MIRACLE NATURE@世界自然遺産の島、奄美大島

奄美大島の自然観察とその他。写真、記事文の無断複製複写引用全て禁止です。

キヌアミグモの網にいたチリイソウロウグモ

2010-05-31 13:04:09 | 蜘蛛(クモ)・多足類
数週間前にキヌアミグモを発見し時々見に行っているが、網にはチリイソウロウグモが住みついています。イソウロウグモとは名の通り、自分では網を張らず他のクモの網に居候して網にかかる餌を横取りしたり、網主まで襲って食うと言うクモです。今日見たのは網主が見向きもしないような微小昆虫(多分、寄生蜂の一種)が網にかかっていたのを捕えようとしていたチリイソウロウグモです。



中央の枯葉のように見えるのはキヌアミグモ、背を下にしてぶら下がっています。
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白い綺麗なシンジュサンの幼虫

2010-05-30 12:27:20 | 奄美大島の昆虫 六脚類
10日程前に林道沿のクサギの木にシンジュサンの幼虫の団体さんを見たが、今日、どれぐらい成長しているか確認に行ったら、一匹しか残っていなかった。最初に見た幼虫の大きさから10日で繭を作るまで成長したとは考えられない。他の生き物に捕食されたに違いない。

10日前に見たシンジュサンの幼虫




今日の幼虫、一匹だけでした。



成虫は田中一村も描いていて大型の蛾で渋い落ち着きのある色調です。
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ヤマヒハツの花・雄花と雌花

2010-05-29 10:23:23 | 奄美大島の植物(草本・木本・シダ・コケ・山野草・雑草・水草)
ヤマヒハツはトウダイグサ科の植物で、花は花弁のない目立たぬ総状花序を付ける。雌雄異株で林縁の低木層だ。実はギーマのような実がなり黒く熟して食べられる。方言名:ヤマギーマ


ヤマヒハツ 雄株


ヤマヒハツ 雄花



ヤマヒハツ 雌花
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花弁が金属光沢・ウマノアシガタ

2010-05-28 12:48:53 | 奄美大島の植物(草本・木本・シダ・コケ・山野草・雑草・水草)
検索すると沢山出てくるが、奄美大島ではあまり見かけず珍しい花の部類です。花がキツネノボタンタガラシに似ていて、それもそのはずキンポウゲ科、キンポウゲ属一族だ。花弁が金属光沢なのは細胞層に澱粉が含まれているので、それが光を反射して光ると言う。ウマノアシガタの名の由来は葉が馬の脚型に似ていると言うが、全然似ていません。なぜ、こんな名を付けたかさっぱり解りません。

ウマノアシガタ


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夜間徘徊している奴・オオゲジ

2010-05-27 13:50:49 | 蜘蛛(クモ)・多足類
昨夜、外に出て草叢を覗いていたら草の葉が揺れていた。草の間から顔を出したのはオオゲジ、昔、家の周りにもいたけれど、最近、さっぱり見かけない。夜間、森の中を徘徊すると、同じように落ち葉の上などを徘徊しているので仲間にあえて良かったと思うのです。気持ち悪いとかで嫌われ者ですが、脚の動きを観察すると絡まらずよく素早く動けるものだと感心します。





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