マキペディア(発行人・牧野紀之)

本当の百科事典を考える

広葉樹の森づくり、遠州灘海岸沿いに植樹

2013年06月08日 | ハ行
 津波対策で浜松市の遠州灘海岸沿いに広葉樹の森づくりを目指す、市内のNPO法人「縄文楽校」の植樹活動が2日、南区松島町の乗馬場で始まった。親子連れなど約110人が苗木320本を植えた。

 宮脇昭・横浜国立大名誉教授が提唱する「森の防潮堤」を実践しようと、「KALA(カラ)プロジェクト」と銘打って植樹を計画。KALAは助詞「から」が持続性や永続性を象徴し、記号「~」が波の形に似ているとの発想から名づけたという。

 苗木はタブノキやシラカシなど在来種の十八種類を用意。密植、混植による強い森づくりの説明に続き、海岸から約四百メートルにある乗馬場の四カ所に分かれ、高さ三十~五十センチほどの苗木を植え付けた。

 縄文楽校は今後、海岸の防災保安林を管理する県や市の協力も得て、市内の海岸沿いに広く植樹場所を確保したい考え。鈴木清子理事長は「『みんなの防潮堤』として親しまれるよう地元住民や行政と一緒に進めていきたい」と話している。(中日新聞、6月3日。赤川肇)

 感想

 「何も決まってない」という煙幕を張りながらゴリゴリ推し進めている川勝知事の「クロマツ防潮堤」に声高に反対するのではなく、行動で対案を示している団体があります。

 秋にはここの近くの浜松市立南の星小学校でも同じような事をする予定のようです。

    関連サイト

縄文楽校