やっと分解できたAS1のボトムケースに錆取り液（フューエルタンク用）を一晩入れておいたら、気持ち
よく綺麗になっていた。
もっともフューエルタンクに比べると容量が少なくてすむので、ちょっち濃い目にしたんだよね。
錆で汚れていたオイルシールも交換して、各部品もクリーニングしたので組み上げようとしたら・・・
ボトムケースにスライドメタルが入らない・・・
とにかく・・・入らない
寸法を測ってみると、かなり強引に押し込まないと入らない感じ？
どうやらボトムケース上端に内側にもメッキが付いているようだったので、例のジェットモグラでかなり
テンションをかけて研磨して何とか入れることができた。
今考えると、抜くのに苦労したのは錆や液体パッキンではなくメッキでキツキツになっていたのかもね。
さて、組み上げようと作業を進めると、こんどは右側のメッキリングが最後まで入っていかない。
規定位置の10ミリくらい前で止まる・・・
手持ちのメッキリングでも試したけど、やはり同じ場所から全くネジ込める気配がない。
つまりメッキリング内側のオーリングに到達する前に止まってしまう。
左右の部品は分けて保管しているので、逆に組むはずはないし・・・（もっとも左右共通だけどね）
色々考えたんだけど、これもボトムケース外側のメッキが厚くきつくなっているようだった。
そういえば、右側のメッキリングってやけに簡単に緩んだんだよなぁ
もしかしたら最後まで締めこまれていなかったんぢゃないのか？
どう考えても締めていたとは思えないもん！
そうなると簡単に緩んだのも、つじつまが合うもんなぁ
つまり右側のフロントフォークは最後までメッキリングが締めこまれていなかったと思われる。
その結果、伸びきった時点でスライドメタルが遊んでしまうので、ガタガタしていたのかも？
確かにフロントを沈めてから勢い良く延ばすと、右のフロントフォークから「カツン！」って音がしていた。
最初はダンパーオイルが減っているからだと思っていたけど、オイルは10cc位しか減っていなかった。
写真には撮らなかったけど、右側スライドメタルの外周にちょうど10ミリくらいの箇所に綺麗に跡が
残っていたっけ。
最終的にはここまで削って組み上げることができた。
文章にすると簡単みたいだけど、今日だけで4時間くらいかかってしまった・・・
昼飯食いそこねたし・・・
と言うことで、フロント周りは組みあがった。
あ～ぁ、疲れた・・・
