男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

海苔の佃煮

2008年03月13日 | 魚介類
温かいごはんに「海苔の佃煮」はおいしいものですね。
のどごしが良いので「おかゆ」にも良く合います。

北大路魯山人の著書の中に「海苔の佃煮」の作り方を書いた
一節があって、それを思い出しながら作ったのがこのレシピです。
自分で作ると塩分など自由に調整できて、美味しいのができます。

同じ著書の一節に「車えびの佃煮」と言うのがあって、
活けの車えびを惜しげもなく使うので、まだ作ったことがありません。
流石の魯山人も「この佃煮を作るのは度胸が要る」と書いています。
なんでも活きの良い上等の車えびを「醤油」と「酒」と「みりん」で炊く・・・
それを温かいごはんに乗せてお茶漬けで食べるのだそうです。

海苔の佃煮は生の海苔を使うのがベストですが、一般には手に入りにくいので、板海苔を使いました。
佃煮にするのだから、海苔巻き用の上等なものは必要ありません。
「すしはね」として売っている焼き海苔で充分ですが、香りの良い新海苔を使います


材料

のり 10枚 レンジにかけて 20g
たまり醤油 30cc
濃口醤油 30cc
日本酒 250cc
創味つゆ 10cc
みりん 20cc
鰹まる(出汁の素) 小さじ1
さとう 少々

作り方
① 煮汁を作る

分量の日本酒とみりんを鍋に入れて中火にかけて
ゆっくりとアルコール分を飛ばす。
たまり醤油・創味つゆ・濃口醤油・鰹まるを加え
全体をかきまぜて味見して、甘味が欲しければ
砂糖少々を加える。

② 海苔を細かく揉みつぶす
細かく(指で)千切っても良いが、火取った海苔を
冷まして、4つに折りたたんで布巾に包んで
揉みつぶすと手早くきれいにできる。
火取り→もち焼き網を中火にかけて熱し、のりを
  2枚重ねにして焦げないようにあぶる。
  (海苔は直ぐに焦げるので焼き網の上で2~3秒
   四隅から泳がせるようにしてあぶる。)

③ 海苔を煮る
揉みつぶした海苔を煮汁の鍋に入れて弱火で煮汁が
なくなるまで煮詰めて出来上がり。

   このレシピで作った「海苔の佃煮」は出来上がり280gでした。
   使った調味料の塩の量は9g、塩分は0.32%です。
   低塩分に抑えた佃煮なので、安心してたっぷりと食べられます。


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