【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

民法債権編(債権法)改正法案は、審議入りせず、2016年秋以降へ先送り 継続審議の方向

2016年05月31日 06時48分15秒 | 第190回通常国会(2016年前半)

 政府が昨年平成27年2015年3月31日(火)に提出した、

 「民法の一部を改正する法律案、民法債権編抜本改革法案、債権法改正案」、国会が付ける議案番号第189回閣法63号および同64号

 は、第190回国会で審議入り(法務大臣による法案の趣旨説明)すらせず審議未了となりました。

 衆議院が解散されない見通しとなったことから、平成28年6月1日(水)の衆議院法務委員会で、「閉会中審査の処理を取るよう議長に要望すること」を決定する見通し。

 ただし、「閉会中審査」とは次の国会への継続処理を意味する言葉であって、7月10日の参院選終了後まで審議はありません。

 大型法案であることから、仮に平成28年2016年夏以降の第191ないし192回国会で審議入りしても、成立は平成29年以降になることはほぼ確実となりました。

[お知らせはじめ]


宮崎信行の今後の政治日程(有料版)を発行しています。

「国会傍聴取材支援基金」の創設とご協力のお願い 

このブログは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。

衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)

参議院インターネット審議中継

国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)

衆議院議案(衆議院ウェブサイト

今国会情報(参議院ウェブサイト)

各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク)

日本法令索引(国立国会図書館)

予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト)

インターネット版官報

[お知らせおわり]



最新の画像もっと見る