【競馬 予想】 札幌記念(G2) レース回顧

レースの流れは、約1馬身程のスローゾーン競馬。
ただ、ラスト3ハロンで急激に速くなったように、コース形態を
踏まえてもかなり先行馬に有利な流れだった。

ただ勝ち馬フサイチパンドラは展開に恵まれた面(藤田Jの政治力)も大きいが、
やはり北海道の水が合うのが一番の好走の要因だろう。
http://blog.goo.ne.jp/keiba_philosophy/e/d9f20da549fda18ba2640d506f314edd
中間あれだけ大々的にインフルエンザによる影響が耳に入ると
買い辛いのが悔やまれる。
しかし、とにかくアサヒライジング含め結果も残す現4歳牝馬は強し。
秋も中心的役割を果たすであろう。

期待したサイレントプライドは予想外の凡走。
インフルエンザの陽性が出ていた馬の1頭だが、ここまで負けると
敗因は体調に尽きるだろう。貧乏くじを引かされた格好だ。
展望にも触れたが、前走魚火Sは今年の北海道芝中距離で
一番絶対実力値が高かったレースだけに、この馬が飛んで
2着にアグネスアークが繰り上がるかたちで来たのは偶然ではない。
アグネスアークは連勝中の内容を見ても、少し力が居る馬場で
パフォーマンスを上げる馬。ロジックと似たタイプだ。
秋も問われる能力性質に注意して狙いたい馬だ。
また忘れないで追記しておくと、魚火Sで2着しているフィールベアーも
今後引き続き買える馬だ。

今後更に注目なのは、アサカディフィート。能力はまだ落ちていない。
何と相対実力値も今回No1。
陣営がダートなどの適性に反する使い方をしない限り、この馬はまだまだ
走れる。右回り、平坦、摩擦が強い競馬が条件になるが嵌ればGⅢぐらい
までなら、いつでも勝負になる馬。秋の京都で今年もまず狙い撃ちたい。

人気薄で期待したシルクネクサスはあと今一歩。
速い脚が全くない馬だけに、直線入り口でもたついてから再度伸びた。
能力は確かな馬であるだけに、確固たる強く速い逃げ馬が居るときに
再注目したい。

マツリダゴッホはまだ確かな実力値を一度も弾いていない馬とあって、
人気先行で今後も軽視したい。正直、強い馬ではない。

アドマイヤフジは今後も2400Mか2500M限定で買う馬だろう。
京都大賞典、アルゼンチン共和国杯で有力だ。