Nori log

日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

長沙観光

2010-08-04 00:00:08 | お出かけ:中国
掲載の順番が前後してしまいましたが、2週間前の湖南省出張後に観光してきた省都長沙(チャンサー)の様子をお届けします。
一日ツアーの様子を、回った順番にご紹介です。


<天心閣>
2000年前の石垣上に建てられた建築物で、周りは公園になっている。
<白沙古井>
ここの水は飲めるらしく多くの人が汲んでたけど、Noriは止めときました。

小高い岳麓山の頂上から長沙の街を一望する。

空気の透明感はもはや、ありませんね。

<愛晩亭>
岳麓山の中腹にある庭園で、毛沢東ゆかりの地らしい。

<昼食でのお気に入り>
米が原料の豆腐で作ったマーボー豆腐。
プリンの舌ざわりながら、強烈な辛さでした。

毛沢東の出身地ならでは、かな。

湖南省博物館の前面

最後に訪れた湖南省博物館の売りはなんといっても、世界でも稀なミイラ。
干からびたミイラではなく、“湿屍”(しっし)と呼ばれる生身の遺体だ。
長沙の東4kmにある馬王堆という丘から1971年に発掘されたもの。

先ずはその遺体を納めていた棺
一階から見上げる 二階から見下ろす
長さ7m、幅5m、高さ3m、という巨大なもので、4重になってる。


さて、これがミイラの写真です。
あまり麗しいものではないのでサムネイル表示ですが、画像をクリックすると大きめの写真が表示されます。

2200年前の長沙国宰相の夫人であった辛追の遺体。
内臓は取り除かれておらず、食道から胃にかけて瓜の種が残っていたとのこと。
つまり瓜を食していた最中に突然死したらしい。

身体には弾力が残っており、エジプトのミイラとは全く異なる。
湖南省という土地柄は高温多湿で、腐敗に対してはかなり厳しい環境。
そんな中でこのような保存状態を保っていた秘密は、今だ解明されていないとのこと。


さて、これで長沙観光は終了。
はっきり言って、見る価値があるものと言ったら、ミイラくらいのものでした。

まあ 出張のついでだったから、 良かったとしておきましょう。
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