ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

吹き荒れる

2018年09月04日 23時14分03秒 | Weblog
台風が通過した。
初めのうちはいつもの台風程度だろうと思っており、実際朝までは
少し曇り空程度で風も普通の状態であった。

会社から珍しく自宅待機令が出され、一日引きこもる気で近所の
スーパーにて色々買いこもうとしたら、既に多くの人が似たような
境遇にあり、早くもそこに嵐が来たのかと思うほどにモノが無くなっていた。

そんな前日のどこか浮かれた気持ちが、午後くらいにはいよいよ
迫ってきた嵐に吹き飛ばされ、今まで味わったことがないくらいの
雨と風に小一時間ほど家を揺さぶられる。
フィギュアの揺れ具合から察するに、震度1強程度はあったと思う。

果たして停電になったり、どこかで何かが派手に割れる音が聞こえてきたり、
肝の冷える思いであったが、夕方には雨も風もおさまり、自宅で壊れたものも
洗濯機の蓋が少々といった程度で、胸をなでおろす。

丁度前日に、思い立ってモバイルバッテリーを注文していたが、停電に
対する何か虫の知らせのようなものだったのだろうか。
コンビニ受け取りにしていた上に、前日では届くはずもないので、
結局使う機会はまた先の別のことになると思われる。

しかし、ふと思ったのであるが、70~80年代までの漫画では台風の接近に
備えて、家の窓を板で塞ぐ(往々にして釘で打ち付ける)描写があるが、
生まれてこの方そのような場面や、そうして防護された家を見たことがない。
雨戸が割と標準装備になったり、木造の家が減ったことが理由にある
のかも知れないが、そもそも板やら釘やらを常備している家すらないという
のが現実かも知れない。

ニュースでは想像以上の被害の状況を伝えているが、多分明日は普通に
仕事だと思うので、気持ちを切り替えて臨みたい。
コメント
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