
[写真]与党党首会談にのぞむ、左から下地幹郎・国民新党幹事長、自見庄三郎・国民新党代表、野田佳彦・民主党代表、輿石東・民主党幹事長、樽床伸二・民主党幹事長代行、2012年4月6日(金)、首相官邸、民主党ホームページから。
野田佳彦首相と自見庄三郎さんの民国連立2党党首会談が2012年4月6日(金)、首相官邸で開かれ、「連立2党合意」に署名しました。これからは、「連立2党合意」がマニフェストも含めた政策文書の最上位になります。より「誰が味方で誰が敵か分からない」状態になる、衆院任期3回目の通常国会の後半国会を闘ううえで、政権の結束が固まったのは喜ばしい限りです。日本のためになります。
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連立2党合意は以下の通り。
民主党と国民新党は連立政権を継続し、次の通り合意する。
1東日本大震災の復旧・復興及び福島原発事故の対策を最優先課題として位置づけ、全力で取り組む。
2日本経済の再生と社会保障改革によって国民の安心をつくる。
3郵政法案の成立と郵政事業の早期の健全化を図る。
4調整が必要な政策については、両党間で誠意をもって協議する。
2012年4月6日
民主党代表 野田佳彦
国民新党代表 自見庄三郎
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平成24年度本予算審議では連立から離脱した社民党の福島瑞穂党首や又市征治副党首が「社会保障安定のための消費税法改正案(180国会72・72号)」について、「連立3党合意違反だ」という訳の分からない指摘がありました。まず、私は連立3党政策合意書を読み返しましたが、どう読んでも、法案提出が文書に違反してはいません。そもそも社民党は連立を離脱しているのですから、そんなことを言う資格はありません。社会党・社民党は、細川・羽田内閣、村山・橋本内閣、鳩山・菅内閣と3回連続で連立を投げ出した無責任政党だと感じざるを得ませんでした。でも参議院での4議席は重要なので、あんまり悪口も言えませんが。
連立2党合意(2012年4月6日)は連立3党政策合意よりも優先される文書だと考えるのが、法学的にも、政治的にも、妥当でしょう。
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