旬の芹(せり)、おいしいですね。
ご存知のようにセリは
春の七草のひとつですが、
料理の用途の多い野菜
です。ごまあえ、おひたし、
すき焼き、味噌汁の実・・・
さ、掃除してつかいましょ。
おだしの味見
真昆布
削りかつお右が昨日の、
左が今日の分です。
毎回、何かしら変えています。
きつねずしの袋を開け、
すし飯を詰めやすくして
います。
「ちょうど良い味～」
試飲しましょう！」
すし飯ができました。
あとは袋に詰めるだけ。
切り干し大根と芹のごまあえ。
色の取り合わせがヘンだけど、
いちごがおいしそうで、ついつい。
奈良漬けがよく合います。
粕汁は萩焼きの「数茶碗」に。
盛る前に、
お碗、温めておきましょうね。
さー、いただきましょう。
山椒の粉、お好きなだけどうぞ。
あ、忘れちゃいけません、
芹の根、大根、人参、ごぼう
のこり物野菜、あつめて金平。
うまし。
マイ・ファームで
新鮮な葉付き大根みっけ。。
作業が多いから負担になるかも
しれないけど金平つくりましょ。
「こんばんは。
お姉さんと昆布を
受け取りにきました」
ナムルです。
キッチンをじーっと見てます。
今日の粕汁の材料
さー、きつねずしつくりましょ。
大根の金平。
「おいしいーー」と、みなさん。
おいしいだけじゃない
高い栄養価。
捨てちゃだめです、絶対。
葉を折り曲げてもいいから
流通すべき。
きつねずし、お持ち帰り～～♫
このおだしを
１，粕汁
２，きつねずしの袋（油揚げ）を煮る
３，おすしの具を煮る
４，胡麻あえの和え衣
に使います。
油揚げの口を開き、袋に。
「やーん、破れそう・・・」
破れたら粕汁に入れるから
大丈夫！
＊油揚げは多目に
買っておきましょう。
きつねずしの具
関東のきつねずしは、
なにも加えない
白い酢飯ですが、
西日本方面では、五目寿司と
同じような具が入ります。
吸口は青ねぎ。
今日の箸置きは眠り猫
どの具材もとろとろ、
そのとろとろに粕汁をからめて
いただきます。
いただきます！
赤いエプロンの千草さんは、
おめでたのため今月で退室されます。
よかったですね。
今月の献立もお酒にぴったり。
新潟出身・美奈子さんおもたせの
大吟醸 越後桜
「うれしー」
みなさん大喜び。
あっという間に１月が過ぎ
きほん学級のスタートです。
みなさんのリクエストで
献立は粕汁といなり寿司
以前の生徒さんからも、
毎年のように、リクエストされたものです。
和食ラボも、粕汁といなり寿司。
もちろん、ちょっぴり替えています。
地元の八百屋「MY FARM」。
今日の野菜はすべてここで。
店頭にないものはオーダーで
取寄せてもらえます。
せりと切り干し大根の胡麻和え
できました、和え衣。
鶏モモ肉の山椒焼き
ご飯が炊けたら
合わせ酢をまわし入れて・・・
モクモクと・・・
なにかつくっています。
できました！
配膳中です。
香り高い、山椒を
たっぷりかけてます。
せりも、切り干し大根も
先週から店頭を賑わせています。
以前もつくったような気がしますが
おいしいので、もう一回。
お酒に合います、多分。
Ｔｈｅ旬。
甘ったるくない、
でも、旨いきつねずし。
いただきまっす！
引頭 佐知
料理研究家。山口市に生まれ、尾道市で育つ。
広告制作の仕事ののち、日本料理・中華料理を学び、東京・経堂にて、ちいさな日本料理の教室を主宰。テレビ・ラジオ、雑誌などで料理を紹介している。
また、天然だし素材で「だしとり教室」も。１人でも多くの人に伝えていくことをライフ・ワークとしている。
