〔15.5.09.日経新聞:マーケット総合1面〕

<株式>反発、上げ幅は一時160円超
日経平均株価は反発し、上げ幅は一時160円を超えた。前日の米国株式相場の上昇などで投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。前日までに4月23日の年初来高値から900円近く下げたこともあり、目先の自律反発を狙った買いが入った。日本時間8日夜に4月の米雇用統計の発表を控えて様子見気分は強く、大引けにかけて伸び悩む展開になった。
好業績期待からソフトバンクやホンダ、富士重などが上昇。金融株を物色する流れも強まり、三菱UFJや三井住友FGなど軒並み買われ、第一生命が年初来高値を更新した。半面、業種別日経平均では「石油」や「鉱業」の下げが目立った。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに4営業日ぶりに反発した。
日経ジャスダック平均株価は続伸。東証マザーズ指数は6日ぶりに反発した。
<為替>円反落、120円00~01銭
円相場は反落した。午後5時時点では1ドル=120円00~01銭と、前日比62銭の円安・ドル高だった。米雇用情勢の改善を示す前日の経済指標を材料に円売り・ドル買いが先行した。日経平均株価の上昇でリスク投資への意欲が高まった投資家が、円を売りドルなどを買う場面もみられた。
7日投開票の英総選挙で与党・保守党が勝利を収めたと伝わり、政権安定への期待から英ポンドが対円で買われ、円売り・ドル買いに波及した面もあるようだ。円はユーロに対しては5営業日ぶりに反発した。


<株式>反発、上げ幅は一時160円超
日経平均株価は反発し、上げ幅は一時160円を超えた。前日の米国株式相場の上昇などで投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。前日までに4月23日の年初来高値から900円近く下げたこともあり、目先の自律反発を狙った買いが入った。日本時間8日夜に4月の米雇用統計の発表を控えて様子見気分は強く、大引けにかけて伸び悩む展開になった。
好業績期待からソフトバンクやホンダ、富士重などが上昇。金融株を物色する流れも強まり、三菱UFJや三井住友FGなど軒並み買われ、第一生命が年初来高値を更新した。半面、業種別日経平均では「石油」や「鉱業」の下げが目立った。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに4営業日ぶりに反発した。
日経ジャスダック平均株価は続伸。東証マザーズ指数は6日ぶりに反発した。
<為替>円反落、120円00~01銭
円相場は反落した。午後5時時点では1ドル=120円00~01銭と、前日比62銭の円安・ドル高だった。米雇用情勢の改善を示す前日の経済指標を材料に円売り・ドル買いが先行した。日経平均株価の上昇でリスク投資への意欲が高まった投資家が、円を売りドルなどを買う場面もみられた。
7日投開票の英総選挙で与党・保守党が勝利を収めたと伝わり、政権安定への期待から英ポンドが対円で買われ、円売り・ドル買いに波及した面もあるようだ。円はユーロに対しては5営業日ぶりに反発した。