懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺き民家  奥津町の民家

2015年01月15日 | 茅葺き民家
奥津町(現在は鏡野町)の脇道をどんどん奥へ県森林公園の方に走る。
最後の集落に茅葺民家があった。一軒は人が住んでいた。一軒には人の気配が無かった。
田舎を捨てて都市部へ引っ越したか親が亡くなり廃屋になったか
今後、日本の田舎は空き家が増え都市部への一極集中が加速するであろう。
都市部への人口集中は危険性を持っている。
特に東京はプレートが三枚重なったところで直下型地震の危険性が高い。
家屋や人口集中でどれほどの被害になるか想像できない。
南海地震や東南海地震ばかり危惧しているが、たしかに地震と津波の被害で建物や工場で大きな被害が避けられないが32万にも死者がでるというのは過大想定だ。
東日本大震災の教訓もあり強い地震があれば津波で避難するのでそこまで死者はでないと思う。プレート境界の地震は直下型地震に比べ振幅が遅いので建物が一瞬で倒壊する被害は少ないと思う。やはり怖いのは東京の直下型地震た。逃げる間もなく建物が倒壊する。1000ガルに耐える建造物は少ない。阪神淡路大震災も建物は一瞬で倒壊している。
都市部はガス配管がありガス漏れ火災と車の燃料が可燃物になり被害を拡大させる。
都市機能を東京に一極集中させたのは政治力のなさであろう。
日本の政治家は目先や地元の事ばかりに目が行き日本の将来に対するビジョンがない。
第二次世界大戦の終結もバブルの後始末も決断出来きない日本人の弱さ、一極集中も東京が壊滅して初めて動きだすのだろうか。
狭いと日本と言いながら田舎に行けば土地はあるし土地の資源もある。各地に分散して人が住み暮らすためにもその地ならではの産業を起こし定住させる知恵が必要だ。