一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

住宅リフォームで大切な考え方(1)

2016年01月27日 10時55分50秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲キッチンの入れ替えですが、壁も剥がしました 
2016年1月26日、リフォーム工事中の確認をしました。



住宅の新築でもリフォームでも、完成後の見える部分の不具合は
わかりやすいですし、後からでも指摘できます。

色やデザイン、使い勝手は、ご自身でも
事前に考え抜いて頼むことはできますね。

しかし、素人はもちろん、
多くのプロでも大切な部分を軽視していることがあります。

大切なのは、隠れてしまう部分をどう工事しているか、です。

リフォームの場合は、特にそうです。


その理由は、3つです。

1 既存リフォームは、剥がしてみないとわからないことがあります。

2 既存リフォームは、剥がしてみて、初めてわかることがあります。

3 既存リフォームは、剥がしてみると、問題を抱えていることがあります。


その対応策は、3つです

1 既存リフォームは、正しく判断すると設計変更が必要になる場合があります。

2 既存リフォームは、現況に応じて、正しい工事を行う必要があります。

3 既存リフォームは、僅かな手間を掛けて、既存を改善するチャンスがあります。


では、どうすれば良いか、解決策の一番は、

正確な知識と経験をもった第三者の建築士に
解体時に確認してもらって、的確な指示をしてもらうことです。

指示の内容によっては、
その隠れてしまう工事が終わって
塞ぐ前に、もう一度、見てもらえれば、なお良いですね。

次回、これらの内容について、説明していきましょう。

 



▲▼この2枚の写真をみて、最低限、どう判断し、どう指示すべきでしょうか?




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ご意見があれば、お気軽にどうぞ!



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