みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

女性性機能障害(FSD)とセックスレス~NHK「あさイチ」/梅雨に似合うアジサイの花

2010-06-25 09:22:37 | ジェンダー/上野千鶴子
一昨日、NHKの「あさイチ」で、セックスレスの特集をしていました。
NHKの朝の全国放送でするくらいだから、きっとセックスレスは水面下で増えているのでしょう。

 

「あさイチ」は、男性の性機能障害を主にとりあげていたけれど、
40代(以上)の女性の性機能障害(FSD)も増えているそうです。

NHKの取り組みのことは、新聞やwebでも話題に。

 40代女性のセックスレス事情…未婚の有働アナも興味津々
2010.6.24  産経新聞

 有働由美子アナ 朝っぱらからNHKの有働由美子アナ(41)が「セックス」「結合」などと連呼していたので、驚いた人もいたのではなかろうか。(夕刊フジ)
 朝の情報番組「あさイチ」(NHK総合、月~金曜午前8時15分)が23日放送の回で、夫婦間のセックスレスを特集した。視聴者ターゲット層の40代女性にとっては身近でマジメな問題だが、朝から取り上げるとは何とも柔軟な編成。お父さんが見られなかった大胆なレディース・トークを再録する。
 番組冒頭では、「40代夫婦の6割がセックスレス」という統計結果をVTRで紹介
 「私も、トウがたっている40代。嫁入り前なんですが、あえて取り上げさせていただきます」と番組キャスターの有働アナが宣言し、ゲスト出演した作家の室井佑月(40)、女優の杉本彩(42)、とよた真帆(42)の3人が意見をぶつけ合った。
 室井は「もっと多いかと思いました。私含めて周りは全員セックスレス」と告白。映画や小説でエロスを追求する杉本は「かなり重症。私は、人が幸せになるためセックスが必要と感じている」と嘆き、とよたは「予想通り。家庭環境の影響も大きいと思う」と冷静に分析した。
 40代のセックスレスの既婚女性3人による覆面座談会のVTRでは、「子供が大きくなって夜するチャンスがなくなった」「女として見られていないのかなと感じてしまう」「『したい』と言えない」といった生々しい声が紹介された。
 杉本は「抑圧を感じますね」とやりきれない様子で感想を述べたが、室井は「できないときもあるじゃない?」とセックスに積極的になれない女性の気持ちを代弁。「すっごくめんどくさい。女は手つないで寝るだけでも幸せ十分感じられるんだけど、男のプライドってアソコに直結してたりするんじゃない?」とも語った。
 番組では、男性の勃起障害(ED)や「したくない」「感じない」「痛い」といった女性性機能障害(FSD)の実態のほか、夫婦間のコミュニケーションでセックスレスを解決した実例も紹介された。
 杉本が「いつもと違う自分を演出して、着飾ってどこかに行く妻はミステリアス」と説くと、とよたは「同感! 変わったと見せるのは重要」。室井は「いーや! 普通に仕事、生活して、それだけで大変」と反論していた。
 性の話題には、未婚の有働アナも興味津々の様子。59歳の妻と月1回セックスし、「妻の負担にならないよう潤滑ゼリーを使用しています」という60歳の男性視聴者のファクスを紹介すると、すかさず、ゲストの泌尿器科医の関口由紀氏に「どこで買えるんですか?」と視聴者に代わって質問していた。
 性の探求に積極的なアラフォー女性たちを前にタジタジだったのが、男性キャスターの柳澤秀夫解説委員(56)とV6の井ノ原快彦(34)だ。特に井ノ原は女優の瀬戸朝香(33)と結婚3年目で、今年3月にパパになったばかり。これからセックスレスに悩む場面があるかも?!

 この日、NHKでは「あさイチ」と連動して、夜は教育テレビ「福祉ネットワーク」(月~木曜午後8時)でもセックスレスを特集する念の入れようで、少子化対策をバックアップか。


「少子化対策」って、40代(以上)はもう子作りのセックスは卒業していると思うんだけど・・・
それで、「セックスレス」になって悩んでいるわけでしょ。

「あさイチ」に連動していると予告されていたので、
昨夜の「福祉ネットワーク」もちゃんとみました。


「福祉ネットワーク」2010年6月24日(木) 再放送:7月1日(木)
セックスレスと女性のこころ 第2回 性機能障害


【内容】
40代女性の心と体の悩みに向き合うシリーズ「キラキラ40」。6月のテーマは「セックスレス」。40代女性のセックスの悩みとは、パートナーとの精神的なつながりや今後の生き方にかかわるものであり、深刻化すれば「うつ」などの「心のトラブル」も引き起こしかねません。

第2回は、女性版のEDともいえる、女性性機能障害(FSD)についてお伝えします。子宮頸(けい)ガンなど、手術後の性交渉の悩み等の「身体的FSD」、そして、ストレスや過去の性体験の心の傷などで生じる「心理的FSD」について、女性たちの悩みに迫り、専門家をまじえ、向き合い方や解決のヒントをお伝えします。

【出演者】大川 玲子さん(国立病院機構千葉医療センター・産婦人科医長)

(関連情報)
【「セックスレス」の定義について】
日本性科学会が医学的に定義しています。
「決まった性的パートナーがいて、特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交、あるいはセクシャル・コンタクトが一か月以上なく、その後も同じ状態が長期にわたることが予想される場合」

【FSDについて】
女性性機能障害(Female Sexual Dysfunction)。
「性機能障害」とは男女ともに当てはまる定義で、性的反応の障害を指す。正常な性的反応とは、性欲があり、適切な環境があれば欲情し、性的な行為のときに心や体が興奮反応をおこし、うまくピークを迎えればオーガズムに達するが、そのどこかがうまくいかない場合。それが度重なり、本人が苦痛を感じたり、パートナーシップに問題が起こったりする場合を「性機能障害」という。男性の場合はED(勃起障害)という言葉で注目されるようになってきたが、それに対し、女性の側に特化して状態を示した言葉。

【FSDなど性に関する悩みの相談窓口について】
「日本性科学会カウンセリング室」
医師や臨床心理士などの専門家が、性の悩みについて相談・治療を行っています。
日本性科学会のホームページから、電話またはメールで予約ができます。
http://www14.plala.or.jp/jsss/(NHKサイトを離れます。)
※電話では直接の悩み相談は受けませんが、カウンセリングの予約についてのご相談や、全国のカウンセラーの紹介をしています。

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「福祉ネットワーク」2010年6月23日(水) 再放送:6月30日(水)
セックスレスと女性のこころ 第1回 相手から拒まれた?



番組で登場した女性泌尿器科の医師は、ご自身もセックスレスの経験がある、とのことで、
1)スキンシップをする
2)非日常を演出する
3)して欲しいことを口に出して話す
ということをして、セックスレスをなおした、そうです。

この「福祉ネットワーク」を見たのは、「非日常」空間のホテル・ナガシマ(笑)。
その後見たのは、「素直になれなくて」の最終回でした。


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我が家に咲く花。
トケイソウ
  

花が咲き終わった鉢を購入して、地面におろして育てたアジサイ。
  

  

  

真っ白な大輪アジサイ・アナベル


今回のわたしたちの「非日常」の目的は、ジャマがはいらないところで、
ふたりで、今年度の選挙講座のスケジュールと内容を詰めること。

5回連続の選挙講座の構成も無事決まり、
今日は「なばなの里」で、「アジサイ・はなしょうぶまつり」を見る予定です。


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