと「必須なこと」なのかもしれませんからね!(笑)