般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2020-02-28 | Weblog

 「バイバーイ」

 図書館へ本を返そうと「橋の公園」の中を通っていると野猿のところで3~4歳くらいの男の子が一人でロープを揺すっていました。
野猿は川を渡るロープウェイのようなものです。



 野猿は子供たちに人気があり、いつもはにぎわっているのですが、その日は平日とあってその子がひとりだけでした。
両岸の真ん中に停まっている駕籠は小さな子供一人の力ではびくともしません。母親らしき女性は少し離れたところで背中の子をあやしています。
 男の子が少し寂しそうに見えたので声を掛けました。
「これを引っ張ると駕籠がこっちに来るんだよ」
ロープを引っ張ると男の子も引っ張りました。駕籠が到着。
「乗ってみる?」 男の子はこっくりとうなずきました。
「じゃあ乗って向こうまで行ってみるか」 男の子を乗せた駕籠は最初は勢いよく滑り出し、あとはロープを引っ張って向岸へ到着。
「さあ、とうちゃく~」と大きく声をかけたのですが、降りる様子がありません。気に入ったようです。
「じゃあもう一回帰るか」 男の子がうなずきました。
またロープを引っ張り駕籠が帰ってきました。
「おもしろかったろう」 男の子は頭をこっくり。満足したようです。
「じゃあな、バイバイ」と言ってその場を後にしました。
 しばらくして後ろから「バイバ~イ」と声がしました。
振り返ると男の子が手を振っています。少し離れた場所で見ていた母親も手を振っていました。
「バイバ~イ」と手を振ると、また「バイバ~イ」、大きな声で両手をあげて振っています。
はじめて男の子の声を聞きました。

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2020-02-26 | Weblog

 ラジコンカー

 孫が「動かなくなったのでみてもらえないか」と持ってきました。見るとスイッチが錆びて接触不良を起こし、スイッチの動きも悪くなっています。スイッチを分解して掃除するよりも取り換えた方が早いと本体横に穴をあけて新しいスイッチを取り付けました。

before




after


 取り換えたスイッチは端子が金メッキされた通信用の高級なものです。本体が壊れてもスイッチだけは大丈夫だと思います。

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2020-02-24 | Weblog
 はやぶさ2

2月22日
倉敷科学技術センターでプラネタリウムリニューアル記念 “はやぶさ2”連続講演会第2回目が開催されました。
テーマは「はやぶさ2の運転手のお仕事」
講師はJAXA宇宙科学研究所の細田 聡史 先生

 折しも一年前の2019年2月22日に「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへのタッチダウンが行われ、日本中が興奮とよろこびにわきました。
また現在順調に帰還の途についているはやぶさ2について、この20日に記者会見(youtubeリンク)が行われました。
記者会見席の真ん中の方が今回の講師の細田先生です。
 今回は先生から「はやぶさ2」の打ち上げから帰還までのお話しを聞かせてもらいました。会場には小学生が多くイオンエンジン、リュウグウへのタッチダウンなど大変分かりやすく説明してもらえました。

ちょっと写真が多くなりますが、参考になればと。(写真撮影は許可されていました)



























2月23日
倉敷保健所主催の「くら☆ポンフェスタ」に参加予定でしたが、コロナウィルスのため中止になり、急遽善通寺大会陽に行ってきました。
JR善通寺~善通寺~讃岐富士~JR坂出








昼は飯野町のうどん屋さん「歩」か「よしや」へと思っていたのですが、両店とも店外へ十数人の列。あきらめて登山口へ。
ゆっくりと待つ余裕を持ちたいところですが、また次回のたのしみに。


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2020-02-22 | Weblog
 イヤホン




 百円ショップで買ったイヤホンです。
いつも使っているイヤホンのコードの被覆が破れてしまいました。音は聞こえるので支障はないのですが、ひょっとしてショートすると本体が故障するかもしれないと思い買い替えることに。
 電器屋さんで見ると千円くらいのものから数万円のものもあります。
もとよりクラシックを静かに鑑賞するなどというつもりもなく、結局百円ショップのイヤホンに落ち着きました。
使ってみると、いままで使っていたイヤホンと変わりなく重宝しています。
 それにしてもイヤホンが110円で買えるとは。
中学生の頃、鉱石ラジオで使っていたイヤホンはめずらしくそれこそ宝物でした。世の中変わったものだなぁとつくづく思います。
ただただありがたいと享受すればよいのでしょう。

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2020-02-20 | Weblog

 「赤めだか」





 「赤めだか」は落語家 立川談春さんのエッセイです。
 もう50年くらい前のことになりますが、落語をよく聞いていました。ラジオからテープも何十本も録り、本もよく読んでいました。しかし最近はほとんど落語を聞くことはなく、正直なところ、談春さんがドラマに出演していたことは知っていましたが、落語家であることは知りませんでした。
一月ほど前の「サワコの朝」に談春さんが出演されて本を出したと話されていましたので、図書館で借りました。
 談春さんは立川談志の弟子です。
談志は組織にとらわれず、上納金制度、魚河岸への修行など弟子へ独特な修行を課し話題になりました。
 「赤めだか」には談志の弟子である志の輔さん、志らくさんたちとのエピソードを交え、落語家修行について書かれています。
談志は「修業とは矛盾に耐えること」と話していました。そのとおり理屈では筋の通らない修行についてさらりと笑いを添えて紹介しています。
 「赤めだか」は談志の回顧録でもあります。また談志の師匠である人間国宝柳家小さん、同じく人間国宝となられた桂米朝との出会いについても紹介されています。
噺家のエッセイらしくすらすらと話すように流れる文で、まるで高座の話を聴いているようでした。








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2020-02-18 | Weblog
 お雛様

 商店街を歩いていると公衆トイレから出てきたおばあさんから「おにいさん、ちょっと見てくださらない?」と声をかけられました。トイレの中を?? 一体何事かと思いました。
きれいに掃除されたトイレに入ると小さなお内裏様が衝立を背にして並んでいました。おばあさんの手作りだそうです。



 似たようなお雛様が一週間ほど前から商店街の店先、レンガの上、柵の上などあちこちにちょこんと置かれていました。街全体ではかなりの数のお雛様になります。それらのお雛様も全部おばあさんが作ったそうです。
 お雛様を手にしたおばあさんは本当に楽しそうに話してくれました。




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2020-02-16 | Weblog

 市民公開講座
  ━━人生の最期まであなたらしく生きるために━━

 2月15日 市民公開講座を聴講しました。
講演「最期まで家で暮らしたい」と対談「ご自宅や施設で最期を過ごされた方のご家族の体験談」がありました。






講演「最期まで家で暮らしたい」
講師 玉島守屋おさむクリニック 守屋院長
・人(親)の死に接する機会は、我々にとって実はとても大切なこと。
・おじいちゃん、おばあちゃんの最後のつとめは、孫や家族に自分が死ぬところを見せることではないか。
・家に帰るのは家で死ぬためではない。最期まで家で生きたいからである。
・そのときに備えて、大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて考え、身の回りの人たちと話し合っておきましょう。(ACP:人生会議)
・自宅での生活は、覚悟さえ決めれば、現状の医療・介護体制で何とかなることが多い。
・「人間はいつか必ず死を迎える」ことを受け入れ、生きることの意味、死ぬことの意味を日々深く考えておく必要がある。

聴講者は医療、福祉関係従事者の方が多かったようです。
ホールの500席がほぼ満席になりました。


受講して思ったこと
 終末期を住み慣れた家で過ごすことはおそらく多くの人が望むことであろうと思います。
ただそのためには当人の状態(症状)、家族の状況、家庭の経済、医療・介護スタッフのフォロー体制などの諸々の要因が関わってきます。ですからいろいろなプランが考えられ、メリット、デメリットを伴うそれだけの選択肢があります。
 その場になって慌てず適切なプランの選択ができるように、あらかじめ終末期の医療・介護、訪問介護をしている医院、保険などの知識を得ておくことが大切ではないかと思いました。



帰り道の公園で





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2020-02-14 | Weblog

 『さぶ』

 ビデオに録っていた「 さぶ (副題)だれだって一人じゃない!」を観ました。お正月にBSで放送されていたものです。
『さぶ』は1963年に刊行された山本周五郎の時代小説です。
 もう50年以上前のこと、周五郎の「樅の木は残った」がテレビで放送され評判になっていたころです。「さぶ」の単行本が発行されてすぐ買って読みました。
 江戸の表具屋に奉公する2人の少年、さぶと栄二。仕事がよくできる栄二と、不器用でも心根の優しいさぶの物語です。ドラマは両国橋の上で田舎に帰ろうとするさぶを栄二が止めようとするシーンから始まります。
 昔、本を読み終えてさぶの愚直ともいえる素直さに心打たれた覚えがあります。
 50年ぶりに再会した物語、ついこの前に読んだような気がし懐かしくビデオを観ました。

探してみるとありました。




短い小説だったと思っていたのですが、小さい活字で330ページです。
いまでは青空文庫に公開されて読むことができます。

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2020-02-12 | Weblog

 「掃除を手伝ってもらえませんか」

 山の麓でおじいさんから声を掛けられました。
3月15日にその山の中腹にある観音堂の掃除を予定しているのですが、守をする人がだんだん高齢になり人手が足らなくなったそうです。そのおじいさんとはウォーキングの途中でときどき会い「こんにちは」と挨拶するだけで、それ以上のことは今まで話したことはありません。まだ一ヶ月も先のことなのによほど困っておられるだと思いました。
 「いいですよ」と言って、メモをしようとスケジュールを開くとその日はちょうどツーデーマーチの日、ツーデーマーチは毎年参加しており申し込みもしています。軽はずみに返事をしたことを後めたく思い「すみません、予定が入っているので」とお断りしました。
 その後しばらくの間おじいさんから観音堂へお参りしている人の話を聞かせてもらいました。毎朝5時からお参りしている人、92歳で毎日お参りしている人とか、あの人は亡くなったとか、あの人は入院したとか話を聞くと 観音堂で出会った人の顔が浮かびます。そういえば最近お堂で会う人が少なくなってきたような気がします。
 観音堂では鐘を撞きお賽銭を入れるだけで中に入ったことはありません。しかしいつも見られていた、また掃除を頼む相手の一人として声をかけてくれたということは少しは頼りなると思われていたのかと思うと、何かうれしい気がしました。



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2020-02-10 | Weblog

 切り干し大根

今年も切り干し大根に挑戦。



 毎年、昼間は外で干して、夜は室内に取り入れて除湿機をかけておくと3日くらいでカラカラになっていました。ところが今年は除湿機の調子がよくなく、思うように乾きません。昼間晴天が続いてはいますが、太陽光だけではなかなか乾かず、4日、5日となると乾燥よりほこりが心配になり、一昨日から夜間室内で扇風機をかけています。なんとかそれらしくなりそうです。

その除湿機です。



 50年ほど前の日立の製品です。30年ほど前に中のファンを取り換えました。今回はどうも圧縮機系が不調のようです。保証期間を思えばもう十分に使いました。