mimi-fuku通信

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【iPod touchを買ってみた(其の2)】:紙の文化の終焉?

2012-01-10 21:28:00 | 経済・産業・mono

昨年(2011年)12月3日に
今夜は少し、 … iPodを買ってみた。 クリック
との記事を文字にした。
あれから約1ケ月。
思うところ多く今夜も少しだけ、
iPodについて文字にしようと思う。

最新のiPod(touch)
は、
iPhone4SやiPad2と同じ機能を持ち、
WiFi(無線LAN)を通して、
流行のiPhoneを疑似体験。

購入後の最初の作業はPCとの同期。
その後無作為なボタン操作や、
進化したiTunesの確認。
一通りのことは、
あえてHOW TOなしで行った。

iPod(touch)を購入した約1か月後の年末。
図書館にあったiPad2のHOW TO本を借り、
今年に入ってiPhone4SのHOW TO本を購入。
*予想以上に“できること”は同じだった。

iPhoneと全く違うことは3G回線が使用できないため、
iPodでは基本的なコントロールはPC(パソコン)で行い、
さらに基本的に充電はPCからのみ可能は以前と同じだが、
最新のiPod(touch)受動態のミニPCとしての機能満載。
HOW TO本を読んで〝できること〟を確認し、
ようやくアプリ(ソフト)の購入に踏み込んだ。

iTunes画面を確認してみると、
iPodのアプリはiPhoneのアプリと共通。
iPadのアプリは共通のものもあるが〝ほぼ〟独立。
それは多くの場合、
iPhoneとiPadでは別々のアプリの購入が必要となる。
*ただし両方ともに無料アプリも多くその管理・購入は、
PC側のiTunesでもできるしアプリの共用の確認も可。

仮に転送(同期)先のサイズ(記憶容量)が小さくても、
iTunesにためて必要なものだけ選択同期していけば、
携帯サイズのホーム画面はいつもスッキリ。
*不必要なものはPCに保管して削除する必要はない。

このことはiPhoneでも同じことで、
3G回線によって独立した機能をもつiPhoneでは、
PCに繋がず使用している人が多いようだが、
総てのアプリや音楽データをバック・アップしてくれる、
PCとの同期(最新機種ではクラウド)は欠かせないだろう。
*仮に本体を破損・紛失してもPCやクラウドの保存で復元。
とここまでは、
本日の本題ではない。

*****

『紙の文化の終焉』
と文字にすればショッキングな見出しだろう。
しかし“?”のマークにも注目。
少しだけ感じたことを文字にしたい。

携帯サイズのiPodがネットに繋がることで驚いたのは、
それまでの私の生活習慣とは異なり、
朝起きて朝刊を玄関に取りに行くことなく、
目が覚めれば寝床の中でも、
朝刊紙の社説やコラムを確認。
さらに、
Google Newsをホーム画面に張り付けておけば、
世界中のニュースを瞬時に閲覧することも可能だ。
*最下部検索から国別(他の版を選択)検索。
また、
産経新聞に至ってはアプリからダウンロードし、
当日の本誌紙面を無料で配布。
*私の知り合いのiPhone持ちは誰もが入れている。
*iPadの場合は月額1500円の購読料が必要。

WiFiについて都心部では様々な試みが進行中だが、
地方の市町村の場合は家から一歩でも外に出たら、
ネットにつながらないWiFi使用のiPod(touch)。

その場合に重宝するのがアプリ(スマホ用のソフト)の購入。
ダウンロードしてしまえば通信を必要としないアプリもあり、
幾つかの(オフライン)アプリを試してみた。

特に驚いたのは“i文庫S”のアプリケーション。
350円と有料購入だがネット上で読むことができる、
青空文庫を使用した無料の図書館。
*iPadの場合はi文庫HDで800円のアプリがある。

詳しくは述べないが、
ダウンロードした本棚に自分の読みたい本を表示し、
読んだページは“しおり”をつけて閉じることができる。
注目は『日本国憲法』。
*青空文庫著者別項目の“日本国”から選択。

私は“本棚1”の最上部に『日本国憲法』を保存。
嬉しいことは冊子ごとのダウンロード形式なので、
取り込めば電波のない場所でも読むことができる。
http://itunes.apple.com/jp/app//id418102178?mt=8

また前出の産経新聞の場合も、
朝一度開いておけば自動でダウンロードされ、
電波のない場所でも読むことができるようだ。
http://itunes.apple.com/jp/app//id298592032?mt=8

更にお薦めは無料辞書の充実。
特に、
Catalystwo Limitedが開発した辞書は軽くて便利。
http://itunes.apple.com/jp/app//id473493861?mt=8

いくつかのアプリを試し、
感じたことが本日のタイトル、
“紙の文化の終焉?”

それは昨年末に亡くなった、
スティーブ・ジョブズ氏も提唱した新しい環境社会。
*紙の大量所費による森林伐採と環境破壊。

5~6年程も前だろうか?
NewsWeek誌の表紙だったと記憶しているが、
“新聞が淘汰される時代”を示唆。
米国の場合と日本の場合では事情が違う。

友人達と〝当時その事〟について話した時に、
「家族が多い場合は1人1台のパソコンは持てず、
新聞の場合は紙面を分けて家族で読めるし、
何よりも地元のチラシの特売の確認だけでも、
新聞代の元は取れるのではないか?」
との意見に耳を傾けた。

しかし、
携帯型やタブレット型のミニPCの誕生は、
1人1台のパソコン(受動態)を容易にし、
数秒もまたず起動し〝どんな姿勢〟でも読め、
特売は携帯型PCの外(ネットの中)にある。
*大手の通販&今後の地方業者の負担軽減。。

しかもこれまでの携帯電話(スマートフォン)は、
通信費が高価であり誰もが持てる品物ではないが、
WiFi通信は家庭内の一つの無線通LANから分配。
僅か2万円前後の通信機器を1台購入するだけで、
ネット接続の基本料が変わるわけではない。
*それは家庭にとって大きな負担の軽減となる。

そのことに気付いている者はまだ少ないが、
時代の流れを決して止めることはできない。
かと言って、
紙の文化がなくなるとは誰も思っていない。
現に私がiPod(touch)を手に入れ頼ったのが、
紙でできたHOW TO本であった事実。

“紙が環境破壊でデジタルは環境にやさしいか?”

その答えも否であろう。
完成された紙の文化の資源となるのは、
生命(樹木)であることと比較し、
現代のデジタル文化の資源は、
原油と鉱物から形成されている。

生命資源は未来永劫残され続けるだろうが、
限りある鉱物や原油資源は、
現代資本主義の大量消費社会の中で、
次の世代、次の次の世代に残せるかは微妙だ。

そのことを深く突き詰めていけば、
“紙の文化は不滅”だろう。
と、
これ以上文字にするのも、
今夜の本題ではない。

Apple iPod touch 32GB
White MD058J/A
定価:24800円
アップル

*できれば地方税収の不足解消を目的に、
地元の業者でお求めください(笑)。

コメント
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