岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

逸見千代子先生の「逸見石」を観てきました。

2020-06-23 16:05:16 | 日本の仲間

岡山市内にある人と科学の未来館サイピアにて、

岡山の鉱物展が開かれています。

美しい逸見石を観ることができます。

逸見石の命名は、鉱物研究者逸見吉之助さんと娘の逸見千代子さんにちなんでいます。

サイピアのある地域にお家がありました。

勤務先は岡山大学ですから純地元です。

鉱物好きのタモリさんなら絶対見たい企画です。

写真を撮りましたのでご覧ください。

京山という標高80mの低山の麓にあります。

ここに昔、国立病院がありました。その前は陸軍病院でした。

岡山には陸軍の連隊があり、

戦地で負傷した兵士を治療する病院が必要だったのです。

敷地内には子どもたちの遊び場になっている丘があります。

サイピアにはプラネタリウムがあります。

天と地を観ることができるサイピアです。

ということで触れることはできませんでした。

少し勉強です。

岩石の中に鉱物があります。

鉱物学者にとって「石」とは、宝石や鉱物のことを指すようです。

万成花崗岩です。

東京の絵画館がこの万成石でつくられていることが有名です。

この万成石は、この地区で採れます。先ほどの公園の岩は万成石でできています。

これが万成石です。

では逸見石です。

この青い部分です。

普通の人だと見逃がしてしまうほどですね。

娘の逸見千代子さんも世界中で貴重な鉱物を採集していたそうです。

奥が深いですね。

もう一度行かなければと思っています。

なお、逸見千代子さんは2018年に亡くなられました。

まことに残念なことです。

 

お読みいただき有難うございました。



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