しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

梅雨の予感

2007-05-30 22:18:27 | Weblog
'07/5/30
曇り時々小雨 風なし 温度max25.8℃ min14.8℃ 湿度max94% min66% 20:00-91%

雨がぽつぽつと降り出した。ハウスの中にサンマルツァーノを植えつけるため、あまった苗の鉢を片付け始める。がどうも体が重く、頭が回らない。11時頃までやるがやる気が出ず早々にお昼にする。午後も野菜の注文が入ったり、都内のホテルやフレンチに野菜を卸している卸し業者さんの社員がたずねてきたりとハウスの片付けは進まない。。オレガノやフリルレタスを渡してその方は帰る。あまり反応がないなと思ったがすぐに社長さんがやってくる。いろいろ話し明日サンプルの品を届けることにする。取引していただけるレストランのシェフには「野菜のベストなおいしい期間がとても短い、いつも同じものがあるとは限らない、天候で収穫の条件が悪いと品質が低下する、虫食いあり、不ぞろいである」など理解がないと続かない。理解してくれたうえでこちらも今ある野菜で良い物を届けることに専念する。
 買い手市場になりすぎるのは避けたい。野菜作りに無理が生じる。今日は強く降らなかったが、これからの梅雨を予感させる身も心もだるい一日だった。

西なのか東なのか

2007-05-30 08:14:41 | Weblog
'07/5/29
晴れ 風ほとんんどない 温度max26.8℃ min7.2℃ 湿度max97% min47% 19:00-78%

畑に出てすぐ配達の野菜を用意する。件数が少ないので余裕がある。調整の途中でかわいらしい店構え、しかもおいしいBO-NOさんにレタスを届ける。配達を終え田んぼに土嚢袋に土を詰め運ぶ。崩れた畦に置いて水をとめる。かなりテキトウな応急処置。その間ヴィーノを回りで遊ばせる。日中はほとんど人がこないので放して自由にさせる。ビーグル犬の本領発揮でクンクン嗅ぎ、走り回る。帰りの軽トラの車内は田んぼにお落ちたヴィーノの泥足でぐちゃぐちゃ。
 午後は劣化したオクラの苗えをマルチを張り定植する。50メートル2列、株間は少し狭め30センチ強。アブラムシにたかられて弱っているので活着するか心配である。そのあと胡瓜の誘引、側枝の摘心をする。少し肥切れの感があるので、通路をさくりボカシを入れる。暗くなり作業をやめる。他の野菜も早く管理作業や除草をほどこしたい、、、、、。
 とりあえず定植、種まきなど早く済ませたい。あせるといらいらして楽しくないことはわかっている。だから作業待ちの野菜のところはあまり見ないようにしている。今日のきゅうりも久々に近づくと成り始めていて側枝があばれて誘引にけっこう時間がかかった。しかし自根の胡瓜は売っているかぼちゃに接木した胡瓜とは別物。初物はその場でもいでかじり、西か東?どちらかを向いて笑う。