みどりの一期一会

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女性議員割合100位ランキング(女性参政資料集2007年版)/山県のごみ処理訴訟「棄却」に

2009-12-19 07:00:00 | ジェンダー/上野千鶴子
静岡の講座で、全国の地方議会の女性議員の現状にも触れたいと、資料を探していたら、
ちょうどP-WANの全国女性議員リストのアップに使っている市川房枝記念会発行の
『女性参政資料集2007年版 全地方議会女性議員の現状』の前半に、
「女性議員進出度マップ」や、議会別や党派別の女性議員数などがありました。

この『女性参政資料集』は、4年の統一自治体選挙ごとに発行されます。

全国的な調査をしているところは少ないので、貴重な統計資料ですが、
数字を精査・分析すると、いろいろおもしろいことがわかります。

今日の資料として使うのですが、一部紹介します。

『女性参政資料集2007年版 
全地方議会女性議員の現状』   女性議員進出度マップ
    

地方議会女性議員の割合上位100位ランキング
   
(市川房枝記念会調べ)


女性議員が多いのは、やはり関東・関西の都市部。
最後の「地方議会女性議員の割合上位100位ランキング」の最高は、
神奈川県大磯町で、50.0パーセントです。

統一選から2年たっているので、いまはどういう状況かは分かりませんが、
総務省が毎年、データをとっていて、昨年末の女性議員数がアップされています。

地方公共団体における男女共同参画社会の形成又は
女性に関する施策の推進状況について(概要)(PDFファイル)






自民から民主に政権交代して国政の流れがかわったので、
地方議会も、2011年の統一選で流れを変えたいですね。

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ところで、一昨日、岐阜地裁で、山県市の処理計画の差し止めを求めた住民訴訟の判決がありました。
判決は、「却下」と「棄却」。

負けた裁判なので、悔しいのですが、毎日新聞の記事を紹介します。

山県のごみ処理訴訟:単独への切り替え計画、差し止め請求棄却 /岐阜
毎日新聞 2009年12月17日 地方版
 山県市が生活ごみの処理方法を広域から市単独処理に切り替えるのは非経済的で違法として、寺町知正市議ら住民6人が平野元市長を相手取り、同市のごみ処理計画の差し止めなどを求めた住民訴訟の判決が16日、岐阜地裁であった。内田計一裁判長は「市で広域化の計画が実現できなかったこともやむを得ない」として原告の請求を棄却した。
 判決によると、同市は10年3月まで、ごみ処理を岐阜市の焼却施設に委託している。岐阜市と協議した結果、同年4月以降も広域処理を続けるなら、山県市内に新たに焼却炉を建設し、岐阜市のごみも合わせて処理するよう求められた。平野市長は「市の4倍以上のごみを排出する岐阜市のごみの受け入れは、住民の理解を得るのが困難」と判断した。判決は「ごみ焼却炉の建設地をめぐって岐阜市との協議が決裂したため、単独処理計画を遂行したことが認められる」とした。【鈴木敬子】


外は雪。
これから、静岡県男女共同参画センター「あざれあ交流会議」主催の
イベントに行ってきます。

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