試写会で観ました。
第二次世界大戦末期、戦車"フューリー"で300人のドイツ軍に立ち向かった5人の兵士たちのお話です。
ブラピの映画でとっても楽しみにしていて、てっきり1台の戦車で頑張っちゃう感動のお話なのかなと思ってたんですが、そんな生易しいものではありませんでした。
臨場感ある戦闘シーンが繰り広げられるんですが、アクション映画のような痛快さや爽快さは無く、リアルな戦場を見ているかのようでした。
ブラピが率いるチームに若者ノーマンが新兵として乗り込むことになるんだけど、ノーマンはタイピストで戦闘経験無し。
人を殺すことに抵抗があり、周りをイカレた奴らだとか間違ってるとか言ってたんだけど、そんなノーマンも戦闘の中で変わっていきます。
みんなもそうだったんだろうね。
殺らなければ殺られる。生きるか死ぬかの瀬戸際では普通の感覚なんて保ってられないんだろうね。
頼れる兄貴的存在のブラピも異常な状態に平然としてるように見えて、陰では苦悩してるところもあって胸が痛い。
中盤の町での話も負けた人達がどんな立場になるのかみたいで、特に女性が。
ブラピやノーマンに会った女性はまだよかったけど。
いくら人の命はとか権利はと叫んでも戦争になったら、そんなんぶっ飛んじゃうんだろう。
平和だからこそ言いたいことが言えるんだろうな。
ブラピの「理想は平和だけど、歴史は残酷だ」って言葉が印象的でした。
男たちの絆も良かったけど、観終った後疲れた感じ。
でも良い作品でしたよ。
11月28日より公開です!
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最後まで見応えたっぷりに描かれていたと思います。
戦争の凄惨さを訴えるような作品でしたね。
ラストの締め方が何とも言えない感じで、
これはこれで良かったような気がします。
実際の戦場はこんな感じだったのかなと思わせるリアル感がありました。
ラストシーンがとても印象に残って何とも言えない気持ちになりました。
アンジーの作品と通じるなと思いました。
戦争ってこんなんってのを見せつけられた気がしました。
観終った後、暫く疲れた気持ちになりました。