2013年08月25日：新千歳空港

ANA065便のジャンボ機で新千歳空港に到着した私、この日は予報では午後はずっと雨…展望デッキでの撮影は出来なさそうなので、新千歳空港に併設されている温泉に入り浸ろうかと思っていましたが…予想に反して到着後にピッタリ雨が止み、晴れ渡ってきました。ウキウキしながら展望デッキへGO！！


いつもの広々とした展望デッキ…とはちょっと異なります。ワイヤーが張ってある…。
先月、新千歳空港に訪れた際は何もないオープンエア状態だったのですが、その一週間後に工事が入り、ワイヤーフェンスが出来上がってしまったのです(´；ω；｀)


新千歳空港の開放感が…(´；ω；｀)


でも悲観することはありません。ワイヤーの間隔は羽田空港よりもかなり広く、横はもちろん、縦にも自由にレンズを振ることができます。
このご時世なのでフェンスが出来上がってしまうのは仕方ないことですが、那覇空港のように柵の奥にワイヤーフェンスが設置される…という劣悪環境にならずに本当によかったと感じています。
というか伊丹空港にフェンスが設置されないことが逆に不思議に思えます(；一_一)


早速撮影開始。先ほどまでガッツリ雨が降っていたのでエプロンは濡れていますが、晴れています。


チャイナエアラインのA330。ウイングレット付きの機体でもベイパーを引いています。


ジェットスターのシャークレット付き11号機、JA11JJ。


ANAの東京行き777-200がプッシュバック開始。エプロンに水たまりができて機体が反射しています。雨上がりの少しの時間しか見れない、貴重な光景ですね。


JALの777-300もしっかり反射させています。


ワンワールド特別塗装の777-300、JA752J。


鶴丸を反射させてみましたｗ


Peachは7月30日よりPeach×「ルネ」×「GirlsAward」 コラボレーションと題し、特別塗装機の運航を開始しました。国内LCCで特別塗装機が出るのは初めてです。
これは10月27日より就航開始する関空-成田線のブランドプロモーションの第一弾とのこと。


機体後方にPeachのCAさんの制服を着用した『ルネガール』が描かれています。
この塗装機は3機いるとのことで、それぞれJA807P、JA808P、JA809Pとのこと。飛んでいる間に全部撮れるかなぁ…(^_^;)


ANAの『心をひとつにがんばろう○ニッポン』塗装機。ポケモンジェットを期待しましたがなかなかタイミング良くいきませんねぇ…。


私が搭乗してきたジャンボ機、JA8966は折り返しANA068便として羽田空港へ向かいます。




水反射ばかり狙っていました(^_^;)


ランウェイ01Lよりインターセクションテイクオフ！！


ジャンボ機の4発エンジンが唸りをあげて力強く上昇していきます。


ジャンボはカッコイイですね！退役前に多く乗りたいです！できることならラストフライトも…！


ANAのA320-200とPeachのA320-200。
数日前、エアアジアジャパンの新社名が決まりましたね。名前は『バニラエア』。
12月より運航開始なのですが、スタートはどうもANAのA320-200を借りて運航するとか噂がありましたが、シャークレット付きの新造機をリースして運航を開始するとのこと。
バニラエア、今度こそ成功するといいですね。成田発着の国内線も就航するとのことなので、私もぜひ乗りたいと思います。
もちろん機内では『バニラアイス』販売するのですよね？？ｗ


色つきベアドゥの737-500、JA305K。このベアドゥは2代目塗装となり、初代ベアドゥのJA8196は来年3月にて退役してしまうとのこと。
最近は737-700が導入され、いよいよエアドゥでも737-500は退役が進んできましたね。


曇ってしまいました。空港の東側は巨大なCB(積乱雲)が鎮座しています。


噂をすると来年3月退役予定のベアドゥさんが。737-700のウイングレットで遊んでいるベアドゥと一緒に。
ベアドゥさん、最後に塗り絵の如く、スプレーで色付けてあげて退役させるのはどうでしょうかｗ


エアアジアジャパンのJA02AJ。8月末で一部機材返却の為セントレア撤退となり、いよいよ運航終了までのカウントダウンが始まりました。


NEX-6にてエプロンをHDR撮影！奥でゲリラ豪雨が振っていますｗ
こっちに来るなよ！絶対来るなよ！！


朝の時点でポケモンジャンボはANA995便として那覇に飛んでいました。
今後の機材運用を追っていくと、ANA995(HND-OKA)⇒ANA996(OKA-HND)⇒ANA071(HND-CTS)⇒ANA076(CTS⇒HND)となる模様。
運用通りANA071便としてポケモンジャンボが飛来しました。




ランディングライトとアンコリピカッ！


まもなくスポットイン。先ほどの積乱雲がやってきたようで、頭上からはポツリポツリと雨が。そして数秒後にはドザーーーッ！！！と凄い雨。
なんというタイミング、ギリギリポケモンジェットの着陸まで間に合いました。あと1分到着が遅れていたら撮れなかったですｗ


カードラウンジで写真の整理をしていたら晴れてきたようで、JALのサンアーク777-300が盛大にエプロンに機体を反射させてやってきました。


今更展望デッキに戻る気にもならなかったので、これにてこの日の撮影は終了！


この日宿泊するのは新千歳に訪れた際は床宿となりつつある、ターミナル内エアターミナルホテル。目の前にJALの737-800が駐機しています。
値段は7400円と張りましたが、新千歳空港内に併設されている温泉が無料で入れることと、部屋からの展望料と考えると安いですｗ


夕食は今まで食べたことがないスープカレーを食べてみることにしました。
訪れたのは2013年5月27日に新千歳空港内にオープンした『スープカレーLavi』。札幌市内に6店舗構えるスープカレーの有名店のようです。日曜日の20時前にも関わらず多くのお客さんで賑わっていました。休日の昼間とかは行列できるんだろうなぁ…。


私が注文したのは『とろとろ角煮カレー』。ライスがついて1180円です。
名前の通りスープのようなカレー、めっちゃ美味しい！！これはまた食べたい…！
部屋に戻り、ブログの記事を書きながら就寝しました。

次回は8月26日の新千歳空港編です。午前中の新千歳はターミナルからだと逆光になってしまい、あまりいい写真撮れんのです(；一_一)

2013年08月25日：羽田空港

前回の搭乗記の通り、私はANA063便のジャンボ機に乗り、新千歳空港へフライトしました。
この記事は搭乗記と一緒に書いてしまおうかと思っていたのですが、写真数が多くなってしまうので分割し、『2013年08月25日：羽田空港』として記事を上げます。

この日はゆっくり寝て、のんびり家を出ようと思っていましたが、意外と早く起きてしまい、やることがない…。
家でウダウダしていてもしょうがない！ということで羽田空港へ向けてバイクを走らせました。
大気の状態が不安定のようで、走り始めた直後、大粒の雨が体を打ちつけます。こんなことなら電車で行けばよかった…と思いながらも8時前には羽田空港に到着。外は雨なので展望デッキには行かず…。向かった先は…。


羽田空港のカードラウンジです。第二ターミナルには3箇所のカードラウンジがあり、それぞれ
『エアポートラウンジ(北)』
『エアポートラウンジ(南)』※保安検査場内
『エアポートラウンジ(北ピア)』※保安検査場内
となっています。
出発まで時間はたっぷりあるので、各種ラウンジを廻ってみることにしました。
まず私が向かったのは『エアポートラウンジ(北)』。ここは保安検査場A付近の3階に位置します。


大きさは第一ターミナルのカードラウンジの半分程度でしょうか。


パソコンを利用できるブースも備え付けられています。デスクがあるパソコンブースはこの1席のみですが、共用スペースでもコンセントがあるので、膝の上になりそうですがパソコンは利用できそうです。


ドリンクバーは至ってノーマル。


羽田空港カードラウンジの朝のお楽しみはなんと言ってもこれっ！朝食パンのサービスです！
このラウンジはクロワッサンとパイナップルデニッシュでした。


眼下は出発ロビー。次々に出発していく人を見ながらのんびり頂きます。


保安検査場を受けて次に向かったラウンジは、『エアポートラウンジ(北ピア)』。
ここは52番・58番ゲート間に位置します。4階にある為、階段を登って向かいます。


メインコンコースから外れ、奥まったところにあるので人通りはほとんどありません。


一番奥の席からは58番スポットから奥にズラリと並ぶ飛行機の姿が見ることができます。今まで羽田空港ではお目にかかったことがないアングル、まるで福岡空港のようですねｗ


パンサービスはラウンジごとに異なるようです。こちらはチョコバナナロール。


飛行機を眺めながら食べるパンは至福ですε-(´∀｀*)


第二ターミナルの出発ロビーは第一ターミナルのように窓越しに飛行機を撮影できないのは利用した方なら分かると思いますが、探せばあちこちありそうです。
北ピアのカードラウンジに登る階段からはもちろん窓越しになりますが撮れそうです。


続いて『エアポートラウンジ(南)』に向かいます。63番ゲートで出発準備を行っているポケモンジャンボ。この日はANA995便として沖縄にフライトするようです。


夏休み最後の日曜日、那覇行き、そして500人乗りのジャンボ機、63番ゲート前は大混雑ですｗ


最後のラウンジは『エアポートラウンジ(南)』。壁がうまく反射して透過しているように見えますｗ


エアポートラウンジ(南)は他のラウンジとは異なり、ベーグルのサービスがあるとのことでしたが、本当にありました。3種類の異なるベーグルとフルーツグレインバーがあります。


好きなクリームを付けて食べます。私はブルーベリーとプレーンをチョイスしました。


ブルーベリーのベーグルは一回り大きく、お腹いっぱいになります。そして付け合せのクリームがとても美味しい…！
羽田空港の第二ターミナルカードラウンジを利用する機会がありましたら是非このベーグルを食べてみて下さい。
ゴールドカードを所有していなくても1000円にて入室可能です。ちなみにこのベーグルのサービスは提供数が終了次第終了とのことですが、私が訪れた日曜日は10時過ぎまで残っていました。


共用大型テーブルにはコンセントや充電ケーブルが備え付けられており、自由に充電することができます。


私が気に入ったのは一番奥にある半個室となるブース。ソファーはフカフカ、テーブルも備え付けられパソコンを広げることもでき、さらにコンセントが3つ挿せるタップがありました。私もこのブースでしばらくブログの作成やインターネットを楽しんでいました。


そして今回羽田空港で撮影した写真。エアポートラウンジ(北ピア)の一番奥からの撮影です。
ガラスに色は入っていませんが、飛散防止フィルムが貼られており、若干ピントや解像度が悪くなってしまいます。


787も出発。上の2枚はPENTAX K-5+PENTAX60-250mmにて撮影したもの。


そしてここからがラウンジで大きなレンズを振りかざしているのが恥ずかしくなって、SONY NEX-6+SONY 55-210mmで撮影した写真ｗ
手軽さはNEXのほうが断然上ですが、やはりK-5+60-250mmのほうがシャープに写ってくれます。
値段が高価なレンズは条件が悪い時ほど威力を発揮しますね(^_^;)


私が搭乗するジャンボ機、ANA065便は新千歳からのANA056便の機材が折り返し使用されます。
ランウェイ34RにANA056便がアプローチしてきました。


ランディングし、誘導路に入ります。




プッシュバック開始した787と一緒に。


スポットイン。


ボーディングブリッジが接続され、続々とお客さんが降機してきます。


冒頭に『福岡のようだ』と書きましたが、この写真をパッと渡されて、『これセントレア！』と言われたら一瞬信じてしまうかもしれませんねｗ
そしてセントレアにジャンボ機が駐機していることに混乱してしまうことでしょうｗ
8月24日、那覇-中部便にピカチュウジャンボが投入され、セントレアの展望デッキは大賑わいとなったそうです。
まだ何も発表はされていませんが、これから退役に向けて各地でお別れフライトが実施されたらいいですね。

次回は8月25日の新千歳空港撮影編です。最近は陽が出ていない新千歳が多かったのですが、久しぶりに晴れた新千歳に当たりました！

2013年08月25日：ANA065便(羽田⇒新千歳 747-400)

2013年08月25日(日） ANA065便 羽田→新千歳13:00→14:35
747-400 JA8966 座席:82K 羽田SPOT:59 新千歳SPOT:7 高度:39000ft 速度:920km/h 510mile 18770円(旅割45)

前回の旅行は那覇にANAジャンボ機を撮影しに行きましたが、往復ともに特典航空券のJAL利用。案の定、友人より『ANAジャンボを撮りに行ったんだったらジャンボで行けよ！』と突っ込まれましたｗ
じゃあANAジャンボに乗りに行くよ！！！と、次の旅行で私が飛んだ先は新千歳！！
新千歳空港は10月26日を持って、ANAジャンボの定期就航がなくなります。その前に乗っておきたくて！
関東から新千歳に向かうにはLCCが安くて一番ですが、今回はお金の面は気にしない！
来年3月で退役してしまうANAジャンボに乗ってのフライト旅行、往復ともANAジャンボにし、更に復路はプレミアムクラスにしました！

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2013年08月25日(日) ANA065便(HND⇒CTS) 82K(2階席)
2013年08月26日(月) ANA056便(CTS⇒HND) 1A(PremiumClass)
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行きはジャンボ機にしかないアッパーデッキ、2階席を利用します。早めに予約したので旅割45を利用し、18770円で予約できました。
帰りの便はプレミアムクラスのファーストナンバーである1A！！
今年始め、沖縄へANAジャンボのプレミアムクラスで向かった際も1Aの座席に座りましたが、一人がけのシート、そして誰よりも、操縦しているパイロットさんよりも前方にいる優越感、最高だったのです。


今回の旅にあたり、10年振りにレンズ付きフィルムを購入しました。機内にて電子機器が制限されている離着陸時に撮ろうと考えているのです。


元々は78Kの座席を予約していましたが、前日に座席表を見ると82Kの列が3席まるごと空席だったのでこちらに移動しました。2階席はできるだけ後ろのほうがエンジンがよく見えるのです。


出発は13時なのに羽田空港に到着したのは何を血迷ったのか8時過ぎｗ
外は雨が降っており展望デッキでの撮影ができないので、第二ターミナルカードラウンジ巡りをしていました。こちらは次回の記事で書こうと思います。
保安検査場Aの前には保安検査場Bの様子を映し出すモニターがありました。


カードラウンジで新千歳からのANA056便ジャンボ機到着を撮影し、搭乗口へ。ANA056便にて使用された機材が折り返しANA065便となるのです。本日の機体は747-400、JA8966です。


『出発便のご案内』と書かれた表示版にはしっかりと機種に『ボーイング747-400』と書かれています。


565名が乗れるジャンボ機。搭乗前は出発ロビーもごった返しています。


12時45分、優先搭乗が開始され、一般の乗客は普通席は29列目より後方の席より搭乗が開始されました。出発のご案内は『まもなく出発』と表示されています。


おもいっきり透けてしまっている搭乗券と搭乗するジャンボ機。白抜きで『2階席/UPPER DECK』と書かれています。




コックピットは…見えない…。


機内に入り、ジャンボの秘境、アッパーデッキへ…！


一歩一歩、アッパーデッキに繋がる階段を登っていきます。


アッパーデッキは通常3-3の6アブレストですが、階段前の座席は2席しか配置されていません。
窓側の座席でも窓まで距離があるので外を見るのは大変そうですｗ


私の座席は82K。


おおおぉぉ。この外が見づらい斜めな窓、JALジャンボを思い出します…！


少し頑張って後ろを見ると、ジャンボ機のエンジンが見ることができました。


隣席は空席となっており3席独占状態。快適でした。


ジャンボ機は個別空調がないのですね。天板は読書灯とCAコールランプのみと至ってシンプルです。


2階席の窓側は窓と座席の間に収納スペースがあります。これがかなり便利…！
足元に荷物を置かなくて済むので広々としています。窓までは少し遠いですが…ｗ
定刻の13時01分ドアクローズ、プッシュバック開始。エンジンスタートした…らしいですが2階席はほとんどエンジンの音が気になりません。


羽田空港は朝から北風運用となっており、北行きのANA065便はランウェイ34Rを使用。トコトコとタキシングし、13時14分、ランウェイ34Rよりテイクオフ！
すぐに右旋回し、一旦ヘディングを東へ。そして雲に突っ込み、外は見えなくなりました。


13時20分、電子機器使用OKのアナウンスがあり、外を一枚。雲の上をフライトしています。


機内誌である翼の王国とボーイング747-400の安全のしおり。


緊急脱出のイラストも747-400となっています。


翼の王国の中にあったANAグループ航空機紹介ページではもちろんトップにジャンボ機。


3-3アブレストのアッパーデッキはまるで80人乗りの小型機。天井の丸さが際立ちます。


機体は猪苗代湖上空を飛行中。眼下に見えるのは郡山市。ほとんど見えませんが、海沿いには福島第一原発があります。


窓側にある収納ポケット。少し大きめの手荷物やお土産でも楽々入ってしまう大きさです。


ドリンクサービスはアイスコーヒーをオーダーしました。ミルクがANAのロゴ付きとなっています。
キャプテンより定刻通り出発できたことの挨拶と、現在の飛行状況、今後のフライトについてのアナウンスがありました。
現在山形市上空39000ftを順調に飛行中で、新千歳空港の到着は定刻通り、新千歳空港周辺の天候は積乱雲による雷雨の影響で強い雨が振っているとのこと。気温は21度。涼しそうです。降下中は積乱雲の影響で強い揺れが予想されるとのこと。
本日のご搭乗誠にありがとうございましたで締めて、このまま通常通りのアナウンスで終わると思いきや…。

『皆様にご搭乗頂いているこの飛行機、最大で565人ものお客様がご搭乗になれるボーイング747-400でございます。
機体の大きさからジャンボジェットの愛称で親しまれています。
ANAでは1990年から23年間に渡り、20数機の機体が日本国内や世界で活躍していましたが、退役が進み現在では残すところ4機となってしまいました。
この残す4機も2014年3月を持ちまして全機退役する予定でございます。
退役までの日々、我々乗務員は一便一便心を込めて運航して参ります。皆様におかれましても旅の記念にジャンボ機での空の旅、どうぞごゆっくりお楽しみください。本日のご搭乗誠にありがとうございました。』

まだ退役まで半年以上もあるのに、このようなキャプテンアナウンスが聞けるとは思いませんでした。パイロットさんにとってもジャンボ機は思い入れが深い機体のことでしょう。


CAさんにお願いして少し機内散策。階段を降りていきます。


L2ドア横より。


R2ドア横より。ジャンボ機特有の4発エンジンがよく見えます。


R3ドアより。翼の上となります。


L5ドアより。眼下は大仙市です。


この日の乗客は422名+14名。満席が565名なので75％ほどの搭乗率です。見ていると夏休みらしく子ども連れが多かったです。


R5ドアより。盛岡市が徐々に見えてきています。


R4ドア。ここからは翼に書かれた機体番号がよく見えます。


一通り廻った所でアッパーデッキに戻ります。


うーん、大きな1階席よりも、こちらの小さな2階席のほうが落ち着くのはなぜでしょうｗ


機体は新千歳空港に向けて徐々に降下を開始。積乱雲があちこちに発生しています。


小さな虹なんかも見えました。


ベルトサイン点灯直前、依頼していたログブックと一緒に搭乗証明書、747のシールを頂きました。搭乗証明書はコックピットクルーの直筆サインでしょうか。記念になるものを頂きました。

14時07分、ベルトサインが点灯し更に降下を続けます。何度か積乱雲に突っ込みましたがほとんど揺れず、安定した降下。やはりこれがジャンボ機の大きさ故の安定感なのでしょうか。


新千歳空港は北風が吹いているとのことで、ランウェイは01運用。苫小牧から北の大地に進入し、14時21分、ランウェイ01Rにランディング。
アイドルリバースで減速し、ランウェイ01Lクロス手前で一旦停止。
ランウェイ01Lからの離陸機を待っているのかなと思っていたらキャプテンアナウンスが。
『先ほどまで新千歳空港は雷雨が続いていた為、出発便に遅れが生じています。また当機が早く新千歳空港に着いてしまった為、我々が到着するスポット7番は出発機がまだ準備中となっています。この場所でしばらく待機します…』
14時21分に着陸しましたが、15分以上その場で待機し、動き出したのは14時38分。
羽田空港で撮影していると『スポットが開いていない為、その場で待機』という指示をたまに聞きますが、まさか自分が当たるとは思いませんでした。


14時42分、新千歳空港7番スポットに到着！雨は…止んでる？というか晴れてる…？


CAさんにお願いしてお客さんが降機したアッパーデッキを撮影させて貰いました。


最前列は2列席。窓はなく、どことなく暗い席です。


前方より。


この先は…4本のスロットルレバーが並ぶコックピット…！




奥はギャレーです。


ジャンボのたんこぶの最後尾となるこの場所、狭い狭い…ｗ


お世話になったCAさんにお礼を告げて1階へ。


L2ドアより降機します。


着陸直後は大粒の雨が降っていた新千歳空港ですが、数分の間に晴れ渡ってきてしまったようです。なんという強運ｗ


お世話になったJA8966。明日はこの子かな、それとも違う子かな、はたまたポケモンジャンボかな？


最終的には7分ほどの遅れとなりました。
キングオブ飛行機であるジャンボ機、やはり乗り心地は最高で安定感がありました。
翌日は久しぶりのジャンボ機プレミアムクラス搭乗となるので、楽しみですｗ

次回は新千歳空港撮影編…ではありません。出発前に撮影した羽田空港の撮影編です。

2013年07月22日：JAL910便(777-300)

2013年07月22日(月） JAL910便 那覇→羽田12:30→14:55
777-200 JA8943 座席:11A 那覇SPOT:23 羽田SPOT:14 高度:36000ft 速度:830km/h 984mile JAL特典航空券+1000円(クラスJアップグレード)

ANA124便にて使用されているジャンボ機の離陸を見届けた後、すぐに荷物の整理をして出発ロビーへ。できることならクラスJにアップグレードしたい…と思い、自動チェックイン機をポチポチ。


帰りの飛行機は777-300なのでファーストクラスは装備されていません。クラスJの空席情報を見てみると、窓側を含め、かなりの空席がある模様。
L2ドア前の11Aに変更することにしました。非常口座席のCAさんとのお見合い席です。


保安検査場を通過し、23番搭乗口に向かいます。


この日の機体は777-300、JA8943。伊丹から飛んできた機体です。那覇の青空の下、つかの間の休息を取っていました。


私が搭乗口に到着した頃は優先搭乗が終了し、すべての乗客の搭乗が開始される所でした。
時刻は12時11分、出発までまだ19分ありますが搭乗列はあっという間にはけていきました。この便も搭乗客は少なめのようです。


ランの花と搭乗機の777-300。背後をSWALジェットが通過していきました。


コックピット撮影は…日よけが付けられています…。
L1ドアより機内へ入ると、行きのJAL925便でお世話になったチーフパーサーがお出迎え。
私の顔を見つけ、『こうへい様、帰りもご搭乗ありがとうございます、お座席は11Aと伺っております…』と素敵な笑顔と丁寧な挨拶で迎えられました。
つい15分前にアップグレードして座席変更したばかりなのに、もう座席変更したことを把握していることに驚きました。
おそらくチーフパーサーは私の座席を事前に調べてくれていたことでしょう。ほんの些細なことですが、ここにも『おもてなしの心』を感じました。


11Aの座席に座ると、L2ドアを担当しているCAさんより前に座る旨の挨拶。お見合い席は足元がとても広々としています。
非常口座席の為、離着陸時は足元に荷物を置くことはできず、上の物入れに入れなければいけません。


L2ドア担当のCAさんより『非常口座席のお客様へ』というラミネートファイルを手渡されました。緊急の際は脱出の援助を行います。
話を伺うと、チーフパーサーは行きのJAL925便の後、『22日にこうへい様にご挨拶する！』と何度も紙に書いていたり、他のCAさんに言っていましたよｗと、裏話を教えてくれましたｗ


搭乗はほとんど済んでいるようで、チーフパーサーがたくさんのJALシールを添えて挨拶に来てくださいました。
そして行きのファーストクラスで担当していただいたCAさんを始め、次々にCAさんより挨拶を受けます。後ろの乗客には『なんだこの若造VIPは！？』と思われたことでしょう(^_^;)
窓の外を見ると、先行して12時20分に出発するANAジャンボ機、ANA126便がプッシュバックを行なっていました。

機体は定刻の12時30分にドアクローズ、プッシュバック開始。機体前方なのでエンジンの音はやはり静かです。
那覇空港は北風のランウェイ36運用。航空自衛隊、陸上自衛隊、海上自衛隊のハンガー前を通過し、ランウェイ36に向かいます。
L2ドアを担当しているCAさんと対面になっている為、タキシング中はCAさんとお話をしていました。
3日間全て同じチームでフライトしていたそうで、20日はHND⇒OKA⇒HNDの2レグ、21日はHND⇒ITMの1レグ、22日はITM⇒OKA⇒HNDの2レグの乗務ということでした。今回のレグがラストとなるそうです。
短い路線だと一日で3レグや4レグをこなすこともあるようで、今回の勤務は比較的楽なパターンだと仰っていました。
機体は離陸の順番を待っているようで、エンド付近の誘導路で牛歩状態。12時51分、右手に瀬長島を見ながらランウェイ36へ進入。
トリプルセブンの大型エンジンが唸りをあげます。離陸後は1000ftでレベルオフ。対面となったCAさんは新人の頃、この1000ftレベルオフが怖かったそうです。高度が上がりきっていない状態でエンジンが絞られ、このまま落ちるのではないかと感じていたそうですｗ
沖縄の綺麗な海が長い時間見れる、この1000ft規制は私は好きですが、人それぞれのようですね。
管制より上昇の指示があったようで、再度トリプルセブンのエンジンが唸りを上げて上昇再開。巡航高度である39000ftまで一気に上昇していきます。


離陸後8分経った12時59分、ベルトサインが消灯。トリプルのエンジンと翼と一緒に機外を一枚。屋久島・種子島の上空を通過し、東京へ向かうそうですが、薄い雲があり、島々は見ることができませんでした。
L2ドアに座っていたCAさんは早速ギャレーに入り、慌ただしくドリンクサービスの準備を行います。


機内ではパソコンを広げ、撮った写真を見ながらニヤニヤしていましたｗ
クラスJかつ隣の乗客もおらず、足元は広々なのでゆったり過ごすことができました。


ドリンクサービスはクラスJの乗客に提供している『こだわりドリンク』をチョイス。
こだわりドリンクは定期的に変更され、今回はトマトジュースとのこと。


CAさんに『しっかり冷やしておきましたよ！』と言われながら受け取りますｗ
ところどころ凍っているほどにキンキンに冷えたトマトジュースはとても喉越しよく、美味しかったです。


500人乗りの777-300に対して141名+8名の乗客。そりゃクラスJもガラガラな訳ですｗ
時間帯によっては満席の便もありますが、この昼過ぎという中途半端な時間に出発する便は修学旅行の乗客がいなければ空席が多いとCAさんは仰っていました。


東京-沖縄線では300円でブルーシールアイスの販売も行なっています。味はバニラと塩ちんすこうとのこと。
塩ちんすこうを買ってみました。中に入っているちんすこうにアイスが染みてとても美味しい…！これはハマりそうです…！


冬場は強烈な偏西風に乗ってフライトタイムは2時間を切る時がありますが、夏場は那覇から東京は離陸後2時間をオーバーすることがあります。軽く機内を散策。
機体後方は本当にガラガラ。夏休みらしく、子どものみで搭乗している姿もチラホラ見られました。


開いている座席からトリプルの翼を。


反対側にはレジ番が書かれています。


もう少し後ろから。地上で見ると銀色の翼ですが、上空で見るととても白く見えます。


トリプルの巨大なエンジンも絶好調に回転中ですｗ　前方座席から後方座席へ移動すると、やはり話し声が聞こえないほどエンジンの音が気になります。


チーフパーサーより私が書いてもらっているログブックとは別に、クルーのサイン入りのポストカードを頂きました。
そして一緒に787のタオルと模型のギブアウェイも…！機内を散策している時に子どもが持っていた787のギブアウェイを欲しそうに見ていた私を、チーフパーサーに見られてしまったのでしょうかｗ
少しお話をすると、チーフパーサーは737、767、777、787と全ての乗務資格を持っているとのこと。
チーフパーサーもL2を担当しているCAさんも普段は国際線に乗務しており、新人CAさんの教育の為に国内線に乗務しているとのことでした。


このような手書きのポストカードは心がこもっており、とても嬉しいです！先にも書きましたが、往復とも同じチームのCAさんに当たっています！


とても分かりづらいですが、富士山の頂上がうっすらと見えてきました。徐々に降下を開始し、あっという間に東京アプローチ圏内。
ベルトサインが点灯し、再度L2担当のCAさんが私の前に座りました。いつもなら窓にかじりついて外を見ている私ですが、CAさんと飛行機のことについて雑談をしていました。
気づいたら浦安市上空、どうやらランウェイ22へのアプローチを行なっているようです。
15時00分、ランウェイ22へランディング。窓からは先行して那覇を出発したANA126便ジャンボ機の姿がありました。機体は第一ターミナルのスポット14番へ向けてタキシングします。


定刻より11分遅れて15時06分、羽田空港スポット14番に到着。直ぐ様L1ドア、L2ドアにボーディングブリッジが付けられます。


今回那覇から羽田まで座ってきたクラスJシート。普通席よりも少し肉厚で大きいシートは+1000円の価値が十分あります。


外ではボーディングブリッジが接続されたようです。まもなく外からドアが開きます。


とても名残惜しいですが、降機しようとした所、チーフパーサーに引き止められ、是非皆さんで写真を撮りましょうと！
乗客の降機後、チーフパーサーがCAさんを呼び集め、全員で記念撮影してもらいました！
そしてチーフパーサーを先頭に大勢のCAさんに見送られ降機します。


羽田空港に到着した777-300、JA9843。


離陸が遅れたことにより、到着も11分遅れてしまいましたが、そんなことはすっかり忘れていました。
往復ともにお世話になったチーフパーサーを始め、CAさん達には、これでもかっ！と言うくらいとても良くして頂いて、とても印象に残るフライトになりました。
やっぱりJALは凄い…！修行して上級会員を目指してもいいかな、と思うようになってしまいました(^_^;)
那覇では二日間とも晴れ渡り、青空と青い海をバックにした写真を多く撮ることができました。今回の那覇遠征、行き帰りのフライト、現地での撮影、大満足ですε-(´∀｀*)

次回のフライトも決まっていますが…夏～秋にかけては台風が来ないことを祈るしかありませんね…。さぁ次回はどこにいくでしょう！私の行き先なんて大抵パターン化されていますがｗ

2013年07月22日：那覇空港②

時刻は10時40分、搭乗する飛行機は12時30分、ヘッドをつけると撮影時間は残り1時間半ほどです。ラストスパート！


ランウェイ18に着陸してきたスカイマーク機が西側誘導路をタキシングしてスポットへ向かっていました…。これはもしや…。


ランウェイチェンジ！ランウェイ36運用！！


夏の快晴沖縄、ほとんどがランウェイ18だと思っていたのでこれは予想外でした。凄く瀬長島行きたいです…。でも後1時間で搭乗なので展望デッキで指を加えて見ています…ｗ


ランウェイ36より離陸した機体は嘉手納基地の離発着機との関係がある為、離陸後1000ft規制があります。早い位置でエアボーンした機体も比較的緩い角度で上昇していきます。


ラスト1機？の旧JTA塗装機、JA8926。着陸後スポイラーを上げたままやってきました。


帰りに乗る777-300が伊丹から到着しました。JA8943のようです。


突如、エルボーさんがスクランブル発進(；・∀・)　4階ガラスエリアにいましたが、窓がビリビリと震えるほどの爆音です。


さぁ、11時台のジャンボフィーバーの始まりです！まずは11時25分着のANA127便！




そしてすぐに11時30分発、ANA124便がプッシュバック！


NEX-6の広角レンズで2機のジャンボ機を！





プッシュバック完了！32番スポットはタキシングしてきたANAの737-800に明け渡します。


左からは11時50分着のANA995便の姿が…。ランウェイ36運用なので少し遅れるかな？と思っていましたが、10分近く早着です。ということは…。


那覇に集う3機のジャンボ達！！
今回の那覇遠征の集大成と言っても過言ではありません。この写真を撮った後、しばらく手が震えていました…ｗ


さぁ、ANA124便がランウェイ36より離陸します！






空を飛ぶ姿はマリンジャンボの如く、まさにクジラですね。とてもカッコイイジャンボ機、来年3月にはいなくなってしまうのはとても残念です。
那覇に残っている2機のジャンボ機を撮影できないのが少し心残りですが、大収穫な那覇遠征となりました。無理して那覇に来てよかった！！


出発ロビーでギリギリまでジャンボ機撮影ｗ　だったらジャンボ機で帰れよ！！と言われそうですが…ｗ

次回は最終回、帰りの便、JAL910便の搭乗記です。行きでお世話になったCAさんが笑顔で迎え入れてくれました！

2013年07月22日：那覇空港①

7月22日、この日は12時30分発のJAL910便で東京へ戻ります。すぐに家に帰って仮眠したらすぐ夜勤…。
そんなハードスケジュールですが、出発直前まで那覇で撮影！6時起床の6時半朝食、7時に空港へ向けて出発！


この日も那覇空港は朝から快晴！P-3Cがタッチアンドゴーの朝練を行なっていました。コールサインは沖縄の太陽を意味する『ティーダ』
『ハイサーイ！』と陽気にコンタクトするティーダさん、本当の顔は潜水艦駆逐を行う哨戒機ですｗ


朝の那覇空港は完全順光。SWALジェットが出発します。


ジンベエさんは27番スポットより出発です。


RACのDHC-8-Q300、JA8936。100型と共に未だに塗り替えられていません。


8時05分発、東京行きANA120便がプッシュバック開始。ダウンウインドレグにはタッチアンドゴー訓練を行なっているP-3Cの姿があります。


機体は777-200、JA742A。とても見づらいのですが、機体背後にご当地プレーンのマーク『IWAKUNI』が描かれています。
このIWAKUNIのご当地プレーンは元々3機いましたが、5月に1機追加されたようです。
岩国空港には777-200が就航しないのに、なんだか切ないですね…ｗ　737-800に張ってあげればよかったのに…ｗ


出発機がある程度収まったら、徐々に着陸機が。ANAの767-300。


JALの777-200。海がとても綺麗です。余計な障害物が無く、純粋に飛行機のみで撮影できるのがいいですね。


成田からのジェットスターはJA10JJ。この日も27番スポットに入るようです。タッチアンドゴーのP-3Cと一緒に。
降機する乗客を見ていると夏休みの子どもが多い多い…ｗ　1/3は子どもじゃないかと思うくらい。機内も相当騒がしそうです(^_^;)


この日は月曜日、航空自衛隊も続々と訓練を開始します。色とりどりのF-15Eagleがランウェイエンドで最終点検を行なっています。


爆音を立てながら離陸していきます。尾翼のマークから、新田原基地の飛行指導隊所属の機体のようです。


LCC業界、関東を制圧したジェットスターと関西を制圧したPeach。


ソラシドエアはJA804X、綾町塗装でした。


ジャンボさんおはようございます！！今日もカッコイイですね！


ANA125便は昨日と同じ、JA8960でした。


羽田空港で広角側で撮影すると、どうしても地上支援車両や他の航空機、いろんな障害物が映り込んでしまいますが、那覇では障害物なくクリアな状態で撮影ができます。


RACのDHC-8-100、撮影してたら訓練より帰投したF-15Eagleが映り込みました。


更に別のF-15Eagleが空港上空をパス。


1機ずつ急旋回を行い…


ランディングしていきます。72-8090、これも新田原飛行指導隊所属の機体です。

次回はいよいよ最後の那覇空港撮影編、11時台のジャンボフィーバータイム、どうなるでしょう！？