ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

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英国の事例【追記・お詫び・訂正有り】

2015年12月03日 07時42分26秒 | 英国の事例

 政権交代ある二大政党政治のさきがけである、英国議会(750歳)について長年研究してきました。

 ただ、このブログに書くと、「日本人には無理」などといった心無いコメントが寄せられるため、 避けていました。私のように、英語を聞いて書き取れる者に対する劣等感もあるのでしょう。

 2015年12月2日(火)午前11時35分から午後10時過ぎにかけて、=日本時刻では、おおむね2日夜8時35分から翌朝7時過ぎにかけて=、英国庶民院で審議が行われました。

 英国議会では、政府も動議を出せることになっています。午前10時半までに、政府が動議(motion)を出し、「国連安保理決議2249にもとづく、シリアにおけるISIL決議」を審議しました。

動議が今週半ばに提出されることは、先週の本会議で予告されていました。

 全閣僚が出席する中、キャメロン首相(保守党党首)が説明し、コービン・ネクスト首相(労働党党首)や与野党政府外議員らが発言しました。

 キャメロン首相は右隣にハモンド外相、左隣にオズボーン財務相、テレサ・メイ内務相らを従えて、攻撃の正当性について、数字をつけて順に説明しました。ISILのフランス語発音である、ダーイシュを使うこともありました。

【追記・謝罪と訂正 2016年7月21日】

 「テレサ・メイ内務相」は「テリーザ・メイ内務相」でした。綴りから想起した発音が原音と違いました。お詫びして、訂正します。

【追記終】

 政府外議員も発言しました。たとえば、29歳の当選1回生、与党・保守党のベン・ハムレット議員も発言しました。

 午後10時22分(日本時刻午前7時22分)に採決。

 賛成397、反対223で動議は可決されました。

 以下は、英国議会TVからのスクリーンショットです。


[画像]動議を説明する、キャメロン首相(保守党党首)、ハモンド外相。

[画像]キャメロン首相の背中と、第2次キャメロン内閣の保守党員の閣僚ら。向こう側は総選挙敗北後に新しく選出されたコービンネクスト首相(労働党党首)ら。


[画像]奥がバーコウ議長、左側が与党・保守党など、右側が最大野党・労働党などの席。


[画像]コービン・ネクスト首相も発言、





[画像]採決を終えて賛成、反対の人数を発表。

このエントリーの本文記事は以上です。



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