工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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WEリーグ新規参入はハードルが高すぎる

2022年05月26日 20時45分45秒 | サッカー馬鹿
今年もこの季節がやって参りました。WEリーグより2023-2024シーズンからの新規参入クラブを募集するというリリースがございました。


WEリーグは昨シーズンも新規参入クラブの募集を行っております。その際は大和シルフィードさん(現なでしこ2部)、伊賀FCくノ一三重さん(同1部)、スフィーダ世田谷FCさん(同1部)の3クラブが新規参入申請を行いましたが、ハード面と財務面を理由に全クラブが落選。今秋から始まるWEリーグ2年目2022-2023シーズンも現状維持の11クラブでのリーグ戦となることが決まっています。

WEリーグ入会審査の結果は・・・ - 工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

WEリーグ入会審査の結果は・・・ - 工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

今月開幕した女子プロサッカーリーグ『WEリーグ』。初年度は11クラブでスタートしましたが、今後しばらくは毎シーズン新入会クラブを加えて拡大路線を辿る予定となっており...

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財務面はクラブの自助努力で何とかクリアできるでしょうけど、ハード面は行政の協力なしでは実現が難しい部分です。でも基本的にデーゲームなのだから照明施設は必要ないでしょうし、観客動員数だって1年目の今季は1試合平均1500人ちょっとです。これはずっと言い続けていることですけど、5000人以上のキャパが本当に必要なのか、今でも疑問が残ります。
11クラブで奇数のままではほぼ毎節暫定順位しか出ない等いろいろと問題が生じます。参入条件を見直し、もう少し現実路線で進まなければ、より女子サッカー離れを加速させてしまう結果にもなりかねないと危惧しています。

いろいろと細かい規定はあるものの、WEリーグ参入申請は財務面とハード面さえクリアできれば現在の所属カテゴリは不問です(新規立ち上げもOK)。なでしこリーグクラブではなくとも、条件さえ揃えてプロクラブを立ち上げ、安定した運営ができれば、誰でも、すぐにでもWEリーグクラブを目指すことができます。
男子クラブが一からクラブを立ち上げてJを目指すとなるとかなりの時間と労力、そして多額のお金が必要になりますが、女子プロサッカークラブの場合は年間運営費4億円もあれば強豪クラブと肩を並べる財力です。サッカーで町興しを考えている地域とかサッカークラブ運営に携わりたいと考えている企業などは、女子サッカーへの新規参入も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

ちなみにですが、我が家の娘がお世話になっているつくばFCレディースは、今のところWEリーグ参入は現実的には考えていない様子です。まずはなでしこリーグ2部に定着、そして1部昇格を目指すのが現実路線のようです。
ただ、男子はJFL昇格やその先も目指していますから、近い将来クラブハウスを新設したり、競技場を確保(行政への働きかけや、最終的には自前での競技場建設も)する計画はあるようです。
男子も女子も、とりあえずハード面ではいつでも上を目指す準備はしておきたいものですね。
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