【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

天皇陛下が詔書を発布、再来週26日(月)に国会を召集 官報特別号外

2016年09月16日 20時52分13秒 | 第192回臨時国会(2016年9月から12月まで)条約・カジノ再延長国会

[写真]皇居外苑から見る国会議事堂、2015年秋、筆者・宮崎信行撮影。

 天皇陛下は、詔書を発せられ、平成28年2016年9月26日(月)に国会を東京に召集されました。

 これは、平成28年2016年9月16日(金)の閣議で決定し、日本国憲法第7条の内閣の助言と承認に基づく国事行為と、国会法第1条にもとづき、天皇陛下が御名御璽をしました。

 

[画像]官報特別号外からスクリーンショット。

このエントリー記事の本文は以上です。


蓮舫代表と野田佳彦幹事長の花斉会「羽田孜幹事長」の歴史知らず、もうやむを得ないから支持率向上を強く望む

2016年09月16日 15時15分35秒 | 第192回臨時国会(2016年9月から12月まで)条約・カジノ再延長国会

[写真]民進党本部上空の秋の空、東京千代田区永田町の三宅坂ビル、きょねん2015年11月、宮崎信行撮影。

 きのう平成28年2016年9月15日(木)就任した蓮舫・民進党代表は翌日のきょう16日(金)の両院議員総会(ライブ映像)で、

 蓮舫代表が野田佳彦幹事長を提案し、両院議員の了承を得ました。

 野田佳彦花斉会会長が衆院民進党のトップ、蓮舫花斉会事務局長が参院民進党のトップになっただけの話でした。

 野田幹事長は「晴天の霹靂でした」とうそぶき、蓮舫代表とともに、「首相経験者が幹事長になるのは例がない」と語りました。実際には、羽田孜先生が初代民主党幹事長を務めました。やがて1998年9月に私が横浜支局に去った後に、羽田先生が「特別代表」に祭り上げられ「ちくしょう、やりやがったな」と思いながらも、やがて、羽田内閣再登板は諦め、岡田内閣樹立をめざして現在にいたります。だから、過去四半世紀「羽田内閣」と「岡田内閣」の2つだけです。いかに、野田蓮舫が長老を大事にしない育ちかが如実に分かるスタートです。その他の人事は来週。

 参院選開票日から20日目という謎のタイミングでの代表続投断念表明があった7月末から、8月、9月とあしかけ3か月、45日間余り、私は代表選即時中止を呼びかけ続けてきました。花斉会による花斉会のための代表選だったことがお分かりいただけたと考えます。おそらく、民進党の国会議員、総支部長、地方議員、党員、サポーター、支持者、番記者が一堂にどっと疲れたのではないでしょうか。

 私としては、2009年、2015年と2度にわたり、花斉会が岡田克也先生の選対事務局となり、2015年にいたっては当選したのですから、長年花斉会批判は控えてきました。

 7月末に花斉会のクーデターだと気づいた私は、もうどうにもならないとの観測から、8月2日に解党論を提示(◆民進党は解党すべし わずか7期59歳の経済音痴・野田佳彦氏のパワーバランスを崩せ◆)。8月3日には、私の政治センスがゼロだと思われることを覚悟して、「岡田克也さんの民進党代表及びネクスト総理大臣の続投・無投票再選を願う会 誰か一緒にやりませんか?」と呼びかけました。

 お盆には「野田佳彦氏の戒名案「嘘つき院経済音痴居士」に」。8月14日には、発信力を高めるためにサングラス姿で「ツイキャスで「宮崎信行怒りのサングラスで民進党代表選中止を要求」を放送しました。」8月16日には「ツイキャス、宮崎信行サングラス、政治はRPGでない、野田蓮舫は台風とともに去れを放送しました」、8月20日は「この後、午後3時40分から、無言30分サングラスで、民進党野田蓮舫ら育ちの悪さに猛省を促す」と「サングラス3部作」で野田蓮舫花斉会的な、祭りの前夜が好きなんですよね~~的な大学サークル文化祭実行委員会的なロールプレーイングゲーム(RPG)政治を批判し続けてきました。なお、どういうわけか、8月16日に、蓮舫さんはツイッターで、サングラスに言及。蓮舫さんがツイッターでサングラスに言及したのはこの日がはじめてでした。

 9月になると花斉会は馬脚をあらわし、9月5日には「野田佳彦氏「岡田克也代表は「戦後ヤミ米を喰わずに餓死した判事さんみたいな人」と安住淳氏が言っている」」という許しがたい発言が出ました。これによって、安住淳さんへの党内の批判は高まったようです。

 このように、花斉会批判と、岡田ネクスト首相続投を唱え続けてきましたが、かなわず。 

 けさのおはよう日本の「野田幹事長」の報道以降、SNSでも、私の過去の発言を引用するケースが増えています。私には私のできることをしたとの自負があります。そら見たことかという感じです。

 決まったことだから仕方ありません。よい候補者さんを衆院小選挙区に立てることが大事ですが、英国二大政党を見ていると、野党第1党でもマスコミ世論調査の支持率が30%前後で初めて単独過半数をうかがえるかどうかという感じです。普段からの支持率が倍増して、20%前後にならないと、過半数の候補者を立てても、政権はとれないと考えます。

 民進党YouTubeチャンネル

 このエントリー記事の本文は以上です。 


「共謀罪改めテロ等組織犯罪準備罪」を設ける組織犯罪処罰法改正案の提出は見送り、2017年以降へ

2016年09月16日 07時35分07秒 | 第193回通常国会(2017年1月から6月まで)学校法人森友・加計学園国会

 当ブログでも、先月26日付で報じた「共謀罪改めテロ等組織犯罪準備罪」を設ける、組織犯罪処罰法改正案は、再来週26日(月)召集の第192回国会への提出を見送り、来年平成29年2017年通常国会以降に提出されることになりました。

 きょう9月16日付のほぼ全ての全国紙が、「政府関係者が方針を固めた」として報じました。政府官邸と与党国対のパイプ役となる政治家の、主語のみオフレコとする形式の懇談取材で出た話と思われます。

 前回のエントリーでは書き漏らしましたが、「国際組織犯罪防止条約」の国内実施法案で、条約そのものの批准にも必要な法整備です。報道によると、昨日、アメリカのケネディ大使が「報道で見た」として、金田法相をたずね、法整備の必要性を説いたそうです。当ブログにも速やかな整備が必要だとする意見も寄せられました。

 衆参法務委は、外国人実習生法案などの審査を優先する日程感が有力で、来年3月以降に審議が持ち越されることになりました。

 これとは別に、26日の所信表明演説で、天皇陛下(平成の明仁さま)の生前ご退位に向けて、5人程度の勉強会をつくり、来年の通常国会をめざして法案を作成することを、安倍首相が表明する方向で調整していることが分かりました。

 さらに、これとは別に、きのう就任した蓮舫民進党代表が、野田佳彦さんを幹事長に起用することが確実になりました。7月末から9月まであしかけ3か月、私がサングラスをかけてまで批判していた花斉会支配が現実になる公算となりました。政治記者は積み重ね。失意泰然として、何も取材していなかったのに、あたってしまうことになりました。

このエントリー記事の本文は以上です。

(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki 
(http://miyazakinobuyuki.net/)

[お知らせはじめ]

宮崎信行の今後の政治日程(有料版)を発行しています。

このブログの最新の記事は、宮崎信行公式ホームページでも読めます。

「国会傍聴取材支援基金」の創設とご協力のお願い 

このブログは以下のウェブサイトを活用して、エントリー(記事)を作成しています。

衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)

参議院インターネット審議中継

国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)

衆議院議案(衆議院ウェブサイト

今国会情報(参議院ウェブサイト)

各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク)

日本法令索引(国立国会図書館)

予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト)

インターネット版官報

[お知らせおわり]