goo blog サービス終了のお知らせ 

宮崎信行の国会傍聴記 ニュースサイト

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

【衆院農水委】農業者戸別所得補償法案で与野党質問

2007年12月20日 09時12分00秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

「食と農業」に関する一連のエントリはこちらをクリックしてご覧ください。

【国会傍聴記2007-12-19】

(写真は平野さんに次ぐ主力提案者、高橋千秋参院議員=本人公式ウェブ)

 参院民主党の平野達男さん(岩手)、高橋千秋さん(三重)、舟山康江さん(山形)が衆院農林水産委員会の答弁席に座るちょっと珍しい光景。

 12月5日(水)の委員会最後に平野さんの提案理由説明。
 12月12日(水)の委員会で質疑初日。
 12月19日(水)が質疑2日目。

 全国の農家が固唾を飲んで見守る「農業者戸別所得補償法案」。

 19日の議論で印象に残った部分。

 佐々木隆博さん(民主党・北海道6区)
 「転作を政府が政策誘導してきた責任は重い。もっと農協金融を使ったらどうか」
 これは今の農協をめぐる体質の問題をついた質問だと思います。

 菅野哲雄さん(社民党・宮城6区比例)
 「国による減反で水田の4割が耕作放棄地になった」
 「農家はコメが一番作りやすいという頭があるから、農業は衰退してきた」
 これはかなり核心をついているのではないでしょうか。
 とにかく農家が廃業してしまえば、その田畑はおしまいなんじゃないですか? だれかが買い取って耕して、翌年には収穫できるものではないでしょう。

【追伸】
 私のルーツである長野から市場に出す主力農作物のリンゴと、自家消費のゴボウ、大根、長ネギが送られてきました。土の物は国内産を新鮮なうちにおいしくいただくのが一番。
 野沢菜漬けが大量に余り、母は冷凍保存したいというのですが、父の血圧を考えて、廃棄することを両親に進言。百姓の出の両親にとっては、生まれて初めてのことでしょうが、健康第一ということで、なんとか承諾してくれました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【再延長国会】与党の審議拒... | トップ | なぜに半笑い? 【薬害肝炎... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。