懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家  辻堂のある風景

2011年10月24日 | 茅葺き民家
旧街道や旧道沿いにあるお堂を備中(岡山西部)、備後(広島東部)では辻堂と呼ばれている。
辻堂はいまでも数多く道路脇に残っている。
特に備中、備後には多く昔に民俗学の調査した本を見た事がある。
興味のある方はネットで備中、備後の辻堂で検索するとホームページにされている方がいる。
市町村別に見ても備中では82パーセント、備後では88パーセントの市町村に残っているそうだ。
辻堂は四国や兵庫県でも見かける。休堂、茶堂、大師堂、阿弥陀堂ともいわれている。
四国は八十八か所巡礼もありまだ茅葺のお堂が残されている。
愛媛の野村町のはてっぺんに大きな陶器の壷が乗っている。高知県の梼原町は坂本龍馬脱藩の道に茶堂がある。
辻堂は休息、親睦、社交、信仰の場として造られたそうだ。地蔵や弘法大師などを祀ってある。

撮影場所 新見市




撮影場所 富村



撮影場所 賀陽町