今年秋G1で初めて4角で勝ち馬が当確したように感じたぐらい、
キタサンブラックは素晴らしかった。
この馬のセンスにはあらためて脱帽すると共に、鞍上も
1200Mから1600Mでしっかり溜めて4ハロンの速力勝負に
持ち込んだのは流石としか言い様がない。
有馬記念はもっと人気するが、引き続き逆らえない。
しいて不安点を挙げるとすれば、今日が極限の仕上がりであり
後はどれだけ陣営が体調を維持出来るかだろう。
ゴールドアクターは十分な走りだったと解釈している。馬券としては痛恨の4着だったが、
位置取りも、鞍上の手腕も想定内だったから買った馬券者に責任がある。
ただ誤算だったのは、5歳馬が一度叩いてこの時期に最高体重で出走してきたこと。
そして、明らかに普段より腹回りに余裕があったのは覚悟するものだった。
咄嗟に以前のパドック録画を再生して比較を行った。
ここで軸を変えることも可能だったが、自分のスタイルとして余程
首元に発汗しない限り、ここで記載したものと反する馬券は買わないので、
悔いはない。最後に変更して痛い目を見る方がよほど後悔するものだ。
話を戻して事前予想でゴールドアクターを中心にすることは、
多分に間違いではない。陣営も体重増を敗因に挙げているように、
もう少しまともならシュヴァルグランに交わされることはなかっただろう。
複雑な物言いになるが体調が良かったから4着であり、普通あの体重では
惨敗まであったと見ている。
だからこそ、有馬記念は体重が絞れたからと言って飛びつくのはやや疑問である。
状態自体は今日がピークのテンションでもあった。
※ゲート時には既に首元に薄らと発汗。加齢で馬が少し煩くなってきたのは気がかり。
馬券的に正解だったのはサウンズオブアースだったということになる。
他の馬が力を出し切れなかったこともあるが、良い内容だった。
寒い時期はやはり安定して走る。
またデムーロの落ち着いた騎乗、馬体重の推移を見ても一目瞭然のように
陣営も完璧に仕上げてきていた。
そして、予想でも触れたが初めてこのような馬場で走れたことも追い風に
なったのかもしれない。
強いのが2頭いるが有馬記念も当然圏内だろう。
シュヴァルグランはやはり本当に良くなっており、今日の馬場というより
今開催の東京の馬場にマッチしていた。
この秋競馬の印象的な1つとして、久しぶりにいい馬場作りになっていると感じている。
今日はゴールドアクターの自爆もあっての3着だが、有馬記念も
上位が下手な競馬をすようなら、スタミナを生かしたまくりで十分面白い存在だろう。
リアルスティールはムーアだからこそ5着。やはり距離は長い。
調教を見るプロ達の目にはやはり逆らえないということか。
パドックから覇気がなかったディーマジェスティはしっかり休んでの立て直しを期待したい。
気は早いが今年の有馬記念はキタサンブラックとサトノダイヤモンドには
もう逆らえないというのが今の気持ちだ。
>うどんさん
今宵はさぞ良い気分でお過ごしではないでしょうか。^^
相手もキタサンブラック来てこの配当は、とても羨ましく映ります。
早いもので、今年の競馬も残り4週。お互い良い締めくくりが出来るよう
頑張りましょう!^^