FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳  数字の持つ意味は

2022-04-16 09:41:54 | 日記

おはようございます。4月16日土曜日です。広島は晴れ、久しぶりに良い天気になりそうですが、気温が低いですね。寒さはまだ残っているようです。今朝はゴン太とオリを連れて早朝散歩を実施。ゴン太の足腰も少しは力を取り戻したようです。エサで釣って、階段登りのリハビリが効果があったのかもしれません。歩くときのふらつきもほぼなくなりました。腰や腿の筋肉がついてくるようになればと思っていますが、なかなかそうとはならないようで、時間が必要なようです。

 

さて、今週の言い訳です。

まだドル円の上昇が続きそうです。

藤井財務大臣は「悪い円安」と言い、黒田日銀総裁は「現在の金融緩和を粘り強く続ける」、野口・日銀審議委員は「全体として、メリットとデメリットを比較すると、現状では、円安のプラス面の方が大きい」と述べ、財務省と日銀で認識の相違があるように思われます。財務大臣の発言を聞いていると、「オオカミが来た」の話を思い起こします。話の内容は省きますが、何度も発言していると、「また言うだけか」というようになり、為替介入はないだろうと思い、「口先介入」を軽く見てしまいます。

では、本当に、為替介入があると、市場関係者は「オタオタ・うろうろ」するかもしれません。

更に、現状での為替介入は、あっても、本邦政府のみの取り組みとなり、その効果は薄いと思われます。為替介入があると、一時的には、1~2円程度の押し下げ効果はあるかもしれませんが、時間経過とともに、元のレベルに戻ってくると思われます。

米国は今、自国のインフレ対策や、ウクライナ情勢への対策で資金的な余裕はなく、また、ドルから見れば、強いドルは現状に合致したものと判断できると思われ、米国としては、通貨対策を実施する必要性はないと思われます。FRBによる利上げも必要なものとして認識されています。

となると、為替介入を行う場合は、本邦政府のみでの実施ということになり、その効果は前述のとおりと思われます。

このような本邦政府側の事情など考慮しないで、国際金融団が、「ドル買い円売り」を推進してきている傾向も感じ取れると思います。

相場は、相場の都合・論理で動きます。一番弱いところを突いてきます。今は「円」だと思われます。弱いところを是正に動いてこない限り、国際金融団はポジション転換を行ってきません。

一国の資金よりも国際金融団の資金の方が格段に大きいことも事実。政府もこれは知っていること。

 

日銀が動いてきたとしても、政策金利では、短期の利回りであり、日銀政策での利回り決定作用は、ここまでとなります。10年など長期の利回りについては、市場が決めているのが現状。

日銀金融政策が決まれば、それに呼応して、各種利回りが動いてくるのも事実です。

最近、本邦のインフレ傾向も出てきていることから、日銀もこの動向は把握していると思われ、いつの段階で、金融政策の変更を行ってくるか、が課題になっていると思われ、市場関係者も注目していると思われます。

黒田総裁在任中にはこの変更はないだろうといわれています。

となれば、まだまだ、日米の金利差は開いていくばかりで、ドルへ資金が向かうのは必定ということになってきます。これが現状のドル円相場を形成している根拠と思われます。

たしかに、財務省が、今の段階で、為替介入を行わなかった場合、介入するタイミングとしては、前回行った140円どころが注目されるようになり、そこまでドル円が上昇していくことを容認することになります。

これを避けるためには、近々、現状のレベル付近で、一度、為替介入をしておくことが必要という論理が出てきても不思議ではありません。

為替介入があった場合の効果については、前述していますが、これを逆手にとって、上昇5波を終わらせ、為替介入後は、調整3波を形成して、相場を冷やし落ち着かせる動きをしてくる可能性もありそうです。

 

この上昇第5波の終了がどのレベルになるのか、ということと、為替介入のタイミングはセットで考えた方が良いのかもしれません。

上昇第5波がまだ上昇していく段階で、為替介入を行ったとしても、その効果は薄く、相場はまだ上昇していくと思われます。

であれば、相場が伸びきったところで、為替介入を行えば相場は下がっていくと思われますが、これでは、為替介入しなくても、相場は下がっていく段階だから、為替介入の意味がない、ということになりそう。

 

現段階での「為替介入」は財務大臣による複数回の①「口先介入」のみ。これが、②外為銀行へ為替レートチェックが入ると、、、、、これは、通常、財務省から外為銀行へ「現在の取引レートはいくらか」という問い合わせが入ることを意味します。これがあると、外為銀行からまず、保有ポジションの決済の動きが出て、これを知ったほかの金融機関も決済に追随してきます。この段階では、財務省は実際には、「円買い介入」には動いていません。

 

この問い合わせの意味合いとしては、問い合わせ後、介入するから注意してください、というシグナルになります。これがあると、金融機関が忖度して動き、ポジション決済に来るわけです。

今はこれが出てくるかどうか、というところで、市場関係者は注目しているところです。

多分、この段階では、金融機関が相場を冷やしたことで、財務省側は「為替介入」はしてこないと思われます。

 

しかし、それでも、相場が意図しない方向へ動いた場合、財務省は、③「相場押し下げ介入」を始めることを考え、今度は、外為銀行へ、「何億ドル売ればよいか」という問い合わせを行い、ドル売り円買いを行ってきます。

今の段階は、①の段階から②へ進むかどうか市場はチェックしているところと思われます。

為替介入があるのかないのか、できるのかできないのか、慎重に判断しているところと思われます。

 

相場の動きとすれば、長い目で見ると、まだ上昇傾向を作ってくると判断していますが、波動のリズムなどから考えれば、上昇第5波がどこまで行くのかがテーマとなりそうな気がします。

上昇第3波の上げ幅を超えてくるのか? これはないだろうというように考えていますが、MAX同等値幅となれば、MAX上値が想定できます。

否、調整第4波を否定し、まだ上昇第3波形成中か、ということも、今後、検討する必要があるかもしれません。

 

もうひとつのテーマがあります。「インフレが一過性なら利回り上昇につれてドル円は上昇するが、一過性ではないとなれば、利回り上昇へドル円はついていかなくなる」というものがあります。

現状のドル円相場は、利回り追随になっています。ということは、インフレは一過性という認識になりますが、最近、インフレはまだ継続するというような見解が増えています。そうなると、利回り上昇へドル円は追随しなくなると思うのですが、まだ一過性の範疇なのか、それとも、すでにインフレは常態化しているという判断になるのか、ということ。

これを考える時期も出てくるように思われます。このテーマによる相場の転換も視野に入れておく必要があるかもしれません。

 

かつて、118.6円付近が大きなポイントとなって、ここを上抜けたことから、相場は大きく上昇してきた実績があります。

現在は、125.858円を上抜いたことで、さらに大きく上昇する動きになるという判断のもとに相場を見ているところです。

現在の10年物利回りは、2.8280%。CPIが8%台ですから、まだ上昇傾向にあると思われます。来週は底堅く、まだこの傾向と思われます。となれば、ドル円では「買い」となってきます。

市場を少し神経質にしている財務省の「口先介入」。来週はどのような展開になってくるのかチェック。

 

保有ロングの一部を昨日決済しています。残りの玉の決済指値は、本日早朝に解除し、フリーにしています。127円台に入れば決済する予定。エツ! さらに決済が上へ行った?

今は「恐怖」が去って、心理的にはフラットになっています。これから先がどうなっていくのかは不明ですが、先人たちが構築した相場の見方からすると、ドル円は、まだ上昇傾向にあるということは言えそうです。あとは、相場がそう動いてくれるかどうか、ということになります、、、。

 

最近、また、4本値の持つ意味合いについて考えています。数式を少し使用し、データを加工してくると、いろいろな数値が出てきます。これがどのような意味合いを持つものなのか分析開始。

一見、何の関係もなさそうなものが、実は重要な傾向指標になっていたということもあります。多分、まだ見落としているものがあると考えています。複雑に考えないで、物事を単純化して考えてみようと思います。

 

外は晴れ、陽射しもあって暖かくなってきそうです。外回りの用事を済ませたいと思います。ゴン太君の回復が、出かけることを楽にしてくれました。

菜園の手入れは明日の予定です。

少し寒さ対策をして出かけることとします。良い週末をお過ごしください。合掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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