男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

おかゆを炊く

2008年03月12日 | ご飯類
1月末に食道ガンのオペを受けた後、「番外」として皆さんに
早期発見のため「内視鏡検診」をお勧めしました。
大方の方から人間ドックでの検診を「胃透視から胃カメラにする」
など真摯な返信を頂きました。

胃カメラ検診のときは、受ける前に「食道もしっかり診てくれ」と
オプションをして下さい。
通常胃カメラ検診で、胃の内視鏡検査を受けたら、カメラを
ゆっくりと引き抜いてもらいながら、食道を診てもらって下さい。

本当は「食事のとき何か違和感がある・・」とか言って、
ドックではなく外来診断を受ける方がよろしいのですが・・・。

2月末に経過検査を受け、順調に回復している・・との診断でした。
食事は、まだ「おかゆ」を食べています。

おかゆを炊くのは案外とむつかしいものです。
私のうちではおかゆは私の得意分野で、家人は苦手でした。
今回しかたなく炊くので大分上手になりました。

夫婦二人しかいない家庭で、奥様が(発熱などで)寝込んだとき、
ご主人がおかゆを炊くことができたら、奥様に随分感謝されることでしょう。

そのときのために・・・と思いこのレシピを書きました。
「いざ鎌倉!」と言うときの参考になさって下さい。

  おかゆを炊くのは簡単なようで難しいものです。
  炊飯釜でも炊くことはできますが、土鍋でじっくり時間をかけて
  炊くおかゆの方が美味しいです。
  レシピのおかゆは「5分かゆ」くらいの水分が多いおかゆです。
  米から時間をかけて炊くおかゆは「おねば」がたっぷり出てきます。
  全かゆレシピで炊いた汁気の少ないおかゆより、このレシピで作った
  おかゆは口当たりが良くわたしの好きなおかゆです。
  水の量を加減して好みの柔らかさを試してください。


材料   
   米   50g
   水   550cc

作り方
洗ったお米と分量の水を鍋(土鍋がベター)に入れて中火にかける。
沸騰したら、少し火を弱めてゆっくり炊いて行く。
お米が表面近くまで浮き上がる程度(煮えこぼれないように)にコトコトと炊く。
時々お玉杓子で底からかき混ぜる。
(弱火に近い火力で炊いているので、米が底に沈んで焦げつくのを防ぐ。)

40~50分炊き続けると、米の粒がふくらんで花が咲いたようになる。
このころ火からおろして、全体を良くかき混ぜて7~8分置く。
(余熱で米粒が水分を吸って大きくふくらむ)

お玉杓子で底からざっくり混ぜて食べ頃になるまで冷ましてから器に盛る。

 冷たくなったご飯を水で洗ってご飯粒をパラパラにしてからサッと炊くおかゆはさらっとしていて口あたりが良く
 これはこれで手軽にできて美味しいものです。
 水の代わりに香り高い「ほうじ茶」をベースにした「茶がゆ」はまた格別で、これは夏の朝にもよろしいものです。
 わたくしは「茶がゆ」は米から炊くよりもご飯のぬめりを取ってから炊く「さらっと」した方が好きですが
 これは人それぞれの好みですね。
 出汁に淡口醤油・酒などで味つけして、ぬめりを取ってパラパラにしたご飯を炊くのが「雑炊」。
 溶き卵を流した「たまご雑炊」は、消化がよく温まるので冬の夜食に喜ばれます。

<おかゆ色々>
全かゆ 米1に対し 水5
3分かゆ       水15
7分かゆ      水7
5分かゆ      水10
おもゆ      水4
中華かゆ      水13


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