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ミステリ感想-『零崎双識の人間試験』西尾維新

2004年03月01日 | ミステリ感想
~あらすじ~
「零崎一賊」それは殺し名の第3位に列せられる殺人鬼の一族。
その長兄にして切り込み隊長『二十人目の地獄・自殺志願(マインドレンデル)』こと零崎双識。
息をもつかせぬ激闘また激闘の果てに双識を待つものは……?


~感想~
維新武侠小説。戯言オールスター感謝祭ただし主役(戯言遣い)はひとり蚊帳の外、みたいな!
あの人やこの人がまるでファンサービスのようにそちらこちらで顔を出し、本筋にはからまない。
例によってトリックもある戯言もある笑いもある惨劇もありまくる。
むやみに楽しくむやみに苦しく、やたらに明るくやたらに暗い、いつもながらの維新小説。
全面肯定のあなたは頬をゆるめ、全面否定のあなたは眉をひそめること間違いなし。


04.3.1
評価:★★★☆ 7

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