きたネット★環境情報Blog

北海道の環境を守り育てる活動を支援する、「北海道市民環境ネットワーク」事務局から、北海道の環境活動情報を発信しています。

※募集終了【12/1 札幌】きたネットフォーラム2019「 人と野生生物の距離」危険生物・感染症など、リスクをもつ野生生物とどうつきあうか

2019-10-29 | きた★ネット事務局から

■参加募集締め切りました■
【12/1 札幌】きたネットフォーラム2019

「 人と野生生物の距離」
   危険生物・感染症など、リスクをもつ野生生物とどうつきあうか

ここ数年、危惧されていた気候変動や異常気象など、
自然環境の大きな変化が顕在化し、
私たちの暮らしにこれまでにない被害を及ぼすようになってきています。
外来生物や、新しい病原菌の活動が活性化することも予想されます。
一方、都市の拡大、地方の過疎化などの社会的要因から、
人の暮らしと野生生物の住み分けが崩れ、
野生生物のさまざまな危険な接触、人獣共通感染症などへの危惧も
高まってきています。
今年は「人慣れ・街慣れグマ」が北海道内各地でさまざまな軋轢を生んでおり、
道民にとって避けては通れない、身近な問題となっています。
では、人間にとって危険な生物は駆除・排除すればよいのでしょうか? 
今年のきたネットフォーラムでは、北海道に住むわたしたちが、
自然の中、暮らしの中で出会う可能性がある、
さまざまな危険について、そのリスク回避のために、何ができるかを学びます。

【日時】12月1日(日)10:00〜17:30 (※9:30受付開始)

【会場】札幌エルプラザ2F 環境研修室(札幌市北区北8条西3丁目)

 


きたネットフォーラム2019チラシ ダウンロード
http://www.kitanet.org/event/kitanetforum2019.pdf

ーープログラムーー

10:00■開会■イントロダクション

10:10
■基調講演(1) この世に危険生物などいない
フィールドの危険を正しく怖がり、正しいリスクマネージメントを考えるために
 講師 小川 巌 氏(エコネットワーク) 
11:10
■基調講演(2) 
変わりゆく人とクマとの距離、安全な共存をどうつくるか
 講師 間野 勉 氏
   (地方独立行政法人北海道立総合研究機構
      環境・地質研究本部環境科学研究センター 自然環境部長)

休憩(12:00-13:10)

13:10
■我々の社会は野生生物のリスクとどう向き合うか
コーディネーター 長谷川理氏
          (NPO法人EnVision環境保全事務所)

  13:15 講演
    人と動物の関わりから生まれる新たな感染症リスクとその対応
     ~飼育動物と野生動物の区別を考える~
  講師 福井大祐氏
  (岩手大学農学部共同獣医学科小動物外科学研究室 准教授)

 事例報告 14:00-15:10
    (1)キタキツネは危険生物か? エキノコックス対策の最前線
  池田貴子氏(北海道大学高等教育推進機構CoSTEP 特任助教)
    (2) 野鳥との距離を考える
   ずっと餌付けしていたのに、鳥フルが流行ったら追い払うの? 
  長谷川理氏
   (3) 身近な生物に潜む危険!生物がヒトに与え得る
      疫学的脅威の認識をお持ちですか?  
  斉藤聡氏(石山通り動物病院 院長) 

15:15
■パネルディスカッション
  「要注意生物」との共存を考える
  コーディネーター 長谷川理氏
  パネリスト 小川巌氏・間野勉氏・福井大祐氏・
        池田貴子氏・斉藤聡氏

16:30
■伝え、拡げるために 全体交流会  
  〜フォーラム参加者の交流と情報交換の場です〜
 話題提起 坂本純科氏「気候変動と持続可能な地域づくり」

17:30 閉会

OPTION    18:00 交流会
  (実費・会場・参加費未定 札幌駅周辺 事前申込み要)

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【主催】NPO法人北海道市民環境ネットワーク 
    一般財団法人セブン-イレブン記念財団
【協力】環境中間支援会議・北海道 北海道新聞野生生物基金 
【後援】札幌市(申請中)
【参加費】きたネット会員・学生/ 1000円   一般/ 1500円 
【申込み】事前申込要 FAX・E-mail等でお申込みください。
  申込締切 11月27日(水)

【問合せ・申込み先】
NPO法人北海道市民環境ネットワーク「きたネット」事務局 
〒060-0061 札幌市中央区南1条西5丁目8番地 愛生舘ビル5階
 Tel. 011-215-0148 Fax. 011-215-0149 
 E-mail. office@kitanet.org
 きたネットWeb http://kitanet.org/ 
 きたネットFacebook https://www.facebook.com/kitanet.org

【お申込方法】チラシ裏面(ただいま製作中)の申込書をFAXまたは郵送。
メール等での申込みは、名前・住所・連絡先( 電話・FAX・E-mailなど)
・所属(所属団体・企業・職業・学校など)を必ずご記入ください。
18:00からの【交流会】に参加される方は、その旨、必ずご記入ください。

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◆NPO法人北海道市民環境ネットワーク「きたネット」
 事務局代表メール office@kitanet.org
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■北海道の環境保全活動データベース「きたマップ」
  http://kitamap.net
■きたネットWeb http://www.kitanet.org
■きたネット環境情報blog http://blog.goo.ne.jp/kitanet-staff/
■ラブアース・クリーンアップin北海道 http://www.love-earth-hokkaido.jp/
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■森づくり★ナビ北海道 http://kitanet-mori.com/
〇環境☆ナビ北海道 http://enavi-hokkaido.net/

【12/8】 札幌ヒグマの会40周年記念 「ヒグマックス2019~クマづくしの1日」主催/ヒグマの会

2019-10-14 | きた★ネット事務局から

【12/8 札幌】 ヒグマの会40周年記念
 ヒグマックス2019~クマづくしの1日

 主催 ヒグマの会
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(本イベント情報は、きたネットが広報協力として作成しています。お問い合わせ等は、ヒグマの会事務局へ)

「北海道のシンボル・ヒグマ~共存への道のり」をテーマに、
小菅正夫さん&本田優子さんの縦横無尽トーク「人とヒグマ、良き隣人になれる?」、ヒグマがわかるフィルムとヒグマの会の語り部5名によるレクチャー、ホラネロのクマ笛コンサート、林家とんでん平さんのHIGMAX落語、北海道のシンボル動物道民投票結果発表、ヒグマのシンボルマーク発表、ヒグマお宝抽選会 など、ひぐまがわかるプログラムが盛りだくさんです。

日時 2019年12月8日(日)10:00〜16:30 ※受付:9:30〜
場所 札幌エルプラザ3Fホール(北海道札幌市北区北8条西3丁目)
参加費 無料 事前申込み不要 直接会場へおいでください。




プログラム

午前(10:00-12:00)

開会のごあいさつ
■ヒグマ・フィルムフェス&クマの語り部ミニレクチャー 第1部
【フィルム】 ヒグマの自然な姿や、人とヒグマの関わりを伝える貴重な短編映像5編を2部に分けて上映。さらに制作者が「ヒグマの現場」を語ります。
 ①自動カメラがとらえた札幌ヒグマの実像「となりのヒグマ」
  佐藤喜和(酪農学園大学環境共生学類)
 ②世界自然遺産知床ヒグマと共に生きる人たちとの出会い
  吉田美和さん(ワットムーン/ NHK札幌)・矢内智大さん(NHK札幌)
 ③知床の野生を描く「ザ・リミット」
  今津秀邦さん(ワンドリームピクチャーズ)
【レクチャー】 ヒグマの会役員でもある専門家5人衆が、最新のヒグマ情報やクマへの思いを語ります。
 ①ヒグマってどんな動物? 佐藤喜和 (酪農学園大学環境共生学類)
 ②札幌市のヒグマ事情(早稲田宏一/NPO法人EnVision環境保全事務所)
 ③ヒグマとの事故を避けるには(釣賀一二三/道総研環境科学研究センター)

■ホラネロ Introduction

午後(13:00-16:30)
■ヒグマ・フィルムフェス&クマの語り部ミニレクチャー 第2部
【フィルム】 
 ①NHK・ダーウィンが来た! 生きもの新伝説
  「世界遺産知床オスグマ王座を目指せ!」からハイライト
  天野元裕さん(NHKエンタープライズ チーフプロデューサー)
 ②HTBイチオシ!MIKIOジャーナル傑作選
   阿部幹雄さん(写真家・ジャーナリスト)
【レクチャー】 
 ①アイヌの知恵に学ぶヒグマ管理  間野勉(道総研環境科学研究センター) 
 ②世界のクマ事情 坪田敏男(北海道大学大学院獣医学研究院)

■HIGMAX落語 林家とんでん平さん
自然をテーマにした創作落語も多数。今回はヒグマをテーマにした新作落語を披露していただきます!
■クマ笛コンサート ホラネロ 
オホーツク在住の夫婦デュオ、ホラネロによる、ギターと笛の演奏会。ヒグマの骨で作った笛が、森の風を思わせる優しくて張りのある音を奏でます。
■縦横無尽トーク 
人とヒグマ、良き隣人になれる? 〜動物園に学ぶ・アイヌに学ぶ
  対談 小菅正夫さん(札幌市円山動物園参与、前旭川市旭山動物園長)
     本田優子さん(札幌大学 地域共創学群教授)
ヒグマとはどんな生き物か。人とヒグマはどう付き合ってきたのか。ヒグマと人間の共生は可能なのか? アイヌの伝統や文化ではどんな存在か。北海道のシンボル動物としてのヒグマの価値や意義は?時間・空間・分野を飛び超え、北海道のトップランナーのお2人に幅広い視点から「クマとヒト」を縦横に語っていただきます。

■総合司会/林家とんでん平さん(落語家)
     安田知沙さん(酪農学園大学環境共生学類4年)

■さらに!!
北海道のシンボル動物道民投票 結果発表!
ヒグマキャラ・シンボルマーク紹介、 ヒグマお宝抽選会も。

■会場ロビーでは
ヒグマ対策の企業製品や等身大のクマパネルと2ショット、足跡マット、クマトランクキット、ひぐまの会お宝グッズ紹介などの展示を行います。道内の企業・団体が使うヒグマ・キャラクターも一挙紹介。来場者全員にヒグマシンボルマークの記念品を差し上げます。

お問合せ ヒグマの会 事務局(事務局長 佐藤喜和)
〒069-8501 北海道江別市文京台緑町582 酪農学園大学 
農食環境学群環境共生学類 野生動物生態学研究室 内

higuma.no.kai.1979@gmail.com   
http://higuma1979.sakura.ne.jp/

主催:ヒグマの会
共催(予定):日本クマネットワーク、札幌市   
後援(予定):北海道ほか
協力:NPO法人北海道市民環境ネットワーク「きたネット」、
   北海道大学科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP) 
フィルム制作協力:北海道魚類映画社

詳細については、HPやチラシをごらんください。
チラシダウンロード
http://www.kitanet.org/higmax/higmax-flyer.pdf

ーー

1979年に発足したヒグマの会は今年(2019年)、40周年を迎えます。12月8日に開催する“HIGMAX2019〜クマづくしの1日”を中心に、人とヒグマの関わりを考えていただく記念行事を展開します。
道内ではヒグマによる痛ましい人身事故や出没騒動が続いています。ヒグマと人間の距離感が変わってきている中で、共存を目指し、ヒグマの生態や安全対策について広く知ってもらうことを目指します。ヒグマはやはり北海道のシンボルにふさわしい動物です。例年のヒグマフォーラムとは一味違った、市民が気軽に参加してヒグマを体感できる催しです。

この日以外にも、「ヒグマとのつきあい」を考える企画を行います。みなさまのご参加をお待ちしています。

連続企画「1日ヒグマday」
■10/22@チカホ札幌駅側イベントスペース 10:30~15:00
■2/22創世スクエア・スカーツコート 18:00~21:00
■3/14@札幌市円山動物園 13:00~15:30

ーー縦横無尽トーク 登壇者プロフィール

小菅正夫さん(札幌市円山動物園参与、前旭川市旭山動物園長)

1948年札幌市生。北海道大学獣医学部獣医学科卒業。旭川市旭山動物園に獣医師として勤務。
1995年4月 旭川市旭山動物園園長、2009年4月名誉園長。2015年10月から札幌市環境局参与(円山動物園担当)

本田優子さん(札幌大学 地域共創学群教授)

1957年金沢市生。北海道大学日本史学専攻課程を卒業後、平取町二風谷に移り住む。11年間、萱野茂氏の助手としてアイヌ語辞典の編纂に携わるとともに、二風谷アイヌ語教室子どもの部講師を務める。2005年、札幌大学助教授に着任。2011~2017年、副学長。(一社)札幌大学ウレシパクラブ代表理事。

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(本イベント情報は、きたネットが広報協力として作成しています。お問い合わせ等は、ヒグマの会事務局へ)