mimi-fuku通信

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倶利伽羅不動寺と源平古戦場周辺(石川~富山県)の八重桜。

2010-05-07 22:00:00 | 街ネタ(写真館)


2010年のGW(ゴールデンウィーク)最終日(5月5日)。
石川県と富山県の県境にある倶利伽羅(くりから)峠周辺にドライブ。
北陸自動車道:金沢東ICを下りて国道8号線を富山方面に進み、
JR倶利伽羅駅→倶利伽羅峠→不動寺→古戦場→小矢部IC
に進むルートを選択しました。
倶利伽羅周辺の山越えルートは八重桜で有名なコースです。

JR倶利伽羅駅に設置されていた観光案内MAP
赤文字:倶利伽羅不動寺源平合戦跡が今回紹介するスポット。

JR倶利伽羅駅ホームの傍らに、
見事な八重桜が満開の花を咲かせています。



倶利伽羅峠に到る道路周辺(峠の標高は277m)の景観です。
この峠に辿り着くまでの道筋にも八重桜が咲き誇ります。

倶利伽羅不動寺(尊)
 1300年にわたり信仰の拠点として、
成田不動尊(千葉県)
 大山不動尊(神奈川県)
 と共に日本3不動尊の1尊に位置する、
由緒正しきお寺とされています。
真言宗に属し不動明王を御祀りしています

倶利伽羅不動寺境内の五重塔
青楓の新緑が美しく思わずパチリ。
楓の光に焦点を当てているため五重塔は冴えませんが、
新しい塔の朱色は見事でした。
秋の紅葉を想像(イメージ)しながら、
赤と朱のコントラストは美しいだろうと感じます。

倶利伽羅不動寺~倶利伽羅県定公園・古戦場周辺の観光MAP
マップ周辺の自然散策はお散歩コースとして最適!

『火牛の像』周辺の八重桜のトンネル
距離は短いですが絵になるスポットです。
周辺には芭蕉が読んだとされる碑もあります。

源平合戦古戦場の『火牛』の像
両角の先に付けられた松明(たいまつ)が、
有名な木曾義仲の<火牛の計>を表わしています。

 少し歴史の勉強。
 
平清盛の死から2年後の1183年5月。
 兵を挙げた源氏勢は京(都)に向かい進行。
 京への入場を阻止すべく10万の大群を北陸に集結させる平家の軍勢。
 戦いがこの地:倶利伽羅谷の合戦
 源義仲(木曾義仲)の奇策は闇夜に計られました
 角に松明を付けた牛の群れを平家軍に向けて一気に放ちます。
 不意を付かれパニックになった平家軍は逃惑い悲劇を生みます
 逃げる兵士達は闇夜の谷に次々と落ちていったのです。
 落ちた兵士の上に重なるように落ちてくる兵士達。
 多くの血が流された地は“地獄谷”として伝えられます。

例えようもない美しさの八重桜
虫食いや痛みも見られず完璧に咲き誇っています。
八重桜は1箇所にまとめて植えられてはおらず、
山地の到る場所に点在して植えられています。

 最後の写真はMyプリウス
~初めての紹介ですね。
山頂~小矢部IC方向の
下り坂にある、
万葉公園近くの駐車場。
八重桜を背景に思わず1枚。

今回の記事は、
写真加工を一切行わず、
見たままの色を紹介しました。
例年5月のGW時期に八重桜まつりを開催

2010年は4月の天候不順(寒暖差)で開花時期が遅れ、
5月8~9日の連休までが見頃になりそう。
明日(8日)の天気予報は気持ちの良い晴天。
お近くの人は是非お出かけください。

 


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