きたネット★環境情報Blog

北海道の環境を守り育てる活動を支援する、「北海道市民環境ネットワーク」事務局から、北海道の環境活動情報を発信しています。

ふるさと海辺フォーラム「二〇二〇 ハマッて里浜」~はまひるがおネット×ふるさと海辺フォーラム~

2020-06-18 | 会員の方からのおたより

東日本大震災以降、日本の海岸は災害対策と環境保全のジレンマを抱えてきました。
本フォーラムでは、海辺の自然を守ることの意義とその主体としての市民活動に焦点を当て、グリーンインフラ 、保全の主流化、事前復興といったキーワードから読み解くことを目指します。
「東日本大震災の被災後回復を目指す浜」と「全国で保全活動を継続している浜」そして海辺を愛する各地の皆さんをWebで繋ぎ、それぞれの浜の魅力と課題を共有し、海辺の暮らしの今そして将来を考える時間を過ごしたいと思います。

【フォーラム 次第】
第1部 海辺の自然環境を未来につなげるために~ 14:00~15:30 
 基調講演
  清野聡子さん(九州大学)
  西廣 淳さん(国立環境研究所)
 ディスカッション 司会:松島肇(はまひるがおネット、北海道大学)
  清野聡子さん、西廣淳さん、
  中村太士さん(北海道大学)

第2部 ピアノ弾き語り
  高橋奈緒美さん

第3部 15:50~16:30 各地をつないで
  各団体から活動紹介・話題提供
【開催内容】
日時:2020年6月21日(日) 14:00〜17:00
配信:Youtube、Facebook (詳細は下記のとおり 後日録画でも視聴可)

⓪イントロダクション 13:30~14:00 映像配信:防潮堤落語、石狩浜のいま ほか

①第1部 海辺の自然環境を未来につなげるために~ 14:00~15:30 
 1)趣旨説明
 2)基調講演 <事前収録>
   清野聡子さん(九州大学)
     「どうした!どうする!日本の海岸」
   西廣 淳さん(国立環境研究所)
    「保全を『普通のこと』にするには」
 3)ディスカッション <ライブ配信>  司会:松島肇
  清野聡子さん、西廣淳さん、中村太士さん(北海道大学)

②第2部 15:30~15:50 リラックスセッション <事前収録>
  高橋奈緒美さん ピアノ弾き語り

③第3部 15:50~17:00 各地をつないで <ライブ配信>
 4)各団体から活動紹介・話題提供
・北の里浜から各団体紹介
・現地からのリレー活動紹介(予定)
 A) いしかり海辺ファンクラブ(石狩市)
 B) 大谷里海づくり検討委員会(気仙沼市)
 C) 名取ハマボウフウの会(名取市)
 D) 里浜ネットワーク(宮城県)

<参加呼びかけ団体>
(ふるさと海辺フォーラム)
・いしかり海辺ファンクラブ(石狩市)
・石狩浜定期観察の会(石狩市)
・サンクチュアリ・エヌピーオー(浜松市)
・ゆい(茅ヶ崎市)
・名取ハマボウフウの会(名取市)   ほか
(はまひるがおネット)
・根浜 ハマボウフウ研究会(釜石市)
・大谷里海づくり検討委員会(気仙沼市)
・前浜おらほのとっておき(気仙沼市)
・いしのまき浜辺のいのち(石巻市)
・仙台新浜・岡田小学校(仙台市)
・仙台荒浜(仙台市)
・里浜ネットワーク
・東北学院大学・平吹研究室(仙台市)     ほか
5) 未来につなぐディスカッション
6) まとめ

【配信方法】
 Youtubeチャンネル 北の里浜 花のかけはしネットワーク
https://www.youtube.com/channel/UCbMONFmU11YvNnlkGFYTYPQ
 Facebookページ 北の里浜 花のかけはしネットワーク
 https://www.facebook.com/hamahirugao/

主催:北の里浜 花のかけはしネットワーク(はまひるがおネット)
協力:NPO法人北海道市民環境ネットワーク(きたネット)

趣旨:2011年3月11日に東北地方を襲った津波災害から9年余が経ち、沿岸域の甚大な被害の爪痕が、防災インフラや植物によっても覆われてきました。安全を守るため、いち早く復旧された防潮堤や山土で造成された海岸松林は、一方で海を生活から分断したり自然生態系への影響がさまざまに議論され、今後その検証が必要です。と同時に、出来たものをどうやって日常生活に取り入れていくか、これからの付き合い方を考えていくことが、必要であると私たちは考えます。このことは被災地に限定されたことではなく、さまざまな防災や土地利用に晒されて自然状態を残せなくなっている各地の海岸でも同じことが言えます。
主役は行政でも研究者でもなく、市民です。海辺の自然を守り残そうとする活動、ただ残すだけではなく新たな利用価値を模索する取り組み、地域の自然や歴史を掘り起こしたフットパスツアー、浜で子ども達を遊び育てる活動、海辺の恵みを活用する営み…。
海辺の自然・文化を守り育てることで、持続的に利用していく―それが里浜です。
このたびのWebフォーラムでは、里浜をめぐる様々な活動を多くの市民・団体と共有し、新しい仲間を作り、明日を考えて動き始めることを目指します

配信拠点:札幌のスタジオ(マルチスペース・エフ 中央区南9条西3丁目1-6彩木ビル)

 

 


47コロナ基⾦のごあんない

2020-06-15 | きた★ネット事務局から

このたびの新型コロナウイルスの影響で、全国47都道府県のどの地域でも様々な影響が出ています。
その影響は、医療、経済、そして⼀般市⺠の暮らしにも様々な形で現れています。
47コロナ基⾦ではお預かりした寄付を基に、全国各地のコミュニティ財団やNPO⽀援センター、地域づくりセンターなどと連携して、この危機的な状況を⽀えようと現場で踏ん張るNPO、企業、医療者等の⽀援を地域のニーズに応じて設計した取り組みで⽀援します。
感染拡⼤対策を重視しながらも、各地のまちが少しでも元気を取り戻し、私たちのまち、地元、ふるさとのコミュニティが維持をされていくために、ご⽀援をどうぞよろしくお願いいたします。
https://congrant.com/jp/corona47/index.html

[北海道]笑顔とつながりが続いていくように。北海道の市民活動を応援!|北海道NPOファンド
私たちは、守りたいコミュニティ、守りたい未来のために、変わり続ける組織を応援します。
北海道には、NPOや市民活動による多様な支援によって生活を支えられている方、多様な活動によって文化やコミュニティが豊かになっている街、守られている自然や伝統があります。
新型コロナウイルスの影響を受けている北海道のコミュニティの担い手に寄り添い、難局を乗り越えるための組織基盤づくりに取り組みます。
https://www.congrant.com/project/sanaburi/1714


クマが市街地に侵入するのを防止するための環境ボランティア

2020-06-12 | スタッフのつぶやき

 毎年、札幌の一部地区で雪解けの頃からヒグマが市街地に現れるようになり、その度大騒ぎとなることが繰り返されてきました。住宅地と森林が接している場所が多い札幌の特殊性も関係しているようです。
クマの市街地への侵入を防止するには、クマが移動経路として利用する場所の草刈りと好物であるサクランボ、ナシ等の放棄果樹の伐採が非常に有効であることが実証されつつあります。
 きたネット会員団体の特定非営利活動法人 EnVision環境保全事務所とエコ・ネットワークが、クマが市街地に侵入するのを防止するための2種類の作業を環境ボランティアの一環としておこないます。現在コロナ禍のため行動に制約がある状況ではありますが、関心のある市民、住民の皆さんのご参加をお待ちしています。

■作業■ ①主に中小河川沿いの草刈り  
       ②放棄果樹の伐採と枝条処理

■場所■ 札幌市南区藤野・簾舞地区を中心としたエリア

■時期■ ①6月26日(金)
                 ②6月17日(水)、20日(土)※7月及び9月以降にも実施します。

■参加費■ 無料

■定員■ 各回10名程度

■主催■ エコ・ネットワーク(環境市民団体)

特定非営利活動法人 EnVision環境保全事務所

■協力■ 札幌市

■申込方法■

・まずエコ・ネットワークへお問い合わせください。

・草刈り、枝条整理のどちらかを選んでもらいます。両方でも構いません。

・それぞれの集合場所等についてお知らせします。

・作業時間はおおむね8:30~13:30頃を予定しています。

■その他■

・原則として現地集合・解散です。昼食は各自持参です。

・作業用の道具は主催者が用意(持ち込み可)。

・新型コロナウィルス感染拡大防止対策は各自行っていただきます。

・雨天の場合090-3773-2038または011-591-2038(小川巌)へお問い合わせください。

 

※この活動は北洋銀行の「ほっくー基金」の助成を受けて実施します。
エコネットワーク HP   http://econetwork.jpn.org/environment/200611_01/