みどりの一期一会

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カレー作り置きで食中毒 熱に強い菌が残り増殖//アニサキス 生の魚介類で猛威 10年で20倍

2017-05-11 21:25:00 | ほん/新聞/ニュース
6本あるキウイフルーツの真ん中に植えた
「ゴールデンキング」に花が咲きました。
  
4センチほどの黄色い花で、キウイの花を見るのは初めてです。
ゴールデンキングは雌なのでおしべはないようです。

オスの「早雄(ソウユウ)」の花が咲いて受粉するのですが、
雄の木はまだつぼみで花が咲いていません。

キウイフルーツの横にはトマトが植えてあります。
トマト畑の西には、田中ビワの木。

実が凍みずに大きくなっています。
  
茶色くなったり、小さい実は摘果して、きれいな実だけ残しました。
茂木ビワより実が大きくて、房咲きなので袋がかけやすそうです。

東のほうの倉庫の南には、アスパラガス畑。

アスパラガスの横には、ビバーナムの仲間のガマズミが咲いています。

白い小花が10センチほどにかたまって咲き、
よい香りがします。
  


花が咲いていないときは地味な木で、
大きくなって歩くのにジャマになるので、
花後に切り詰めようと思っています。

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ところで、
5月の中旬にもなると気温が上がって、
真夏日野ニュースも聞くようになり食中毒も出はじめます。
ということで、中日新聞と毎日新聞の食中毒の記事を紹介します。

  カレー作り置きで食中毒 熱に強い菌が残り増殖
2017年5月9日 中日新聞

 二日目のカレーはおいしいといわれるが、作り置きが原因の食中毒が各地で起きている。食品中で増えたウエルシュ菌によるものだ。厚生労働省によると、昨年の発生件数は三十一件(患者数千四百十一人)。この菌には熱に強いタイプもあり、「火を通したから安全」と考えるのは禁物だ。

 今年三月、東京都世田谷区の幼稚園で昼食にカレーライスを食べた園児ら七十六人が、下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えた。保健所によると、複数の患者の便からウエルシュ菌を検出。都福祉保健局によると、カレーは前日に園児らが調理し、一晩置かれたものだった。

 ウエルシュ菌は人や動物の腸管、土壌、食品など自然界に広く分布。食品では特に肉に多く、菌が大量に増殖した状態で人が食べると小腸内でさらに増え、毒素を出して腹痛や下痢を引き起こす場合がある。潜伏期間は六~十八時間。症状は一~二日で回復するが、持病のある人などはまれに重症化するという。

 都健康安全研究センターの小沢悠作さんによると、ウエルシュ菌は加熱すると死滅するが、中には熱に強い殻で覆われた「芽胞(がほう)」を作り、生き残る菌がある。耐熱性の高い芽胞は一〇〇度で一時間以上の加熱にも耐えられる。

 調理後すぐに食べれば良いが、常温で保存すると温度が下がる途中で、生き残った菌が急激に増えることがある。増殖する温度は一二~五〇度で、特に四三~四五度で増えやすい。

 小沢さんは「大量のカレーやシチューなど、とろみのあるものは中心部分の温度がゆっくりと下がり、菌の増えやすい状態が長く続く」と指摘。またウエルシュ菌は酸素のない状態を好んで増殖するが、大量調理された食品の中心部は酸素のない状態になりやすい。

 前述の幼稚園のカレーは調理後、二つのずんどう鍋に入ったまま室温で一晩置かれていた。職員が再加熱したが、弱火だったため不十分だったとみられる。菌が増殖しても見た目やにおいは変わらない。

 滋賀県守山市でも三月、給食弁当業者が当日朝に調理して常温で保管していた昼食用カレーで七十七人がウエルシュ菌食中毒になった。筑前煮など肉と野菜を使った煮物でも起こる。

 耐熱性の芽胞を形成したり、熱に強い毒素を出したりする菌はウエルシュ菌以外にもある=表参照。

 ウエルシュ菌には▽大量調理を避ける▽調理後は早く食べる▽保存する場合は早く冷めるよう容器に小分けし、冷蔵庫に入れる▽再加熱の際は鍋に移して火にかけ、よく混ぜて空気に触れさせ、温度のむらをなくす-などがポイントだ。

 おいしさと安全は両立できるのか。東京家政大大学院の長尾慶子客員教授(調理科学)は「カレーを冷蔵庫で低温保存しても、一晩あれば、味は具材の内部まで均質に浸透すると考えられます」。煮物は具材を小さく、薄く切れば、温度が早く下がり、味も均等に染みやすいという。
 (竹上順子) 


  食中毒:アニサキス 生の魚介類で猛威 10年で20倍
毎日新聞2017年5月8日

 生の魚介類に付いている寄生虫「アニサキス」による食中毒の報告件数が急増している。厚生労働省の統計によると、2007年は6件だった報告件数は16年に20倍以上の124件に増え、食中毒の原因物質としてはノロウイルスとカンピロバクター菌に次いで3番目に多い。「報告は氷山の一角」との指摘もあり、専門家が注意を呼び掛けている。

 アニサキスは、幼虫(体長2~3センチ)が魚介類の内臓に寄生し、鮮度が落ちると筋肉に移動しやすい。人がそれを生で食べると、数時間後から激しい腹痛や嘔吐(おうと)などの症状が出る。原因食品はサバが最も多く、サンマやサケ、アジ、イカなどでも起こる。シメサバによる報告も目立つように、酢では予防できない。

 ここ10年ほどの報告急増は、13年から法令改正でアニサキスによる食中毒が届け出対象に明示されたのも一因だが、背景にあるのが生の魚介類の流通の多様化だ。大手の量販店や鮮魚専門店が市場の競りを介さず産地の業者から直接買い付ける「相対取引」などが盛んになり、消費者の口に入るまでの経路が複雑になっている。

 国立感染症研究所の杉山広・前寄生動物部第二室長が約33万人の診療報酬明細書(レセプト)のデータを使って推計したところ、年間発生数は約7000件に上った。杉山さんは「アニサキスの食中毒を防ぐには加熱するか、マイナス20度以下で24時間以上冷凍すること」と管理の徹底を訴える。海外では、生食用の魚の冷凍保存を義務づける国もあるという。

 厚労省などは、消費者には▽鮮度の良いものを選ぶ▽速やかに内臓を取り除く▽内臓を生で食べない--といった対策を呼び掛けている。刺し身を食べる時は、細かく砕くようによくかむことも大事だという。【下桐実雅子】


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