【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

雇用保険法等改正法案提出、当ブログ既報「保険料下げ」「65歳以上」「里親」束ね法案

2016年01月29日 23時59分59秒 | 第190回通常国会(2016年前半)

(このエントリーの初投稿日時は30日午後3時で、それから、2016年1月29日付にバックデートしました)

 当ブログでこれまで書いてきた、

 (1)雇用保険料を現行の給与の1・0%から0・8%への引き下げ(2015年6月28日付

 (2)65歳以上の雇用保険加入(2015年11月21日付

 (3)里親も育児・介護休業法に含める(2015年7月26日付

 の3つの法律改正ですが、束ね法案・一括法案として、

 「雇用保険法等の一部を改正する法律案」(190閣法9号)として、平成28年2016年1月29日(金)、提出されました。

 当ブログでは、「雇用保険法および育児・介護休業法など改正法案」と呼ぼうと思います。

 3つの改正条項とも、既報の通りです。

 附則第1条によると、平成28年4月1日(金)施行。

 雇用保険の引き下げは、手元の計算で、月500円程度の負担減となり、中間層、名目の固定給の人には久しぶりの負担減となります。

 65歳以上の雇用保険加入は既報の通り3年間保険料は猶予されました。ただ、「世代間の負担の分かち合い」と重視する私としても、これまでの労働特会の溜まり金からして、むしろ世代間の分かち合いに資すると考えるので、賛同したいところです。

 里親の育児休業については、対象者は年数人とみられ、今後の抜本的な法改正がのぞまれます。

 衆参とも厚生労働委は継続案件がありますが、雇用保険料の負担減もあり、日切れ法案であることから、今国会かつ年度内に成立するとみられます。

このエントリー記事の本文は以上です。

(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki 
(http://miyazakinobuyuki.net/)

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