般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2023-03-30 | Weblog

 五岳山
 3月28日 JRみの~五岳山~善通寺~JR善通寺==坂出

 先日来の雨のため大丈夫だろうかと心配していましたが、山道はほとんど乾いていて案ずることはありませんでした。
五岳山へ行ってきました。
今は暑くもなく、寒くもなく、蜘蛛の巣もなく、蚊もいなく、桜が咲き、いたるところが若草色で埋め尽くされており、ウォーキングには最適の季節です。
 中山で逆方向に縦走している高齢の男性、つやのある立派な木の杖を手にしていました。奥の院、いつも参拝しているという地元の中高年男女十数名、本坊への急坂では顔を覚えてくれていたおじいさんとおばあさん、我拝師山上り、トレッキングの若い女性一人、すごい。平日でしたからあまり人には出会わないと思っていたのですが、やはり春日和、みんな出かけたくなるようです。
 出釈迦寺、善通寺ではお遍路さんも大勢訪れていました。
みなさん、春の楽しい思い出を作りながら次の札所へ足を延ばしていくのでしょう。
 JR善通寺駅で大阪から来られたというお遍路さんにお会いました。
今回はJR詫間から善通寺 (弥谷寺~曼荼羅寺~出釈迦寺~甲山寺~善通寺) まで歩かれたとのこと。前回は歩きで一周されたそうですが、今回は脚を痛めたため、JRも利用しての区間打ちだそうです。これから高速バスで帰阪されるそうでJR金蔵寺駅まで一緒させてもらいました。お遍路の話をいろいろ聞かせてもらいました。
 それはそうとして、いつも思っていたことですが、グループで登山しているときとひとりで登っているときを比べると同じコースでも確かにひとりの方が時間がかかっています。グループで登っているときには、グループのペースに合わせていますが、それだけが原因ではないようです。今回その原因が判りました。
グループで登り、下りするときには無意識に前の人の足跡をたどっていたのです。次はあの石に足を掛けて、次はこの岩、次はこの根の窪み、というふうに前の人の足をそのままトレースしていました。そして前の人がつまづいたり、戸惑ったりしたところだけを自分にあったステップを考えればよかったのです。
ところがひとりのときはすべてのステップを自分で考えなければなりません。気の休まることがありません。ひとつ間違えれば転び運悪くすれば怪我につながります。一歩、一歩が危険と隣り合わせなのです。
良く考えれば、それだけ頭を使っているのですが、それだけ時間がかかっていたのです。
 断っておきます。時間がかかることが悪いと言っているのではありません。一歩、一歩一生懸命に考えながら足を踏み出している間、他のこと、日常生活の雑踏を避け、わずらわしさをすべて忘れていることに気づきました。これが山歩きの魅力のひとつなのでしょう。














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2023-03-28 | Weblog

 「マンガで読む14歳のための現代物理学と般若心経」
   (佐治 晴夫著 春秋社 2021/10/31 P.245)




 横田南陵花園大学総長の公開講座「禅とこころ 般若心経に学ぶ」の講義で紹介されていましたので、図書館で借りました。
 筆者は東京大学物性研究所、松下電器東京研究所などを経て、現在、大阪音楽大学客員教授、北海道・美宙(MISORA)天文台台長などの要職に就く。量子論的無からの宇宙創生に関わる「ゆらぎ」の理論研究の第一人者。1977年NASAのボイジャー計画でバッハの曲をゴールデンレコードに収録する提案を行っています。

 
6時間の授業として説いています。

キーワード、キーポイント

1時限目
夜はなぜくらいのか

2時限目
相対性理論
宇宙は膨張している
宇宙の中心はあなたであり、宇宙の端はまたあなたでもある

3時限目
宇宙の始まりを解く量子力学と相対性理論
不確定性原理
虚数時間から実数時間の世界へ

4時限目
般若心経は難解なお経ではないのです

 
色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是
生きているとは考えることである
科学と宗教
「現代科学に欠けているものを埋め合わせてくれる宗教があるとすれば、それは仏教である」アインシュタイン

5時限目
是諸法空相
ブッダの認識論

6時限目
真言、マントラの効果
最近の脳科学の研究でもサンスクリット語で、真言をとなえることで、脳の一部に変化が起こり、活性化されていることが、MRI診断などで報告されている
昔から般若心経は意味を知らないでも般若心経を唱えるだけで効果があるといわれている
真言はサンスクリット語で唱えられるため、これらの効果はサンスクリット効果と呼ばれている。

補講
星のかけらとしての私たち

 「現代物理学と仏教」、「14歳」、「マンガ」というタイトルに魅力を感じました。
なるほどと感じるところがありました。

 この本を読んでいた3月15日、糸井重里さんのブログに『13歳からの地政学』の本の紹介がありました。
ちょうど私が考えていたこととぴったりでしたので、引用します。

※※※※※
・「ほぼ日」にも何度か登場してくださっている田中孝幸さんの『13歳からの地政学』が売れている。発売からもう1年経ったけれど、まだずっと読まれている。1年前とはウクライナでの侵攻がはじまった時期だ。
「地政学」ということばは聞いたことがあっても、どこを入り口に、なにを知ったらいいのか、多くの人はわからないままだったと思う。そういうぼくもそのひとりだった。ところが、ロシアが侵攻したことで、ぼくらの「いつか知りたいこと」が「いま知りたいこと」になった。13歳からのというタイトルだけれど、この本が、ぼくの「地政学」の入門になったし、基礎知識になった。
本を検索するときに「13歳」と入力すると、とてもたくさんの本が紹介される。
これは、13歳あたりの人たちに読んでほしいもの、という形式で書かれているのだけれど、実際には「(13歳)からの」大人が買っていると思う。
13歳の学力で理解できるように書かれたものなら、それは大人でも手を出しやすいし読みやすいからだ。これが、いまの時代の知識の伝わり方なのだろう。
同じように、「マンガ」というかたちでさまざまなテーマを表現するものもとても多い。マンガにすれば、多くの人たちが読んでくれる。
「13歳から」だとか「マンガ」だとか、
日本の人たちの知的水準が低下したのではないか、と、もしかしたら怒っている人もいるかもしれない。
「13歳」や「マンガ」のいいものは、何十倍もいいよね。
3/15 糸井重里 ほぼ日
※※※※※


今日は これから五岳山へ行ってきます。

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2023-03-26 | Weblog

 切り干し大根

 また今年も切り干し大根を作りました。今年は賽の目と輪切りも試してみました。
 どこの地方だったか忘れましたが、はりはり漬けの切り干し大根が学校給食で評判がよいとテレビで放送していました。1センチほどの賽の目に切った大根を干し、だし醤油に漬け、ごはんに混ぜ込んだものです。
まだ試してはいませんが、いかにも美味しそうです。
 輪切りのものは煮物にしても、はりはり漬けにしても食欲をそそられます。




賽の目大根を 干している所です


賽の目出来上がり大根6本分

 ところで、出来上がった切り干し大根を前にふと思いました。
市の食育プロジェクトで「野菜を1日350g食べよう」というキャンペーン実施中です。切り干し大根を350g ? 当然350gは干す前の値です。とすると干す前と後との換算係数があればよいのではないか。
両手で持ちかねる大根が干すと指2本で持ち上げられます。ネットで見るといろいろなサイトがあり4~6%のようです。
次回、作るときに確認してみようかと思います。
 もっとも、「野菜を350g」は大根だけで350gという意味ではないとは思いますが。

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2023-03-24 | Weblog

 「ぼけ老人」 新聞の写真から思ったこと あれこれ

 

 先週の朝日新聞土曜日版be 「サザエさんをさがして」に掲載された写真(1983年)です。ここは東京都社会福祉協議会内の事務室。入口のパネルに「ぼけ老人てれほん相談」と書かれています。今、「ぼけ老人」などと言ったら大変なことになります。写真は40年ほど前、当時は普通に使われていたようです。
 その頃、‟ぼけ„は医療、介護の分野では‟痴呆„とか‟痴呆症„と呼ばれていました。その後、‟痴呆症„という言葉には侮蔑的な表現が含まれているとして問題になり、これを‟認知症„と名称変更しました。現在、‟ぼけ„という言葉は、喧嘩や悪口、自虐的に言う以外には使われなくなりました。あっ!そうそう、漫才やコントでは使われています。
 一方、老人という言葉は「高齢者」とか「シニア」に代えられたりしてもいますが、老人ホーム、老人クラブとか老人憩いの家などと今でも普通に使われています。
でも、日ごろの会話では「老人」「高齢者」「シニア」はあまり使われなく、話し言葉としては「おじいさん」、「おばあさん」でしょう。
私もそのように呼ばれる年ごろになり、最近思うことがあります。
小さい子供に「おじいちゃん」、「おじいさん」と呼ばれるとなんともないのですが、中高年の人から「おじいさん」と呼ばれるとちょっとひっかかるものがあるのです。まだ少し見栄というものがあるのかもしれません。
できれば「・・・さん」と呼んでもらえれば抵抗感がないのですが。
 その点、女性はいいですね。何歳になっても、たとえ80歳、90歳になっても「おねえさん」と呼んで差し障りなく通じるのですから。
そして、もし山で女性のグループに出会ったときは「お嬢さん方」と呼べば喜んでもらえること間違いなしです。





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2023-03-22 | Weblog

 おもちゃかぼちゃ

 「おもちゃかぼちゃ」ご存じでしょうか。径5センチくらいの観賞用のかぼちゃのです。様々な色や形のものがあり、ハロウィンのころ花屋さんの店頭で見かけ、装飾用としてもまたその名のとおり幼児のおもちゃにもなります。
 子供が小さい頃、庭の隅に植えておけば、生垣に蔓を伸ばし実を付けていました。実は固く長期間痛むことがありません。
 その頃、種はサカタが扱っていたのですが、いつの間にか店頭で見かけることがなくなりました。10年ほど前に種屋さんで聞いてみるとサカタが取り扱わなくなったので、今は手に入らないとのことでした。
その後ときどき種屋さんの前を通ると、ひょっとして売っていないか、また苗など売っていないかと覗いてみていたのですが、ありませんでした。
先日ふと思い出してネットを検索してみるとメルカリとかいろいろなサイトで販売されていました。



早速注文し苗床に植えました。

 収穫は秋ごろです。久しぶりのおもちゃかぼちゃ、どのようなものが穫れるか楽しみです。たくさん穫れれば近所の子供たちにプレゼントしようと思っています。

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2023-03-20 | Weblog

 花粉症

 10年ほど前から花粉症の症状が出始めました。それまでは全く症状はなく、仕事をしていた頃、同僚が目を赤くしてティッシュボックスを離さず、医者に通っているのを不思議だとさえ思っていました。ところがそれほどではありませんが、私も春になると目がかゆく、くしゃみ、はなみずが出るようになりました。
 お医者に聞くと人間の体質は年とともに変わり免疫力も変化するもので、そういうこともありうるそうです。皆様よくご存じのことと思いますが、花粉症の薬には症状によりいろいろな種類があり、また花粉の種類によっても異なります。さらに副作用もあるということなので、私は薬をやめてマスク着用を選びました。今は全員がマスクをしていますが、コロナ以前からわが家のタンスの中にはいつも100枚入りのマスクの大きな箱が入っていました。今から思えば花粉症の他にインフルエンザの予防にも役に立っていたのではないかと思っています。
 ところで今年は花粉が例年以上に多く飛散しているそうです。朝暗いうち、近くの山を歩いていると、ライトのビームに縦横無尽に飛び交う無数の微粒子が照らし出されます。そのすべてが花粉だとは限りませんが、朝の「すがすがしく、さわやかな山の空気」などとはとんでもありません。かえって街中のほうが少ないくらいです。無風のときにも同じです。
暗闇の中の強いライトですから粒子が目立つので、粒子の飛散は日中でも同じことだと思います。このすべてを吸い込み、鼻やのどの粘膜に付着していると思うと花粉症もさもありなん、と思います。やはりマスクは必要です。
 もし、暗いときに山に登る機会があれば是非ライトでお試しください。









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2023-03-18 | Weblog

 100円で

 猫の好きな方には申し訳ないのですが、私の家では猫に悩まされています。庭のあちこちに糞を残していくのです。一時、木にぶら下げた一斗缶を猫が通ったときにガシーャンと落とす仕掛けを作り、驚かせると寄りつかなくなっていましたが、冬の間窓を閉め切り、猫の監視を怠っていたため、いつの間にかまた家の周囲が猫の散歩コースになっていました。
ホームセンタで売っている猫の忌避剤は人間にも不快な臭いですし、酢を入れたペットボトルは効果があるようですが、有効面積が狭すぎます。
 これから暖かくなり夜間に鳴き声でも悩まされることになります。そこでコースの一部をドアで遮断しました。



 実はここに使った網戸ですが、50年ほど前に店じまいすることになったホームセンターで1枚100円で売っていたものです。子どもが小さいころだったので大きな虫かごを作ろうと6枚買ってきました。しかし、虫かごは夏の虫の季節以外には無用の長物、置き場所がありません。買ってはみたもののアイデア倒れとなり、物置の隅にしまわれたままになっていました。
幸い日光にさらされていなかったため、網も全く劣化していません。

 猫の通路を遮断して半月ほどが過ぎました。
効果はあるようです。

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2023-03-16 | Weblog

 芝 桜

 昨年から少しずつ準備をしてきた芝桜の苗を今週の日曜日に植えました。


 
昨年も植えたのですが、山から伸びてきた木の根に負けて失敗。
今回は、山側に畔ガードを入れて再挑戦です。
 せっかく植えるのだったら、町内の子どもたちに植えさせれば、花を見るつど「私が植えた花」だとよろこのではないかと、声をかけました。ところが、コロナ規制緩和の話が聞こえてきた最高の陽気の日曜日、それも午後3時から植えるというのに昼過ぎの声かけ、ほとんどの子どもが遊びに出かけていて不在でした。それでも3人が来て苗を植えました。もう少し早く思いついて声を掛けていればと反省。
 今回は山からの木の根に負けることはなく、根付くことを期待しています。

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2023-03-14 | Weblog


 「よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑」
     (大野 萌子著 サンマーク出版 2020.8 p318)



 一昨年のことになりますが、新聞広告に載っていましたので図書館に予約を申し込みました。そのときの順位は269位。やはり評判の本だったようです。
実際に借用できるのは途方もなく先になりそうでしたのでAudioBookを購入しました。図書館の予約はそのままにしていたところ、先月順番が回ってきて借用しました。
 はからずもAudio と紙の本と同じ本を聴きそして読むことになりました。
聴覚と視覚と、内容は全く同じですので、頭に入る情報は同じものでしょうが、やはり一長一短あります。
読み返しの必要があるときは紙の方が断然優れています。また図書館で借りた本の場合はできませんが、自分で買った本には自由に書き込みすることができ、マーキングすることもできます。
(もっとも、この本には重要な箇所には最初からマークがついています)
一方、AudioBookは一般に云われているように好きなときに、場所を選ばずに聴くことができます。時間の有効活用には最適ツールです。
 人によって異なるのかもしれませんが、私は視覚から入力された情報の方が記憶に残りやすいような気がします。ピクチャとしてメモリーされた情報が裏打ちしてくれます。講演会、会議などでプロジェクタやパネルを使用しているのは視覚に訴えているのでしょう。耳から情報を得ることになれていないせいかもしれません。

 ところで、先のとおりこの本を図書館に予約したときの順位は269位。2021年9月1日でした。
順番が来て借用したのが2023年2月26日です。図書館の蔵書は8冊でしたから、一冊の本が269位/8冊=約33人  33人目が私になりますから、33-1=32人の人に読まれて私の手元にきたことになります。
1人の人が何日かけて読んだのかちょっと計算してみると、
2023年2月26日 - 2021年9月1日 = 543日
一人の人に本が割り当てられた期間は543日/32=16.5日 
図書館の間の本の移動と到着連絡から借用までに要した日にちを3日とすると一人が借用した期間は16.5-3=13.5日となります。
借用期限は14日ですから、ほとんどの人が期限いっぱいに借用しているようです。
ついでに平均読書スピードは
318ページ/13.5日=23.6ページ/日

 本書の内容については以前に紹介しましたので割愛しますが、一言で言えば‟一呼吸おいて相手を思って話す„ということだろうと思います。
最終章に「ハラスメント」になりやすい言葉が掲げられています。
現役世代の方々には大変参考になる本です。

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2023-03-12 | Weblog

 ツーデーマーチ

 3月11日、第36回瀬戸内倉敷ツーデーマーチ。新型コロナウイルス感染症のため、4年ぶりの開催です。
例年でしたら、西日本最大のウォーキングイベントで1万人近くが参加しますが、今年は3千人に限定され、主会場での開会式、イベント、やテント村はありません。
5km、10km、20kmコースがあり、各コースとも一斉出発ではなく、時間差出発です。20km連島・水島コースに参加しました。


出発、ゴール地点の倉敷市役所


伊東香織市長の挨拶






厄神社より眺める水島コンビナート


薄田泣菫詩碑
  「ああ、大和にしあらましかば」






チェックポイント 連島西浦小学校
豚汁のお接待休憩


箆取《へらとり》神社へ






水島臨海鉄道脇を


13時40分ゴール


本日の参加者 2,913人



 折り返し地点を過ぎた頃から、広島県福山市から来たという高齢の男性と一緒になりました。関東、東北を除く全国のウォーキング大会(各県毎に大きなウォーキング大会があるそうです)に参加したそうです。5月には毎年参加している福井県三方五湖ツーデーマーチに行く予定とのこと。
 おどろいたのは毎日3万歩を目標にしていることです。確かに日焼けして顔は真っ黒。さらにおどろいたのは20年前に両足の股関節を痛め人工関節を入れていることです。山道や段差の高い階段を除き普通の人と変わりなく歩けるとのこと。
世の中にはすごい人がおられるものです。

雲ひとつない青空、最高のウォーキング日和の一日を楽しみました。