mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

星野ジャパンと、シンクロの話題、~2008年8月23日の記録。

2008-08-23 23:31:00 | 芸能・スポーツ

 今日は、日本チームのメダル獲得はありませんでした。
 その代わり、4位入賞が2個。
 ただし、メダル獲得実績が多く、国民に期待された競技だけに残念との感も否めません。
 ちょっとだけ感じたことでも・・・。

 <野球>
 
 星野仙一監督率いる日本チームは、昨日の準決勝に続き、3位決定戦でもアメリカに逆転負け。
 期待されていたメダルの獲得を逃しました。

 試合後、星野監督はインタビューで、
 「日本で金メダルを待っていたファンに対して、本当に申し訳ないという思いでいっぱい。」
 と謝罪しました。

 ~昨日、今日とお昼の放送で、
 <お昼休みに見たときには勝っているのに、試合結果を聞くと負けている。>
 みたいな、逆転負けの日が続きました。

 ビデオや試合詳細を調べてみると、相手チームがビック・イニングを握ると一気に試合が決まると言った、後味の悪い試合が続きました。
 特に昨日の準決勝での韓国戦は、相手チームの1本のホームランでチームの緊張感が緩み試合を決しています。
 今日の朝の番組で年配の俳優さんが、
 「ふがいない試合で、情けない。俺は、もう野球なんて見ないよ。」
 と語っていました。
 勿論、この発言は<大衆伝達の場>には相応しくありません。
 こうした発言が増長すると、劉翔(りゅうしょう)選手への中国国民の冷たい姿勢と変わらなくなります。
 ただし、酒場での話であれば気持ちも分かるかな?
 プロの選手は、アマチュア選手とは違いファンの出す入場料で生計を立てています。
 今回の男子サッカーチーム同様に、覚悟が稀薄な場面が多かったように感じます。
 昨日の韓国チームの気迫に対して、日本チームのモチベーションが異質に感じました。
 「勝たなければならない。」との気持ちばかりが先走り、ひとつのミスで選手全員が凍りつく。
 ムードメーカーの存在も見当たらず、敗北後の選手の表情がモスクワ・オリンピック以前の<国家のため>を背負っている時のような悲壮感が感じ、全ての選手にとって悔いの残るものとなったでしょう。
 
 昨日の陸上400メートルリレーの日本チームのように長い年月をかけて挑戦してきた姿勢とは違い、大会の都度に寄せ集めチームが、ルールの異なる世界と戦うことに無理があったのでしょう。
 プロの寄せ集めは、バルセロナ・オリンピックでの全米バスケットボールのドリームチームが初めてだと記憶しています。
 その後、ドリームチームの出場は続きますが、バルセロナの時のような強烈な印象はなくなり、アテネ・オリンピックでは3位になっています。
 さらにペナントレースを争っている最中の8月に、急遽召集された寄せ集めチームに勝てと望むほうがおかしいのかも知れません。

 日本人・野球ファンとしては、WBCでの心地の良い勝利の再現を願いましたが、WBCは、公式日程の終了後の大会でした。
 また、今回の敗北もWBCでの貯金(日本チームの強いイメージに対する)があるので、私自身は気にしていません。

 コアな野球ファンにとっては許しがたい結果でしょう。
 しかし、敗北は決まっていたレールをたどっただけだと感じます。

 チームとしてのモチベーションも、メダルに挑む年数の短さも、寄せ集めチームの持つ選手間の信頼感も、この北京大会でメダルを獲得した他の日本人アスリート達と比較することはできないと感じます。

 WBCの時にはイチロー選手が前面に出て、後には引けない戦いの厳しさを選手に植え付けました。
 アテネ大会の時は、監督としての評価は低いと思われる?中畑監督が持ち前の明るさでチームを盛り立てました。
 この大会での日本チームの敗退の最大の原因は、<勝ちに至るイメージ>を作り出すことができなかったこと。
 私は、そう考えます。

 日本チームの実力を出し切ることはできませんでした。
 しかし、昨日の400メートルリレーでも書きましたが、
 「(その瞬間)勝った者が一番強いのだ。」
 今回負けた日本は、弱かっただけのことです。 

 勝負の世界の中で、負けて謝る必要はありません。
 本人達に悔いが残るか、納得のいく負けなのか?
 このオリンピックでは、負けても全力で戦った選手たちの満足感を多く学びました。
 特に、女子柔道の塚田真希選手や女子レスリングの伊調千春選手の敗北は見事でした。

 今回のオリンピックでの結果が、今後の日本の野球界に何らかの(負の)影響力をもたらすことがあるかも知れません。
 それは、仕方がないことです。
 それが、プロの宿命であり、プロとしての責任なのです。
 そのことを知る選手たちは、だからこそ負けが続くことに萎縮したのでしょう。

 繰り返します。
 謝罪する必要はないのです。
 次に勝つしか、ファンの信頼を取り返すことはできません。
 でも、次期ロンドン大会では野球は除外されます。
 仕方がないですね。

 選手の皆さん、ご苦労様でした。
 戻ったらすぐにペナントレース終盤戦ですね。
 頑張ってください。

 星野監督、ご苦労様でした。
 プロ野球監督の経験が、ペナント中の選手を預かる責任を感じました。
 ケガをさせずに各球団に大切な選手を、お返ししなければならない苦悩が作戦を躊躇させた理由でしょう。
 ソフトボールの上野選手のように調子のいい選手を連投させることができればもっと違った戦い方ができたはずです。
 持病に、悪い毎日でしたね。
 事務処理を終わらせた後はのんびりして欲しいと感じます。
  
 
 <シンクロナイズドスイミング>
 
 シンクロナイズドスイミング、日本チーム(青木、原田、川嶋、小林、小村、松村、鈴木、橘)は、この日フリールーティン:FRを行い、昨日のテクニカルルーティン:TRとの合計95.334点で5位に終わりました。

 当初は4位との発表がありましたが、演技最初のリフト・アップの際に、土台になる選手の足がプールの底を蹴り上げたことがビデオで確認され違反行為に該当。
 そのため1ポイントの減点が生じ、アメリカチームと同点の5位タイの記録になりました。
 繰上げ4位は、カナダチームでした。

 また、日本チームの演技終了時に、小林寛美選手が過呼吸で失神するハプニングがあり、この競技の過酷さを物語るエピソードになりました。
 シンクロナイズドスイミングが、正式採用された1984年ロサンゼルス大会以来、日本チームがメダルを逃したのは初めてのこと。

 TR首位のロシアチームが、FRでもデュエットに続く50点満点を出し、
 合計99・500点で、3大会連続での金メダルに輝いています。
 スペインチームが、98・667点で銀メダル。
 中国チームは、97・334点で銅メダル。

 井村雅代・前日本代表ヘッドコーチが指導した中国チームは、この種目、自国初のメダルを獲得しました。

 金子正子:日本チーム、チームリーダーの話。
 「チームでメダルが取れなかったのは残念です。
 力が足りませんでした。
 演技の後半までスタミナが続きませんでした。
 切れ味も悪く、中国チームの切れ味の良さに差が出ました。
 今後は、チーム内の世代交代をしていくつもりです。」

 井村雅代・中国チーム、ヘッドコーチの話。
 「コーチとして、最高に幸せです。
 選手たちが力を出し切ったので、それだけで満足です。
 (演技内容に)妥協しなくて良かった。
 中国的なものを取り入れることでいい演技ができました。
 中国が、今後強くなるかどうかは私から何を学び取ったか。
 これから、答えが出るでしょう。」

 
 ~日本チームが弱くなったと言うよりも世界のレベルがアップしていて、その技術についていくことができなかった。
 そんな感じでしょうか?
 特にロシアチームの演技は圧巻でした。
 演技の中に飛び込みの技術や体操競技の技術が盛り込まれていたり、バレエの動き引用したりと、技術、芸術とも次元の違いを感じました。
 ロシアチームの水しぶきには、ミルククラウンさえも感じられ、これまでのシンクロナイズドスイミングとは別世界でした。

 今回の日本チームに対して、
 「芸術性を見せようと難しい技に挑戦したが、同調性に欠けてしまった。」
 とのコーチの言葉に
 「選手の能力以上のものを求め過ぎた面も否定できず、終盤の乱れは、明らかにスタミナ切れによるもの。」
 との指摘が見られます。

 しかし、
 日本のコーチ陣の頭の中には、世界のレベルの向上と戦うためには選手達に、
 <力以上のものを望まなければ勝てない!>
 現実を認知していたからだろうと思います。
 <能力的に無理でも、メダルを死守するためには挑戦せざる得ない。>
 そんなギリギリの対決だったのでしょう。

 あと、井村雅代:中国コーチの発言を見ていると、日本チームのレベルアップを望んでいることも理解できます。
 言葉として適切でないかも知れませんが、井村さんの姿勢を見ていると、漫画本「巨人の星」の星一徹が、川上監督からの2軍コーチ就任要請を断って、中日ドラゴンズのコーチとなり息子の星飛雄馬のレベル・アップために本気で大リーグボール攻略を指導する姿勢を思い出しました。

 日本のコーチが世界に羽ばたくことは、私の目には頼もしく思います。

 フィギュアスケート女子の浅田真央選手が、ロシア人のタチアナ・タラソワ新コーチのもとで練習を開始したことを例に出すまでもなく、コーチの国際化は当然の成り行きで、巷で聞こえる変なナショナリズムは払拭すべきだと考えます。

  

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台風12号 2008年8月

2008-08-23 20:13:00 | 台風関連


*台風第12号 (ヌーリ)の進路。
http://www.jma.go.jp/jp/typh/0812.html


大きさ:-
強さ  :-
熱帯低気圧
存在地域:華南
中心位置:北緯 23度00分/東経 112度00分
進行方向、速さ:西北西 ゆっくり
中心気圧 998hPa

 台風12号は、23日の午前に熱帯低気圧に変わりました。
 この台風で香港天文台は、2003以来5年ぶりの台風警報「レベル9」を発令していました。
 
<中国の被害>
 広東省洪水・干ばつ対策総指揮部の統計によると、広東省恵州市、東莞市、中山市など6市14県137鎮の91万9860人が被災し、直接経済損失額は、3億8400万元(約57億6600万円)に上ると発表した。
 なお、同省全省で、1246軒の家屋が倒壊、5万3255haの農耕地が被害を受けた。
 また、小型ダム13か所、堤防145か所が損壊、31kmに渡る道路が損傷。
 電線も35kmに渡って断線したほか、被災によって一時営業停止に追い込まれた企業は75社に達した。
 (中国ニュース通信社:新華社の報道として。)

 日本では西日本の大雨は峠を越し、今後は東日本で局地的に強い雨が降りそうです。
 特に今夜から明日にかけて、東海地区に強い雨雲が近づき、猛烈な雨を降らせる可能性が高いので注意が必要です。
 16日から日本の各地で降り続いた大雨で、犠牲になった方もおられますが、西日本では水不足の解消と涼しさを運んできた恵みの雨とも言えます。
 東日本では、朝晩の暑さは解消され、眠りやすい日々が続きそうです。

大きさ:-
強さ  :-
存在地域:香港付近
中心位置 北緯:22度25分/東経 114度10分
進行方向、速さ:北西 15km/h
中心気圧:980hPa
中心付近の最大風速:25m/s
最大瞬間風速:35m/s
15m/s以上の強風域:南東側 500km/北西側 330km

 台風12号は、ほぼ予報どおりに香港付近に上陸しました。
 暴風域こそなくなりましたが、強風域は昨日よりも広域になり香港は23日の深夜まで強風域に入りそうです。
 雨雲は中心の南東側に集中し、(終日)香港周辺は暴風雨に悩まされそうで、
 週末の香港の交通は麻痺状態になるでしょう。

 日本に近づく前線は予想よりも南北に伸び、九州全域に大雨を降らせています。
 現在も前線が韓国から九州北部に向け南東に接近し、九州北部~中国地方西部~四国に向けて大雨の確立が高くなっています。
 今夜以降~明日にかけて前線は南下し、教科書通りに判断すると前線の南側(九州南部~四国)で、激しい大雨が降り続くと考えられます。
 今夜の西日本は厳重な警戒が必要です。

 

大きさ:-
強さ  :強い
存在地域:南シナ海北部
中心位置:北緯 20度25分/東経 116度55分
進行方向、速さ:西 15km/h
中心気圧:955hPa
中心付近の最大風速:40m/s
最大瞬間風速:55m/s
25m/s以上の暴風域:全域 150km
15m/s以上の強風域:南側 390km/北側 330km

 台風12号は、北西に向かうと考えられていた進行方向を西に変えて香港界隈に直撃するコースに変化しています。
 香港は今夜半から強風域に入り、明日の正午にも暴風域に入る可能性があります。
 台風の発生当初から移動速度が速ければ、西(予報よりも南側)よりに進行するかな?との見方もできましたが、昨晩発表された予報の最も西よりのコースへの進行に、中国本土は厳戒体制と考えれます。
 香港界隈(現在の予報では22日午後6時に、台風の中心がマカオにありそうです。)には今年、台風9号が上陸していますが、その台風とは比較にならない程強い勢力を維持したままの上陸となりそうです。
 上陸時の気圧は965~975hPa。
 暴風域の半径は120kmくらいでしょうか?
 (ただし今後は、水深の浅い海域にゆっくりと進みそうなので今の勢力<955hPa>を維持したままの上陸にはならないと考えるべきでしょう。)
 日本に上陸する台風ならば驚異的な数字ではないのですが、この地域に強い台風が上陸することがあまりないと思われ、進路と地形を考えると、もし勢力が衰えずに上陸する場合は高潮被害も想定すべきでしょう。
 いずれにしても、明日の香港界隈は大荒れの天候になりそうです。

 日本では、昨日に予報された日本海側の大雨は、予想よりも緩和された雨ですみました。
 21時現在、神奈川県付近で大雨が降っているようですが、この雨も低気圧が南下すれば治まると思われます。
 明日も狭い範囲で短時間の強い雨が予想されますが、おおよそは安定した天気になりそうです。
 <追記:8月22日早朝>
 8月22日~23日にかけて発達した前線が九州南部(22日)~東海(23日)を通過します。
 特に西日本の太平洋側は猛烈な雨になる可能性が高く、今後の気象情報に注意してください。
 <特記:気象庁が20日に発表した日本海側での200ミリ程度の大雨の予報は、低気圧の接近による積乱雲の発達を考慮に入れたものだと考えられます。しかし、それほどの大雨にならなかった理由を推測すると、日本海側は16日頃から断続的に大雨が降り続き気温がかなり低めに推移したからではないかと考えられます。このことから積乱雲の発達と局地的な豪雨の原因として、地上に近い最下層の温度が関係していると仮定することができます。連続的な晴天と最低気温が26度を超えるような状態が数日間続くことで最下層の空気が上昇気流をつくり、進入してくる積乱雲を刺激し、<引込み効果>を作り出すのではないか?いずれ、あらためて記事にしたいと思います。>


大きさ:-
強さ  :強い
存在地域:バシー海峡
中心位置 北緯:19度10分/東経 120度50分
進行方向、速さ:西北西 10km/h
中心気圧:955hPa
中心付近の最大風速:40m/s
最大瞬間風速:55m/s
25m/s以上の暴風域:全域 150km
15m/s以上の強風域:全域 390km 

 台風12号は、フィリピン最北部の沿岸をかすめるように通過し、北西に進路を向けています。
 台風は、回転運動を妨げる陸地から離れるため、再び海上で発達する見込みです。
 台湾は、進路上の暴風域を免れる模様(ただし台湾南部は既に強風域に入っています)で、直接中国大陸へと進行しそうです。
 海上からストレスなしに中国南部へと上陸が予想される台風の今後の進路が心配される所です。
 
<フィリピンの被害>
 台風12号は、20日フィリピン北部を直撃し、最大風速39.2メートル、瞬間最大風速47.6メートルを記録し、7人の死亡が確認されています。

 日本では、能登半島の北西にある998hPaの低気圧が南東に進み、陸上に接近~横断するために、今夜から明日一杯にかけて、福井県北部~青森県の各地で強い雨が予想されています。
 (気象庁の予報では、150㍉~200㍉。)
 また、福井県南部~西の日本海側にも強い雨雲がかかりそなので、雨雲レーダーで確認してください。
 特に、16日からの大雨の影響で少しの雨でも災害が起きる可能性も高いので、厳重な注意が必要ですし、低気圧の移動が遅いために、長時間雨にさらされる地域もあると見られ河川の増水にも注意が必要です。
 低気圧ですので風が強くなり、風向きを妨げる山地などで大雨が降りやすくなると考えられますので風向きにもご留意ください。
 また、大気の状態が不安定な状態は続きますので、全国各地で局地的な大雨にもご注意ください。
 大事に至らなければ良いのですが。
 <被害>
 秋田県では、20日~21日にかけて県沿岸部を中心に強い雨が降り、11棟が床下浸水するなどの被害が出ています。
 降り始めからの降水量は、男鹿市の男鹿真山で約158ミリ、にかほ市象潟で約105ミリ、大潟村で約97ミリで、長時間にわたって雨が降り続けました。
 

 

 

大きさ:-
強さ  :強い
存在地域:マニラの北東 約550km
中心位置 北緯:17度50分/東経 124度50分
進行方向、速さ:西北西 25km/h
中心気圧:955hPa
中心付近の最大風速:40m/s
最大瞬間風速:55m/s
25m/s以上の暴風域:全域 150km
15m/s以上の強風域:北側 390km/南側 330km

 台風12号は、現在フィリピンの東部を西北西に進んでいます。
 フィリピン北部の一部は、既に強風域に入っています。
 台風が南よりに進めば、早ければ20日の午前には、フィリピン最北部に上陸する可能性があり、勢力は、さらに発達する見込みで、大きな被害も想定されます。

 日本では、前線の働きが活発になり大きな被害も出ています。
 大雨の降りやすい状態は、21日まで続きますので雨雲の動きに、注意してください。
 また、北陸~東北地方と九州北部は、大雨が続いており、今後は少しの雨でも災害に繋がる可能性が高くなっています。
 さらなる警戒を心がけてください。
 <被害>
 
*長野県白馬村の、北アルプス・白馬岳で19日午後、大雨による土砂の崩落があり2人が死亡、1人が行方不明になっています。
 *石川県七尾市では、19日の未明から正午にかけて75ミリの強い雨が降り、女性散歩中の女性が用水路に流され死亡しました。七尾市では、16日深夜、17日正午頃と大雨が相次ぎ、一時河川も警戒水位を越えました。
 *新潟県佐渡市では、19日朝7時までの1時間に最大110ミリの激しい雨が降り、新潟地方気象台から記録的短時間大雨情報が出ました。この大雨の影響で道路が、通行止めとなり、一時30人あまりが孤立しました。
 また、新潟市では自動車2台が水に浸かり、動けなくなるなど、北陸地方で被害が相次ぎました。
 

大きさ:-
強さ  :-
存在地域:フィリピンの東
中心位置:北緯 16度00分/東経 131度00分
進行方向、速さ:西 30km/h
中心気圧:992hPa
中心付近の最大風速:23m/s
最大瞬間風速:35m/s
15m/s以上の強風域 北西側 370km/南東側 280km

 今日の午前9時、台風12号がフィリピンの東海上で発生しました。
 この台風は、発達しながら西北西に向かい、21日の午後には台湾とフィリピンの中間(ルソン海峡)に達するとの予報が出ています。
 気象庁の予報では、ルソン海峡通過時960hPaですが、台風が南よりに進路をとると猛烈に発達する恐れがあるように感じます。

 当面は、台風の日本への直接的な影響はないと考えられますが、台風からの湿った空気が入ってきますので、北陸~東北に伸びる前線に影響を与えそうです。
 明日19日~21日の間は、各地で大雨になる可能性が高いのでご注意ください。

 嫌な感じのする台風です。

 

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