般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2020-01-31 | Weblog

 おはようございます

 朝歩いていると登校途中の多くの小学生に出会います。「おはようございます」と声をかけると、みんな「おはようございます」と挨拶を返してくれます。友達と楽しそうに話していても話をやめて挨拶してくれます。
 昨日の朝のことです。一人で登校していた3~4年生くらいの男の子に「おはようございます」と声をかけるとその男の子は一瞬立ち止まり、腰を曲げて「おはようございます」とていねいなお辞儀をしました。決してふざけているようではありません。
 ちょっとおどろきました。こんなにていねいな挨拶をしてくれた子は初めてです。
きっと学校ではそのような挨拶を教えているのでしょう。そしてその男の子は教えられたとおりの挨拶をしたのでしょう。男の子の素直さが感じられました。
また学校ばかりではなく、おそらく家庭においてもそのような育て方をしてこられたのだろうと思います。
 「親の顔を見てみたい」とはあまりよくないことに使われますが、昨日の朝は、男の子の様子を見てどのような親御さんだろうか、どのように育てられているのだろうか、ちょっと思いを馳せました。
ほんの数秒間のことでしたが、なにかほんのりする出来事でした。


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2020-01-29 | Weblog

 やっと分かった「間引きの効用」

 ちょうど今が旬でしょうか。畑から大根を抜いています。みずみずしく、ご近所におすそ分けしてよろこんでいただきました。ただその大きさはバラバラです。大きいものは胴回り35センチもあるものから小さいものはピンポン玉くらいや握りこぶしくらい。よく耕し、肥料もほぼ均一に施していたのですが。約1/4から1/3くらいが小さい大根です。

 その原因が分かりました。種の蒔き方に原因がありました。
普通、大根の種を蒔くときには一か所に3~4粒の種を蒔いて、双葉が出たころ間引くのですが、私は一か所に1粒ずつ蒔いて、一週間ほどして発芽していないところにまた種を蒔くようにしていました。大根は百パーセント近い発芽率ですので一粒ずつ蒔くと約3~4倍の数の大根が収穫できることになります。あわせて、間引きの手間が省かれるので、毎年ずいぶん楽をして得をしたような気になっていました。間引きは発芽しない種のための予めの補填だと考えていました。
 今年の出来具合をみて、よく考えて見ると間引きは発芽率の補填ではなく、品質の確保が目的だったのです。遅まきながらやっと分かりました。
プロの方から見れば話にもならない野菜作りの基礎の基礎かもしれません。
 小さい大根の代わりにノウハウがひとつ増えました。


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2020-01-27 | Weblog

 これは何でしょうか?





 鎌がありますのでお気づきでしょうか。

 今、草抜きをやっています。草抜きといっても一本一本つまんで引き抜くような草ではなく、地面にびっしり生えている草です。それも根が土の中に張り巡り、絡み合い、手では抜くことができません。鍬で掘り起こすとその根が土を抱え込んでかたまりになっています。 この土を小さな鍬で払い落とすのですが、これがなかなか落ちない。一平方メートルの草を掃除するのに一時間以上かかります。
 この大きな櫛は土を払い落とすツールです。
これで土と根の塊をグサグサと叩くと鍬で叩くよりも簡単に土を落とすことができます。






 改良版です。
大きな剣山のようですが、これに根と土の塊の方を打ち付けます。打ち付けていると何度目かにすっと軽くなります。土が落ちて綿のように絡み合った根だけになります。
かなり効率はアップしました。今、ネーミングは何がいいか考えています。

 草の根はこのようになっています。





 今日は朝から雨です。草抜きはお休みです。

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2020-01-25 | Weblog

 大相撲  
     疑問に思っていたこと

 初場所も今日が14日目、二横綱が休場する中、平幕の二人が先頭に並んでいます。 平幕二人が一敗で14日目に入るということは史上初めてだそうです。今日はその二人、正代と徳勝龍の取り組みがあります。いよいよ土俵をわかせておもしろくなってきました。
 また小兵炎鵬に話題が集まっています。技のデパートといわれたかっての舞の海を思い出させます。
どう見ても勝てそうにない大柄な相手にすっと回り込み、力ではなく技で相手を倒す。相手には申し訳ないが気持ちがよくなります。昨日は阿炎との組み合わせで足取りという技をみせました。下に潜り込んだ炎鵬が阿炎の右足を持ち上げると155kgの阿炎の体がそのままふわっと土俵の外に。館内には歓声と炎鵬コールがわき上がりました。アナウンサーも解説の北の富士親方に「すごいものをみましたね」と話していました。かといって技だけではなく、12日目の高安との勝負は技と共に精いっぱい力を出し切った戦いでした。巨体に一生懸命に向かっていく姿が観衆に共感をわき起こすのでしょう。

 ところで話は変わりますが、毎朝、TBSの「はやドキ!」で前日の大相撲のダイジェストを放送しています。これがNHKの実況映像とよく似ているのです。民放がNHKの映像を利用しているのだろうか、NHKが放送権を握っているのだろうか、などといつも疑問に思っていました。
あまりにも似ているのでビデオに録って確認しました。
1/22の取り組みから

NHKの実況



TBS はやドキ!(1/23)




よく似ているでしょう。
しかし、よく見ると 観客の位置、審判長の右に見える徳俵の結び目など微妙に違います。どうも高さは同じ場所で NHKのカメラの右側にTBSのカメラがあるようです。
長年の疑問が解消しました。

 またまた「だったらそれがどうしたの? 暇だねぇ」と云われそうな細かい話になりました。

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2020-01-23 | Weblog

 この冬は暖かい

 昨日の朝刊第一面に『雪がない  スキー場営業できず雪乞い』と大きな見出しがありました。全国的に暖冬となる中、西日本は未曽有の雪不足に見舞われており、兵庫県のスキー場では雪乞いの神事が行われたそうです。

 この20日が大寒でしたが、いつもの頬がこわばるような寒さはこの冬まだ感じません。
 わが家のトイレに温度計を置いて毎朝記録しています。
昨年12月から今朝まで気温が10℃以下となった日を数えて見ると5日でした。
一昨年までの同時期の日数を数えてみますとつぎのとおりです。
   2018年 20日
   2017年 27日
   2016年 17日
   2015年 14日
   2014年 33日
   2013年 34日
年によっては5℃を下回る記録もありますが、今年は最低でも9.2℃です。
確かに今年は暖かいようです。

 ところで“雨乞い”、“雨乞い踊り”などときどき聞くことはありますが、“雪乞い”という言葉は初め聞きました。辞書にも載っていません。
それほどスキー場は雪を待ち望んでいるのでしょう。スキーの愛好者たちも。







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2020-01-21 | Weblog
 生活習慣病予防健診

 市の健康診断を受けました。身長、体重、血圧、血液・尿検査などです。あわせてテレビで動脈硬化が頸動脈エコーで分かるといっていましたのでエコー検査も受けました。
その結果、血圧や血液検査は一応基準値内、しかし頸動脈にプラークがあるとのこと。
先生からディスプレイに映った血管の断面などの説明を受けました。
「これは他の人と比べるとどうなのでしょうか?」
すると先生は「これが普通なのです。生まれてからずっと使っているのですから。水道管を考えて見ればわかるでしょ。75年も使っていれば水道管はボロボロになっているでしょう。それと同じですよ」
ボロボロ?!、一瞬、昨年わが家で漏水のため掘り出された水道管を思い出しました。
しかし治療を要するほどのものではないそうです。少し安心しました。
気をつけることはなにかと聞いてみると油こい食べ物は避ける、運動をするなど世間一般でいわれていることを注意すればよいとのことです。また、たばこの煙やPM2.5も動脈硬化の原因になるなどと話してくれました。

 これもテレビで放送されていたことですが、日本動脈硬化学会がホームページで動脈硬化による冠動脈疾患発症予測ツール“これりすくん”を公表しています。
コレステロール、中性脂肪、血圧などを入力すると10年以内の冠動脈疾患発症確率が計算されます。念のためこれをやってみようとホームページを開くと計算対象者は74歳までです。75歳を過ぎると計算対象外でした。 残念。

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2020-01-19 | Weblog
 センター試験

 センター試験2日目です。受験生やその家族の方は緊張した毎日を送っておられることと思います。
 今は試験とは全く関係のない毎日を送っている身ですが、毎年受験シーズンになると思い出すことがあります。
 映画「男はつらいよ」の中で甥の満男が「なぜ勉強しなければならないのだろう」と寅さんに聞いたことがありました。これに対して答えた寅さんの言葉が記憶に残っています。
「それはな、これから先、どうしようか迷ったとき、まっとうに考えることができるようになるために勉強するんだよ」 (ちょっと違うかもしれません、このようなニュアンスでした)
うまいことをいうなぁと思いました。
 学歴や資格が立派なのではありません。そういう学歴や資格を持っている人はそれを得るために大変な勉強をしたことでしょう、その過程で培われた物事を考える力、養われたくじけない心が大切なのです。学歴や資格を持っている人は知識と共にそういう考える力とがんばることのできる心を持っているのです。


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2020-01-17 | Weblog

 「トコトンやさしい電車の本」





 昨年の夏、図書館の新刊書棚に並んでいましたので、いつか読んでみようと思っていました。
表紙より
電車の誕生からリニアまで
走るメカニズムと制御の重要性
安全な運航を支える技術
性能が高まる駅のサービス
国内外で走るさまざまな電車

 この本を読んで思い出したことがあります。
1Aとか1Bとか電車の座席に付けられている座席番号のことです。
普通、座席番号は、数字の若番を前に見て左側からAB(通路)CDと付いています。
新幹線、バス、特急など思い当たる座席すべてが左から付けられています。
ところが、JR四国の特急「いしづち」「うずしお」などではこれが DC(通路)BAになっているのです。
以前、駅で交代のため待っている車掌さんがいたので聞いてみたことがあります。すると「そういえばそうですね。理由は分かりません」ということでした。
その後、JR四国のホームページに問い合わせのページがありましたので、質問を寄せてみました。すると「JR四国では右からABCDの順に付けています」との回答が寄せられ、その理由については書かれていませんでした。
 なぜこの話を思い出したかというと、この本の中のコラム(P.54)「車両の性格をあらわす記号」を見たからです。
電車の横に「モハ」とか「サハ」など、そしてその後に3桁か4桁の数字が書かれています。
最初の「モ」はモーターがついている車両、「サ」は運転台もモーターもない車両を表し、次の「ハ」は電車の用途を表し、「ハ」は普通車、「ロ」はグリーン車を表しています。このほか食堂車は「シ」、寝台車は「ネ」、試験車は「ヤ」などがそれぞれ割り当てられています。
ただし、JR四国のみはこの表記を使わず、4桁の数字のみで表しているそうです。
ですから、座席番号についても四国独自の表示をしたのかなとふと思いました。
 また余談の余談になりますが、
大坂なんばから高野山に向かう南海電鉄に特急「こうや」が走っています。この電車の座席番号はABCDではなく、数字だけ、それも順ではなく
12(通路)43
56(通路)87
    ・
    ・
の並びになっています。




寒さの中、桜の枝に花が2輪だけ咲いていました。








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2020-01-15 | Weblog
 「リングが一瞬で合体する」

 ダイソーで見つけました。おもちゃ売り場のマジック用品の中に並んでいました。 輪になったチェーンをぶら下げ、下からリングを通し、手を離すとチェーンにリングが結ばれるというものです。





これがなかなか難しい。説明書は添付されているのですが、その通りにやってもすぐにはできません。普通に考えるとチェーンの下からリングを入れて、手を離すとそのまま下に落ちてしまいます。ところが何回かやっていると引っかかることがある。それが速すぎてなぜ引っかかったのかが分からない。日向ぼっこしながらしばらくの間楽しみました。

 なぜこれを買ったのかといいますと、実は同じようなものが毎年秋に開催されている青少年科学の祭典に「リングキャッチャーに挑戦」というテーマで3年連続で出展していたのです。プレゼンしていたのはゴム紐とカードリングでしたが、動作は全く同じものです。



最初に見たときは「このようなものが科学?」と思いました。
しかし、リングは何回かに一回は引っかかります。なぜ引っかかるのかを確かめるには10回や20回試したところで分かりません。かなりの回数、根気よく確かめる必要があります。まさに 推論⇒実験⇒結論 を実証するいいテーマだったのです。
なぜかが分かればかなりの確率で引っ掛けることができます。

なぜ?なぜ?
そんな暇がないよという人はユーチューブにあります。

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2020-01-13 | Weblog

 はやぶさ2講演会(第1回)

1月11日、はやぶさ2講演会が倉敷科学センターにて開催されました。
講師はJAXA宇宙科学研究所・准教授 吉川 真先生、
吉川先生ははやぶさ2のミッションマネージャを務められ、テレビ記者会見などでよく見る方です。会場プラネタリウムの160席が満席になりました。

講演の中から
・ 「はやぶさ2」が明らかにした小惑星リュウグウの姿
・ リュウグウへの2回のタッチダウン
・ 小天体探査がなぜ重要か
・ 命名の話
  リュウグウはフランスの人が発見した。最初に発見した人に命名権があるのだが、日本からお願いして「リュウグウ」と命名した。(小学4年生の男の子の質問に答えて)
  リュウグウの表面にはたくさんのクレーターが確認され、このクレータにも名前がつけられた。
これらはおとぎ話から「モモタロウ」、「キンタロウ」、「ウラシマ」、「キビダンゴ」、「オトヒメ」などと付けられた。数十万個を超える小惑星の中のひとつの小惑星のクレーターであるから、日本の好き勝手に付けたのかと思ったのだが、IAU(国際天文学連合)に申請してひとつずつ審査を経て命名されたものである。一つのクレータに「シンデレラ」を申請したところ、フランス語でシンデレラという意味の「サンドリヨン」に変更されたものもある。
  大きな岩石にも名前が付けられ、「イイジマ」、「オカモト」という岩がある。これは若くして病で亡くなられたJAXA研究員の方の名前である。

 一時間半の講演を終え夜8時半過ぎ、科学センターの外は満月の夜空でした。その夜空の全く想像もつかない遥かかなたに向けて、おおぜいのJAXA研究員の方々が全力を尽くして「はやぶさ2」の運行、制御をしているのだと思うと、見上げた夜空の果てに壮大な夢があるような気がしました。


はやぶさ2のステッカーです