しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

芋苗は不足しそう

2011-05-21 05:43:02 | Weblog
'11/5/20(金)  
晴れ 南風の風 max 29.4℃ 73% min 19.8℃ 34%   

 午前中は発送の収穫調整。乾燥した晴天が続く。
 焼け付くような暑さではないが、紫外線は強いようだ。
 午後は更科のさつま芋予定圃場に米糠、長茄子、葉物予定地に堆肥など施肥しに行く。ズッキーニに雨よけをするため、トンネル枠だけ先に立てておく。
 美香は下田で虎豆のネット展張をする。
 ネットが終ってからさつま芋のマルチを張りに行く。植え付けはマルチしないほうが楽なのだが、張らないと草が手におえない。まあ張っても手に負えないのが現状だが、、、、。
 この畑はハマスゲが多い。宿根性で地下茎で増えてゆく。根塊のようなものがあり、おそらくそれが越冬して増えていくのだろう。絶やしにくい草の一つだ。
 トラクターで再耕運したかったが、時間的余裕が無く省略する。草の残渣が多いところまできたので予定の1/3ほど残してやめる。残りは後日トラクターで耕運してからマルチを張ることにする。
 今作の安納芋は作付け量を増やせるだろうか。紅東は苗が不足しそうで、予定の半分くらい苗を購入しなくてはならない感じ。もう少し苗床を拡大する必要がある。
 
 

スナップエンドウ採れ始める

2011-05-20 06:19:08 | Weblog
'11/5/19(木)  
晴れ 南風の風 max 28.6℃ 81% min 10.5℃ 20%   

 厚手の長袖だとかなり暑く感じる。半袖でもよいくらいな気温になる。
 配達の収穫調整。
 収穫調整とも順調に進み、午前中で豆の袋詰めを残し終了。スナップエンドウの終了が徐々にあがってきた。天気が良いと急にぷっくりし始める。豆類はなだらかな斜面50メートルに作っている。高い所と低い所では微妙に温度差があるのか、熟し方に差がでてくる。高い方が早い。
 配達まで作業する。
 美香は虎豆のネット張り。
 玉葱の収穫に邪魔になってきた、花がさいて巨大化した冬のミニダイコン。日陰になるので刈払機で倒しておく。
 ツルムラサキ、韓国唐辛子、鷹のつめ、イタリアンパセリ、などの予定圃場に施肥して耕耘しておく。
 唐辛子類はなぜか植え付け準備が遅れることがおおい。
 どうも五角オクラの発芽が良くない。虫害も見られる。播き足したほうがよさそうだ。
 

青茄子、ゴーヤ、セロリなど定植、落花生播種

2011-05-19 05:36:47 | Weblog
'11/5/18(水)  
晴れ 風弱い max 27.6℃ 88% min 12.3℃ 31%   
                             

 今季から収穫と発送をしない日をつくる。水曜日と日曜日。ということで今日は朝から作業に徹する。
 まずは更科の畑に万願寺甘唐辛子と水茄子の定植。軽トラックにはスペース上、苗のコンテナを2種しか積めない。終った後もう一回戦苗を積みに下田にもどる。
 ちょうどおじ一行がレンタカーを返しに千葉市内に戻る前に立ち寄ってくれた。短い時間だったが又少し会うことが出来た。
 郷里を離れて暮らすと、家族親戚に会う機会がなかなかない。ちょっとした時間でもとても大事だ。
 昼過ぎまで、バナナピーマンと青茄子を植える。全部で400本くらい植える。
 午後はSさんくる。
 ゴーヤの定植。美香は更科に、マリーゴールドを植えに行く。
 Sさんと2畝マルチを張り、ゴーヤを植える。70本くらい。後日パイプとネットを張るよてい。摘心はもう少し伸びてから行う。
 近所の住宅街から畑を見に親子が自転車でくる。その自転車はテレビで見た記憶があるようなないような、現物は始めてみる。前輪が2つで電動アシスト付き。仙台の製作会社が受注販売しているとのこと。Sさんは試乗させてもらう。
 美香が戻り、落花生を予定量の半分ほど播種する。再耕運してから管理機で溝をさくる。紫の落花生はほんの少しなので、来年の種の増量確保がおおきな目的。
 休憩の後はセロリの定植。約350本。余った苗はじゃが芋畑の空いているスペースに植える。
 最後は紫蘇の定植。
 日が長くまだ明るいが、今日はこれで終了。
 おじと母は大多喜に行き、そのお土産に竹の子堀とフキをに頂いた。
 茹でて水にさらしておく。
 

キュウリをネットに誘引

2011-05-18 07:45:02 | Weblog
'11/5/17(火)  
晴れ 風弱い max 23.4℃ 78% min 15.1℃ 54%

 配達の収穫調整。
 曇りで昨日のようにすぐ萎れない。収穫は曇天のほうがやりやすい。午前中でほぼ調整を終える。
 午後は、キュウリのパイプ立ての続きとネット張り。
 何回か使用したマイカー線を通してあって束ねてあるキュウリネット。広げようとすると激しく絡まっていた。何回が置いてある場所を乱雑に移動させたのが原因か、束ね方に問題があったかどちらか。
 時間が無いので新品使用する。50メートル、4.2メートル幅、目あいは18ミリ。
 展張してパイプに縛る。
 配達始めるまで、きゅうりを誘引する。
 北西の空が雨雲で真っ暗になっている。美香は配達通信の印刷のため一足先に帰宅。
 ポツリと降りだしたので、ヴィーノを先に散歩させる。軽トラックにヴィーノを雨宿りさせてから、本格的に降る前に、誘引を急ぐ。キュウリは結実し始めていて、成花も沢山ついている。ネットで引っかけたり。傷つけないように慎重にやる。
 遠雷が聞こえる。
 あと少しで終るというところで雨脚強くなり中断。
 配達中は小降りになる。

母とおじおば自宅に来る、縞のズッキーニ

2011-05-17 06:27:43 | Weblog
'11/5/16(月)  
晴れ 南よりの風 max ---℃ --% min -- ℃ --%   

 発送の収穫調整。今季より一般家庭とレストランが同じ日の発送となる。品目が違うので、頭の整理がつかず、収穫数を間違える。
 縞模様のズッキーニが結果した。まだ小さいがこれ以上大きくならないようなので採る。見た目はきれいだ。
 収穫していると、平和幼稚園の園芸サークルのお母さん達が集まり、芋苗挿しの準備が始まる。園児が作業小屋の前を通るので、その前に収穫を終らせ車の移動をする。しばらくすると園児達が賑やかに到着、芋植えが始まる。
 野菜が洗い終わる頃、母とおじおばがレンタカーで畑に到着。自宅で美香のつくったピーナッツ豆腐などで1時間ほどお茶をする。ケンミンショーショーでみた北海道のお菓子「よいとまけ」がお土産の中にあった。これからおばの知り合いの所に立ち寄り、そこから車で千葉を移動して観光するらしい。
 出荷が始まり、ゆっくりできなのが残念。母とおじおばにはのんびり千葉を楽しんでいってもらいたい。
 午後は調整を続ける。途中野菜を買いに来てくれた方がいたので、足りなくなった野菜を採り足す。
 夕方までキュウリの誘引ネットを張るためトンネルを外す。パイプを立てる。
 途中に、以前農家見学会に参加した方が来訪。千葉に移り住み、有機ネットちばの農家で研修中とのこと。
 薄暗い中畑を案内する。

北海道より母、おじおば千葉に

2011-05-16 05:59:26 | Weblog
'11/5/15(日)  
晴れ 南風 max ---℃ --% min -- ℃ --%   
                           
 午前中はトマトの残り200本を定植、セロリの畝立てとマルチ、キュウリの植え穴除草をする。
 ほど良い気温。暑くもなく寒くも無い。さわやかな過ごしやすさ。トマトを植えてある隣は小麦は花がそろそろ終る。生育の遅れは幾分とりもどしたかに見える。
 昨日から北海道の母、おじ夫婦が千葉に来ている。おじが合唱のコンサートに出演することになっていて、母もそれに同行してきた。
 宿泊先の幕張の高層ホテルに向かう。母は少し腰を痛めているようだが、元気そうで安心する。幕張の高層ホテルに入るのは初めて。東京湾が一望できる。東京スカイツリーが細いピンのように遠くに見える。
 コーラスのコンサートは始めて。おじの男性合唱団はなかなかダイナミックな迫力があり良かった。
 おじは打ち上げがあるので、母とおばと4人で、稲毛の自然食レストラン四季ごよみで食事をする。しばし歓談する。
 明日は下田に寄ってくれる予定。2人をホテルまで送り、帰宅する。
 

漬け瓜、冬瓜、トマト2作目定植

2011-05-15 06:00:04 | Weblog
'11/5/14(土)  
晴れ 風弱い max 26.5℃ 86% min 12.8 24%   

 久々にまぶしい朝。過ごしやすい一日となる。
 配達の収穫調整を昼までに終らせる。ズッキーニ、スナップが少々採れ始める。
 出荷が始まり、畑の作業は俄然遅れがちになる。植え付けが優先になり、どうしても初期の除草や管理などが遅れる。
 今日は漬け瓜と冬瓜が優先された。
 更科に定植道具一式を持って行く。美香はそこから配達にでるため、別の車に野菜を積んで乗る。
 もう一度耕運する予定だったが、時間的余裕無く省略。マルチを張り、かなり広めの株間を設定する。
 美香は配達にでる。
 下田にもどり、トマトの2作目を定植始める。先に雨よけパイプを立ててからと思っていたが、苗の劣化が始まりそうなので、植えることにした。一人ではコンテナにいれて水に漬け、配るのに時間がかかる。
 夕闇迫る中、かなりハイペースで200本くらい植える。
 先に植えたトマトは果実が出来始めた。わき芽もかなり発生している。こうなると生育が早くなる。
 夕立がきそうだ。ぽつぽつ雨粒を感じる。
 片付けをして帰宅。

ズッキーニ2作目定植

2011-05-14 13:02:27 | Weblog
'11/5/13(金)  
曇り 風弱い max ---℃ --% min --- --%   

 作業小屋はスズメバチの巣がなくなり平穏な状態がもどる。だがかわいそうなことをしたとも思う。
 発送の収穫調整。
 今日は通常のセットがいくつか組めるようになる。
 お昼までに調整を終える。晴れる予想だったが雲は切れないどんよりとした空模様。
 午後は箱詰め。
 Sさんくる。
 箱詰めしているあいだSさんにズッキーニのどぶ漬けをしてもらう。
 軽トラックに苗を積んで、更科に向かう。
 ズッキーニは数の都合で、マルチを先に張ってある畝に植えることにする。マルチの下の土は意外と乾いている。雨の前に穴をあけておけばよかったと後悔。一雨あててからトンネルを施した方が良さそうだ。それまで風が強くならないことを願う。
 150本くらい植えてから、2ベットマルチを張り下田に戻る。
 ブルーベルーの新しいパックを物色しに農業資材店に行く。
 夕方までトマトの株間にバジルを植える。
 バジルは夏に何かと役に立つハーブだ。乾燥やペーストにしても保存できる。日本のハーブとしては、ミョウガを増やしたい。一度全野菜セットに入れられるくらいは収穫してみたい。
 

スズメバチが作業小屋に巣を、、、

2011-05-13 07:15:53 | Weblog
'11/5/12(木)  
雨 風弱い max ---℃ --% min --- --%

 都合よく収穫する午前中は雨がやんでくれた。午後からはずっと降る予報なので、収穫を急ぐ。
 配達のセットは通常の8割位の品目数。
 小屋の中のいると、頭の脇を通り抜ける大きな羽音を感じる。黒っぽいものが早いスピードでコンテナを並べる台の方に消える。目線を向けると、小さい素焼きの壷のようなものがぶら下がりっていた。
 一瞬にしてスズメバチの巣と理解する。
 そういえばここ数日蜂らしき羽音が通り過ぎる感じがあった。小屋の中には筒状のものに巣を作るジガ蜂やドロ蜂系の蜂が住み着くので、それだろうとなんとなく思っていた。
 スズメバチだと話はかわってくる。
 調整作業するすぐ脇に巣があるのは、非常に危険。畑の環境的には益虫であるが、刺されるとたいへんなことになる。まだ巣は小く、蜂は女王蜂くらいしかいないのか攻撃的ではなく、今まで知らずに作業していた。
 以前畑の中で、スズメ蜂の巣を気付かず刺激してしまい、怒る蜂に襲われる恐ろしい経験をしている。
 小屋の巣はまだ小さいので、自分で処理しようかと思ったが、悩んだあげく業者に依頼することにした。
 配達の準備を終えてから、ハウスの隅にトマトを50本ほど植える。配達終了後、小屋に戻るとすぐ業者の方が到着。若い方だ。
 有機農業を営んでいて、小屋はJASの認定をうけた出荷スペースなので、殺虫剤は使用しないで駆除してもらいたいと話してある。通常は殺虫してから巣を取り除くらしい。
 蛍光灯をつけると、灯かりの周りを蜂が飛ぶ。彼の話によるともうすでに女王蜂以外のオス蜂が数匹集まってきていて世話をはじめているらしい。女王蜂だけではなかったらしい。
 自分でやらなくてよかったとあらためて思った。
 業者さんが真新しい防護服を来て小屋に入ること5分くらい。袋に巣を入れてでてきた。小屋の中にいたのは3匹で1、匹は巣の外にいる。しばらくすると外にいた蜂はいなくなった。
 スズメバチはとにかく巣を防衛する性質が強く、小さい巣とはいえつついたりすると猛然と攻撃してくるらしい。いちど攻撃フェロモンを出すと、凶暴性は手がつけられないくらいで、防護マスクにガンガン体当たりしてくるとのこと。
 防護服なしで巣に向かうのはやめたほうがよいとアドバイスしてもらう。ちなみに巣が大きくなると殺虫剤なしで駆除はむずかしいとのこと。
 しばらく残っている蜂がいないか確かめてから帰宅する。
 これで安心して出荷作業ができる。
 

落花生の種準備

2011-05-12 06:45:57 | Weblog
'11/5/11(水)  
雨 東よりの風 max ---℃ --% min --- --%   

 終日雨となる。特に午後と夜間が雨脚強い。畑はかなりぬかるむ。
 朝、ズッキーニの交配をする。なっている実を2本ほど収穫。
 レストランへの出荷も始めた。ルクールさんが野菜を受け取りにきてくれるので、雨が強くならないうちに収穫する。
 洗って水を切っている間、ハウスで長茄子の鉢上げや草刈をする。
 野菜を調整してから昼まで落花生の殻剥きをする。落花生は種として保管してあったもの。割りながら良いものを選別する。去年は収穫時の条件がよくなかったので、薄皮のきれいなものが若干すくない。予定数の1/3ほど割る。
 種としては十分発芽すると思われる。
 午後は、ハウスの一部に余ったトマト苗を植えるため堆肥を入れて撹拌しておく。フィオレンティーナという品種が余っているのでそれを数十本植える。
 植えるところに散水して堆肥をなじませる。
 肌寒い気温。早々にヴィーノを連れて自宅に帰る。