飛行機さつえい奮闘記
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2014年02月28日(金) ANA2179便 成田→伊丹18:05→19:25
777-300ER JA787A 座席:2A 成田SPOT:56 伊丹SPOT:13 高度:34000ft 速度:750km/h 区間マイル:280mile 16350円(プレミアム株主優待割引)


今回は載せたい写真が多すぎて、1記事が71枚の掲載となっています!ご了承ください!

『3月1日』は何の日か覚えていますか?
そうです、Peachの就航記念日、誕生日です。去年はPeachの就航一周年を搭乗してお祝いしようと、新千歳⇒関空⇒那覇とPeachで日本を縦断していました。
2013年03月01日:APJ104便(新千歳⇒関空 A320-200)
2013年03月01日:APJ219便(関空⇒那覇 A320-200)

そして就航2周年となる2014年3月1日、今年もPeachに乗って誕生日のお祝いをしたいと思い、構想を練っていましたが…うまいこと休みが取れず…。
なんとか2月28日と3月1日の2連休にはできましたが、去年のような盛大なフライト旅行はできず、どうするか迷っていました。
そこで思いついたのが去年より就航している『関空-成田』便の利用。3月1日に1レグですが、Peachの関空⇒成田便を利用してお祝いすることにしました。
搭乗するのは19時00分発のMM119便、成田空港には20時25分に到着し、電車でも十分余裕を持って帰ることができます。

帰りの便は決まったので、次は行きの便。同じくPeachやジェットスターの利用が安いのですが、ふと思い浮かんだのが成田-伊丹間に就航しているANA便。
成田空港を夕方に出発するANA2179便、主に国際線利用客の国内線乗り継ぎの為に設定されている便ですが、もちろん国内線のみの利用でもチケットを購入できます。

機材は主に欧州・欧米に就航しているANAのフラッグシップ機である777-300ER、いわゆる国際線間合い運用の機材です。
機内は『ファーストクラス』『ビジネスクラス』『プレミアム・エコノミー』『エコノミークラス』と4クラス制となっていますが、ファーストクラスのみプレミアムクラスとして設定しており、その他は全て普通席として開放しています。

実はこのANA2179便、長らく777-300ERで運航されていましたが、3月30日以降は737-800での運航になってしまいます。
その他の成田発着の路線を調べても3月30日以降は777-300ERの国内線投入はなし…つまりは国内線でANAの777-300ERは3月29日までということになります。…今後復活する可能性もありますが、一旦は終了してしまうのです。

ということで、ANA2179便に決定、やっぱり乗るならファーストクラス(プレミアムクラス)でしょ!と、国際線機材ファーストクラス初体験です(^_^;)
プレミアム株主優待割引で16350円とそこそこ安い料金で予約することができました。
プレミアムクラスにしたのはもうひとつ理由があり、それが成田空港のラウンジ。
成田発のANAプレミアムクラス利用客は『ANA ARRIVAL LOUNGE』を出発ラウンジとして利用することができます。
この『ANA ARRIVAL LOUNGE』は主に国際線で到着した向けのラウンジですが、国内線出発ラウンジとしても開放されています。
調べた情報によると、この『ANA ARRIVAL LOUNGE』ではサンドイッチやおにぎり等の軽食が食べられる模様…。お昼ごろに行ってラウンジで昼食乞食ができます(^q^)

成田-伊丹間の移動で、出発前に軽食が出るラウンジを利用でき、機材は国際線用機材、シートは国際線ファーストクラス、機内で夕食も出る、これで株主優待券自体の料金も含めると2万円ちょっと…。お得過ぎますよね…w


前の記事の通り、成田空港の展望デッキで撮影した後は株主優待券を渡しに国内線プレミアムカウンターに寄ります。といってもこの時間はお客さんがほとんどおらず、どこのカウンターでもよかったのですがw


その足で『ANA ARRIVAL LOUNGE』へ。


こちらはパソコンを利用できるブース。コンセントの利用やドコモの携帯電話の充電ができます。
国際線到着ラウンジらしく、自由に利用できるノートパソコンも4台備わっています。


ソニーのタブレットも2台設置されていました。『SONY タブレット Wifi Sシリーズ SGPT111JP』です。


昼下がりのラウンジはお客さんが3名程度。ガラガラでした。せっかくなのでラウンジ内を撮影していきます。


ダイニングより。




光るテーブル。おしゃれ(人´∀`)


こちらはシャワールーム。鍵がかかっており、利用するには受付に申告します。


成田らしく英字新聞も設置されていました。


そしてお待ちかねの軽食コーナー。といっても国際線の出発ラウンジのように豪華なホットミールがセットアップされている訳ではありませんが…w


一口サイズのサンドイッチ。


左側はツナマヨハムサンド、右側は肉類が入っていないベジタリアンサンド。


一口サイズのおにぎり。


パンは各種1個ずつのセットアップ。無くなったら係のお兄さんが補充してくれていました。


お菓子はシナモンアーモンドサブレ。


コンソメスープや味噌汁なんかもあります。味噌汁とおにぎり、長らく海外に旅立っていたら『日本に帰ってきた!』と実感することでしょう。
このように国内線のラウンジではお目にかかれないような軽食がセットアップされています!


もちろんビールサーバーもあります。焼酎やウイスキーも。


ラウンジでお昼ごはん。第一ラウンド。


第二ラウンド!


食後はクッキーとANAキャンディを嗜みながらコーヒー。うーん、エレガントですε-(´∀`*)


ラウンジの受付に尋ねると、本日私が搭乗する機体は777-300ER、JA787Aの模様です。
JA787Aの飛行状況をFlight awareで確認すると、ニューヨークからのANA9便で成田へ向かっている所でした。


しばらく経ってFlight Radar24を確認すると、ANA9便は成田空港ランウェイ16Lにファイナルアプローチをしていました。
ラウンジでのんびりしている間にランウェイチェンジしたのですね。


しばらくPC作業を行い、一段落した所でラウンジビールであっり乾杯!!


本日搭乗するANA2179便は多数の航空会社の共同運航便です。
エアカナダ6254便、中国国際航空6723便、ニュージーランド航空4105便、ユナイテッド航空9687便…いろんな便名が付いています。


5時間ほど素敵なラウンジでのんびりしていました。一旦バイクに荷物を置いて、保安検査場に向かいます。


国内線の出発ロビーは南ウイングの2階。


ながーいコンコースの先は保安検査場。夕方は多くの国内線が出発する為、搭乗客で行列ができています。


しばらく列に並んでいましたが、そういえばプレミアムクラス利用なのでしたw
プレミアムカスタマー専用レーンを利用し、保安検査を受けます。


保安検査場は2階ですが、そのあとすぐに1階に降りて出発ロビー。
第二ターミナルの出発ロビーとは比べ物にならないくらい広い出発ロビー。Peachもこの出発ロビーを利用しています。
私が搭乗するANA2179便はHゲートからの搭乗です。バスゲートではなく、ボーディングブリッジでの搭乗になる模様です。


なんか便がたくさん書いてあってカオス状態の出発表示板。
17時40分発ANA3237便広島行きは機材繰りの関係で欠航になっていました。
成田空港で、しかもANAで機材繰りによる欠航なんてあるのですね…。


出発ロビー内の店舗はANA FESTAが入っているのみ。


17時50分、優先搭乗が始まりました。プレミアムクラスなので優先搭乗が受けられます。
エスカレーターを登って2階に行くようです。搭乗までのぼったり降りたり忙しいですねw


ガラスの向こう側は国際線の出発ロビーの模様。


背後に777-300ERが写っていますが、搭乗機はこれではないようです。
この機体はJA779A、この後上海へ向かった模様です。


国際線の乗客が通るであろう通路を通って…


56番ゲートまで来ました。ようやく搭乗機が見えましたw
この日の搭乗機は777-300ER、JA787Aです。2010年に導入された、比較的新しい機体です。


搭乗ゲートは左側!プレミアムクラス!


コックピットではパイロットさんが出発準備を行っています。


こちらが今回の私のシート。新型シートの『ANA FIRST SQUARE』です。豪華すぎる…ww


半個室になっていても2名並びで搭乗する際はこのように中央の仕切りが開くようになっています。


ボックス型で半個室になっているシートはもう飛行機内とは思えない、空飛ぶ漫画喫茶のようです。


ボックスのサイドには専用のジャケット収納ケースも装備されています。


とりあえず座ってみました。目の前には23インチの大型液晶パーソナルモニター!
一応タッチパネルになっているのですが、座席間隔が広すぎて届きません(^_^;)
国際線ではノイズキャンセリングヘッドホンが装備されているとのことでしたが、国内線ではいつものヘッドホンでした。


自席より右側を望む。これ本当に飛行機機内…?w


シートリクライニングはタッチパネルで操作します。ボタンひとつで離着陸時のポディションに戻るのはいいですね。


天井の読書灯スイッチをキョロキョロと探していましたが、このコントローラーに全て集約されているようです。
また、コントローラー右側の2つの円形スイッチも読書灯になっているようです。付けてみたら驚くほど明るいLEDランプでした。


スライドを開けたらUSBとiPodの充電ステーション。その他にも小物いれやメガネ収納ケースなどがありました。


大型ダイニングテーブルはANAブルーのピアノ表面加工。スライド式となっており、簡単に出し入れができます。

まだまだ見てみたい所はたくさんあるのですが、定刻より2分早い18時03分にL1ドアがクローズ、電子機器の使用が制限されます。
海外では離着陸時の電子機器使用が徐々に解禁されており、日本も追従してもらいたいですね。

ドアクローズしてボーデイングブリッジが外されたのはいいですが、なかなかプッシュバックされない…。チーフパーサーのアナウンスによると成田空港混雑の為、出発まで時間が掛かるとのこと。
ドアクローズから10分経った18時12分プッシュバック開始。私は一応窓側に座っているのですが…窓までかなり遠くて外が見づらい…w
かろうじて隣に駐機している777-300ERのJA779Aは見えましたが、それ以外は真っ暗…w
電子機器が使えなくても正面のパーソナルモニターは弄ることができます。シートマップ、機内ビデオ、機内オーディオ…国際線では映画なども見ることができるのですが、国内線ではサービスを行なっていないようです。

成田空港は南風運用、どうやらA滑走路のランウェイ16Rへ向かっている模様です。先行機にはJALの787、特徴的なLEDアンコリジョンライトが明るく光っています。

ドアクローズから30分後の18時36分、ランウェイ16Rにランナップしてテイクオフローリング。
トリプルセブンの『ビィィィィーン』といった特徴的なエンジン音が機体前方でもよく聞こえてきます。
テイクオフ後はしばらくランウェイヘディング。太平洋上空に出てライトターン、一路伊丹を目指します。


電子機器使用制限が解除されました。CAさんアナウンス中はパーソナルモニターと合わせ、コントローラーにも『PA作動中』と出て一切の操作ができなくなります。
このコントローラーは国際線運用時は国際電話も掛けられるようになります。


座席横の窓は…遠くて外がまったく見えませんw
感覚としては普通席3列シートの中央座席に座ったようなものでしょうか。ファーストクラス唯一の弊害?ですw


機内サービスが始まるまで、パーソナルモニターをいじってみます。これがトップ画面。


国内線でも一部のビデオを見ることができます。これはドキュメンタリーのカテゴリー。
タキシング中はこの『ANA客室改修の全て』のビデオを見ていました。
内容は777-300ERの新シート改修の様子を収めたビデオです。


通信・接続の画面。シートtoシートメッセージは暫定国内線仕様の787でも入っていましたね。プログラムは同じもののようです。


フライトタイムが短い成田-伊丹線でもちゃんと機内食がサーブされます。


サンドイッチメインのPremium GOZEN。左側の箱に入ってたアペタイザーがめっちゃ美味しかった…プレミアムなひと時です。


那覇便ではのーんびり食べている私も、フライトタイムが短い成田-伊丹便ではちょっと急ぎ目。食べ終わる頃にはもうフライトは半分を越してまもなく浜松上空に差し掛かる所でした。


ベルトサイン点灯まで残り10分、折角国際線機材に搭乗しているので、機内散策です!
こちらはビジネスクラスのシート。四角くて方向感覚がおかしくなってしまいますw
国内線で運用する際は普通席として開放されますが、主にステータス会員が優先的に取れる席のようです。


ファーストクラスの大型シートに座ってしまったら、ビジネスクラスでも小さく見えてしまいますw
一応、フルフラットにはなる模様ですが、寝返りは難しそうですね。


シート配列はファーストクラスと同じ1-2-1の4アブレスト。全席通路側です。


L3ドア前にはバーカウンターが設置されていました。


こちらはエコノミークラス。暫定国内線仕様の787と同じタイプのシートです。


全席にパーソナルモニターとコントローラーが装備。でもこのシートで欧州10時間は…辛そうです(^_^;)
この日の乗客は178名+3名。そして777-300ERの最大搭乗人数は212名。
機内を回っている限り、あまりお客さんが搭乗していないように感じましたが、機体後方のエコノミークラスに多くの乗客が搭乗し、ビジネスクラスはあまり乗客が座っていなかったことによる錯覚のようです。



長距離国際線を運航する777-300ER、もちろんギャレーも巨大。多くのオーブンやカートが収納されています。


機体前方まで戻ってきました。これはファーストクラス専用のトイレ。右側に足置きもあり、着替えをすることもできます。


CAさんに『ぜひシートをフルフラットにもしてみてください!』と言われ、フルフラットにしてみましたw
凄い…ボタンひとつでベッドに早変わりしました…w

19時16分、フルフラットベッドの上でゴロゴロしていたらベルトサインが点灯。慌ててシートを離着陸ポディションへ戻します。
機体は伊丹空港のランウェイ32LへILSアプローチ。窓からはなんとなく日本一の高さを誇る『あべのハルカス』や梅田の高層ビル群の夜景が見えました。
19時29分、伊丹空港ランウェイ32Lにランディング。アイドルリバースで減速し、ランウェイ32Rをクロス、13番スポットへタキシングします。


伊丹空港到着!降りたくないー!この機体、伊丹ステイするんだし、この機体で寝かしてくれー!


と駄々こねてCAさん困らせてもいけないので、名残惜しいですが降機準備をします。
CAさんに『ジャンボ機のラストフライト、しっかりお見送りしてきてください!』と声を掛けられながら降機します。
そうそう、書き忘れていしましたが、機内散策をしている時、数人のCAさんに声を掛けられ、ジャンボ話で盛り上がったりしていました。
CAさん達にとってもジャンボ機はとても思い入れのある機体なのですね。


久しぶりの伊丹空港、夜に到着することは…初めて?


南側フィンガーより搭乗してきた777-300ER、JA787Aを一枚。


到着ロビーのパタパタ表示板。成田空港混雑の為、約5分遅れの到着となりました。いや、もっと遅れてくれてもいいのですよ←

ANAのフラッグシップ機、777-300ERの国際線ファーストクラス、短い時間でしたが堪能しました!
3月30日以降は国内線でANAの777-300ERに搭乗することはできませんが、いつか復活した際にはまた乗ってみたいですね。
成田空港のラウンジ、大型のシート、CAさんの笑顔…全てが最高でプレミアムでエレガントです!

伊丹空港に到着した後はホテルに向かって寝るだけ。空港前のホテルを予約しているので、特に急ぐ必要もありません。
少しの時間ですが、展望デッキに顔を出してみることにしました。

次回は伊丹空港展望デッキからの夜撮影です。主に駐機している機体ですが(^_^;)

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