般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2020-07-31 | Weblog

 地獄で仏

 昨日の朝のこと、前日に刈り取った墓地の刈り草をゴミの集積場まで運ぶ予定だった。墓地は小高い山の上にあり曲がりくねった細い道をつたって入口の六地蔵に下る。そこらか自転車に載せて急な坂道約半キロをさらに下る。
 刈り取った草はポリ袋に入れて5つ。袋に詰める都度六地蔵まで1つずつ運ぼうと最初の1つは運んだ。その後1つや2つでは効率が悪いと残り4つをまとめて運ぶことにした。袋の結び目にロープを通し、4つをまとめ、その2つずつを肩の前後に振り分けてかける。1つが10kg弱はあろう、全部で40kg近くになる袋は肩にずしりとひびく。結構大きな袋2つずつを前後に担った恰好は異様であり、周りに人がいればとてもできたものではない。幸い掃除には少し早いのか誰もいないようで、ふらつきながらも無事に六地蔵まで降ろすことができた。
やれやれ一段落と思いきや「大変ですね」と80歳くらいの男性から声をかけられた。どうも下ばかりを見ていて気がつかなかったらしい。「どうするのですか」と続けて聞かれた。「坂の下の集積場まで運びます」と答えると「これから市の処分場まで行くので一緒に運びましょう」と言われた。ゴミ袋5つは結構な量になる。見ず知らずの人にこれだけのものを頼むのは、あまりにも厚かましいのではと、断ったのだが、その男性は「ついでですから」となんども言われ、昼もとっくに過ぎており、ご好意に甘えることにした。
 実は自転車の荷台カゴの左右にゴミ袋2つずつをぶら下げ、駕籠の上に1つまたは2つを載せて毎年、春、盆、暮れに毎回運んでいる。慣れているとはいえ、大変な作業である。もちろん自転車に乗ることはできない。毎回草刈りの作業より運搬の方がきついと思っていたのである。
 地獄で仏に会ったようとは、まさにこのことだ。男性のトラックに袋を積み込み、別れ際に再度お礼を言って頭を下げた。気がつくと両手をあわせていた。

 話は変わるがその後帰宅し、シャワーを浴び、遅い昼食を取り、ウォーキングに出かけた。いつも通る商店街の中の更地になった一角で工事用トラックの後輪がぬかるみに入り出られなくなっている。
バックで出ようと若い男性2人が前を押しているがタイヤは動く気配がない。周りにスコップや角材が散乱しており、かなり苦戦しているようだ。
 昔の仕事柄、このような自動車の救出、脱出は数えきれないほど経験があり、いつも見てしまう。見ているとどうも左後輪タイヤの溝がなくなり、数センチのブロックに上がることができないようだ。見ているうちに、ついに手を出し、断って持っていた傘の先で角材をタイヤの前にちょいと差し込んだ、するとすぐにタイヤはブロックを越えることができた。年の功とはこういうものだとすこし誇らしげな気になる。「おとうさん、ありがとう」という声を聞きながらその場をあとにしたが、ふと午前中のことを思い出し、彼らも地獄で仏と思っただろうか、今度は私が仏になったかな、とずいぶん思い上がった気になった。
 実際はでしゃばりなおじさんと思われていたかもしれないのだが。

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2020-07-29 | Weblog

天気予報

 最近の天気予報はよく当たります。皮肉ではなく、ほんとうによく当たります。市町村単位の一時間ごとの予報や雨雲レーダーの図など20年ほど前には考えられなかったことです。 昔の天気予報が県単位で「晴ときどき曇り、所によって雨」のような予報が多かったことを想えば、隔世の感があります。
 しかし、昨日の予報には振り回されました。朝の予報では一日中曇りでした。しかし実際は午後1時ころから3時頃にかけて小雨が降ったり、やんだり。レーダ画面でも雨雲がとぎれとぎれに続いています。その間、外回りの仕事に出かけようか、やめようかとレーダーから予想しようと素人予報士が考えて、考えて結局は外回りの仕事はやめにして、傘を持ってのウォーキングにしました。
 まあ雨といってもどしゃぶりの雨でもなし、予報の誤差といえば誤差の範囲内でしょう。レーダーの画像を見て数時間後の雨雲の形を予想するだけでも非常に難しいことだと感じました。でも予報が高度になればなるほどより高度の予報を期待します。

 今年もキュウリのジュースを作りました。
うっかり取るのを忘れて大きくなり過ぎました。30センチを超えるきゅうりなどご近所に差し上げることもできません。キュウリ700gくらいでペットボトル1本ほどのジュースをとることができます。

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2020-07-27 | Weblog

 コロナウィルス

 ちょっと有名になった近くの商店街「ジーンズストリート」に観光客が増えてきました。移動自粛が緩和されるとともにGoToトラベルが始まり、静まり返っていた商店街に賑わいがもどってきました。
この4連休の期間中、さすがにまだ観光バスは見られませんでしたが、市営駐車場にはときどき満車の表示がつき、大坂、なにわ、神戸、姫路、香川、広島などの県外ナンバーが並び、遠くは山口、北九州や滋賀ナンバーも見られました。
一時は閑古鳥が鳴くと言っていたお店の人はほっと一息ついたことでしょう
 しかし、ニュースで見る感染者のグラフは明らかに一波のときより増えています。全国各地で感染が拡大し、県内でも毎日のように感染が確認されクラスターという話もあります。
なぜ緊急事態宣言が再発出されないのか、感染を促すかのようなGoToキャンペーンが行われるのか。そこには感染拡大防止と経済の活性化、そのバランスをとらなければならないむずかしい政治的判断が関わっているのでしょう。
 今ではウィズコロナとかコロナと共存する道を探るとか云われていますが、誰でもコロナとは全く関係を持ちたくありません。
とにかく、感染しないように神経質すぎるくらいの注意が必要です。お互いに十分に気をつけましょう。

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2020-07-25 | Weblog

 北海道最北端宗谷岬到着

 GoToトラベルではありません。バーチャルウォーキングです。
くらしき健康ポイントに毎日の万歩計を登録するとその日歩いた距離が累計され、バーチャルウォーキングを体験することができます。昨年2月1日に始まったこのイベント、北海道最北端宗谷岬に到達しました。
 自宅から四国を周り、九州を経て沖縄で折り返し日本海側を北上、毎日の到達地点を地図で確認して旅を楽しんでいます。ストリートビューや各地の観光情報、ネット社会ならではの醍醐味。醍醐味はちょっとオーバーかな。夕食後、ささやかな旅路のひとときを過ごしています。




 これから北海道東海岸を周り、本州の東岸を南下します。
 来週には梅雨も明けるようです。

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2020-07-23 | Weblog

 諸姉諸兄の皆さま

暑中お見舞い申し上げます




日ごとに暑さが厳しくなる折、加えて今年はコロナ禍により外出もままならず、いかがお過ごしでしょうか。
暑さに辟易しているところ 暑苦しい話で恐縮ですが、汗の話です。

高齢になると喉の渇きを感じにくくなり、体の水分がいつのまにか減少し、熱中症にかかりやすくなるそうです。
ウォーキングのときの水分補給の目安として
5(cc)×体重(kg)×歩行時間(h) が提唱されています。
例えば体重50(kg)の人が2時間歩くと
5(cc)×50(kg)×2(h)=500(cc)
ちょうどペットボトル一本分の水分を補給する必要があるということです。
春とか秋の気候のよい時期に平地を歩くときはこれでよいのでしょうが、夏の暑い、ちょうど今時分に山を歩くときはちょっと違います。
10年ほど前のことになりますが、確認しましたので紹介します。
高さ200メートルほどの山2つ、平地を含めてちょうど2時間のコースです。持っている手拭いは絞ると汗がしたたり落ち、ズボンにまで汗が滲みだす状態。このときの体重の変化を測ってみました。
出発時の体重-帰着時の体重+水分補給量 で体から排出された水分量が分かります。
5回測った結果、その量は
1.9±0.2(kg) = 約2リットル
です。意外と多いでしょう。



トイレには行っていませんのでほとんどが汗として出でいることになります。厳密に言えば脂肪の燃焼量とかもありますが、多くても数十gですので無視できる量です。
先の式にすれば(私の体重が50kgですので)
20(cc)×体重(kg)×歩行時間(h) となります。
喉の渇きを我慢してから飲むビールが最高などと言っていると、熱中症や心臓や脳の梗塞にかかるおそれがあります。小まめな水分補給が大切です。

くれぐれもご自愛のほど 息災に過ごされることお祈り申し上げます

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2020-07-21 | Weblog

 きゅうり加持 五岳山

 今日は土用の丑の日。土用丑の日といえば“うなぎ”ですが、お寺では病平癒、身体健全を祈願するきゅうり加持の日でもあります。
夏の暑さが一段と厳しくなる毎年この日、四国八十八ヶ所第73番札所出釈迦寺奥の院では大勢の参拝者が訪れ、祈祷、法話の後スイカや弁当がふるまわれて、にぎわいます。
 移動自粛緩和から一ヶ月、五岳山を縦走しきゅうり加持には行ってみようと楽しみにしていました。明日からはGoToキャンペーンが始まり旅行が促され、大相撲が開催され、野球、Jリーグ、劇場や寄席、ライブや小規模のイベントも待ってましたとばかりぞくぞく再開されているようです。
 しかし、ニュースによると全国各地でコロナ感染者が続出し、毎日のように過去最多を記録しています。一時は終息に至るかと思えたものの日ごとに感染エリアの輪が全国に広がり、昨今わが近隣でも感染が聞かれるようになりました。この状況をみると、まだ電車に乗ることは控えようと、奥の院参拝は中止することにしました。
この月初めに行われた石鎚山のお山開きも感染症拡大防止のため、参拝を控えるよう周知があったそうです。
 山歩きは繰り延べになりましたが、植木の剪定、畑の草抜き、お墓の掃除、やらなければならない仕事の山が諸手をあげて待ってくれています。
今日も暑くなりそうです。

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2020-07-19 | Weblog

 gacco
   「徳島県那賀町」

gaccoはNTTドコモが企画する無料のオンライン講座です。
大学教授をはじめ一流の講師陣による多種多様の講座が
用意されています。


 今回は「なかなかいいいなか きてみんで徳島県那賀町」を受講しました。




 那賀町は、徳島県南部の山あいに位置し、人口約8,300人の小さな町です。町の面積の9割を森林が占めており、四国八十八ヶ所第二十一番札所太龍寺へのロープウェイは那賀町から登っています。カヌーが盛んで東京オリンピックではドイツのカヌーチームを誘致することになっていました。





 講座では那賀町の自然、伝統文化、仕事、ドローンやカヌーなどアクティビティまたシカ肉を使ったジビエ料理なども紹介しています。

 ちょうど川遊びに最適の時期です。コロナがなければいいタイミングだったのですが、残念です。
森林体験ツァーのイベントも計画されていました。大木の伐採、ぜひ見てみたい。ただし年齢制限があり40歳まで。これも残念!


講座概要より
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第1章 徳島県那賀町の自然
那賀町の山やダムなど、豊かな自然についてご紹介しています。

第2章 徳島県那賀町の伝統文化
那賀町と弘法大師との関わりや古くから伝わる農村舞台、和紙の原料として栽培されているミツマタなどについてご紹介しています。

第3章 徳島県那賀町の仕事
那賀町の主要産業である農業や林業についてご紹介しています。

第4章 徳島県那賀町のアクティビティ
那賀町で近年盛り上がっているSUP(スタンドアップパドルボード:水上スポーツ)やカヌー、ドローンなどについてご紹介しています。

第5章 徳島県那賀町の食
那賀町の特産でもあるゆずや鹿を使ったジビエ料理のレシピなどをご紹介しています。
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梅雨の晴れ間




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2020-07-17 | Weblog
 すててこ

 ユニクロで”すててこ”を買いました。昨年は「吸湿・速乾」と銘打ったラベルがつき、棚にはパネルが貼られていましたが、もう吸湿・速乾が普通になったのか、どこにもその表示はありません。
手にした”すててこ”のラベルに“STETECO”とあります。ひょっとして“すててこ”は外来語? 辞書を引いてみると「ゆったりしたひざ下までのズボン下」とだけあり別に外国語とは書いてありません。



 ネットで検索してみても別にその様子はなく、最近は外国へのおみやげとして、よろこばれていると書かれているところをみると、やはり”すててこ”は日本由来のもので日本語のようです。外国人が見て“SUTETEKO”よりも“STETECO”の方が受け入れやすいのではないでしょうか。どうも“STETECO”は英語に似せた日本語のようです。
 そういえば先週土曜日の朝日新聞B級言葉図鑑に『ホテルバイキングで、タコ形のウインナーが並んでおり、傍らの表示プレートに<taco winner>と書かれていた。これだと「タコス(メキシコ料理)の勝利者」という意味になる。winnerの綴りが間違っているのは別として、タコは<tako>でいいのではないか』という話が載っていました。
プレートを書いた人はtacoが料理の名前であることを知らなかったのかもしれませんが、takoよりもtacoの方が英語らしく見えると思ったのではないでしょうか。
 sushi sake haiku など外国で通じる日本語はたくさんあります。今では“steteco”もそのうちのひとつかもしれません。







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2020-07-15 | Weblog

 オンライン授業を受けてみた

 テレワーク、リモート、オンライン授業、オンライン飲み会からオンライン診療、オンラインライブまで、コロナをきっかけとして今やオンラインがトレンド最前線。テレビのワイドショーではゲストのリモート出演が定番となり、「笑点」までがリモート大喜利に。・・・・
世の流れに乗り遅れまいとオンライン授業なるものを受けてみました。

 受講したのは高野山金剛峯寺開催の高野山の歴史と文化を自宅にいながら体感できるという『おうち六波羅蜜』
講座は
・はじめての写経講座(にじいろ写経)
・はじめての御朱印講座
・はじめての瞑想講座
・はじめての密教の音色講座
・はじめての仏像鑑賞講座
の5講座が用意されていましたが、このうち
「密教の音色講座」と「仏像鑑賞講座」を受けました。

 “オンライン”申し込みからWeb会議システムZoomのインストール、なにしろ初めてのことでしたので、ひとつずつ案内に従い手順を踏み、講義の開始を待ちました。
「密教の音色講座」では音の出る仏具の説明と使用方法
あわせて僧侶が儀式のときに着用する法衣《ほうえ》の話もありました。
「仏像鑑賞講座」では高野山霊宝館に収蔵されている国宝、重要文化財などの仏像の説明と歴史的背景
 案ずるより産むが易し、最初は少し緊張しましたが、やってみると意外に簡単なものであり、便利なものです。質問があれば「手をあげる」ボタンを押し、尋ねることもできます。画面の上部には受講者の顔が並んでいます。見るとどうも若い人が多いようです。今回はもちろん初対面の方ばかりでしたが、これが学校などであれば、ここに学級全員のなつかしい顔が並ぶのでしょう。

 思えばもう三十年ほど前のことになりますが、テレビ会議で会社の研修を受けたことがあります。パソコン通信が主流で、インターネットがまだ普及しておらずパソコンで相手の顔を見ることなど思いもよらなかった頃のことです。会議はその都度広帯域の臨時専用回線を設定し、1時間が二十数万円とか云われていました。
そのことを想えば世の中ずいぶんと変わったものです。

(今回は録画、録音が禁止されていましたので画像はありません)







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2020-07-13 | Weblog

 夏祭り




 コロナのため実施するかどうか、近隣では中止にしたお宮もあり、総代の方々は大変悩まれたそうです。結局感染防止対策を実施し、例年通りの開催となりました。
わくぐりを見るといよいよ夏の到来です。
昨日初めて蝉の鳴き声を聞きました。