医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

手術中の女性患者撮影疑い、京都府立医大の43歳医師逮捕

2022-02-28 21:58:57 | 医療界
手術中の女性患者の身体を盗撮したとして、京都府警下京署は28日、府迷惑行為等防止条例違反の疑いで、京都府立医大病院耳鼻咽喉科の医師、新井啓仁(あきひと)容疑者(43)=京都市北区=を逮捕した。黙秘している。手術中の別の女性を映した動画も見つかっており、同署は盗撮を繰り返していたとみて調べている。

逮捕容疑は昨年11月29日、同病院で手術を受けていた府内の会社員の女性(27)の身体をスマホで動画撮影したとしている。

同署によると、当時女性は全身麻酔のため意識がなく、衣服がはだけた状態で写っていた。周囲には他のスタッフもいたが、盗撮には気付いていなかった。

新井容疑者は昨年12月14日、JR京都駅で女子高生のスカート内をスマホで盗撮したとして、府警が同条例違反容疑で事情聴取。その際、押収したスマホから動画が見つかり、捜査していた。

府立医大病院の夜久均院長は28日に会見し、「患者からの信頼を裏切るあるまじき行為。スタッフへの教育を徹底する」と謝罪。今後、医師らが手術室にスマホを持ち込む際には、適切な使用をするとした誓約書への署名を求め、再発防止に努めるとしている。

2022年2月28日 産経新聞

虫歯治療後に女児死亡 歯科医の被告に禁錮2年求刑 福岡地裁公判

2022-02-28 21:55:53 | 医療界
 2017年に麻酔薬を使った虫歯治療後に容体が急変した女児(当時2歳)に適切な救命措置をせず死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた福岡県春日市の小児歯科医院(閉鎖)の院長で歯科医、高田貴(たかし)被告(56)=同県筑紫野市=の論告求刑公判が28日、福岡地裁(神原浩裁判長)であった。検察側は「基本的な注意義務違反で未来ある命を奪い、取り返しのつかない結果を招いた」として禁錮2年を求刑した。

 死亡した同県春日市の山口叶愛(のあ)ちゃんの父親は論告前に意見陳述し「被告は叶愛の死に背を向けないでほしい」と厳罰を求めた。弁護側は「被告に予見はできなかった」として改めて無罪を訴え、結審した。判決は3月25日に言い渡される。

2022年2月28日 毎日新聞

【独自】市原市議、政務活動費を不正受給か 松野衆院議員の元秘書・斉藤氏、携帯決済で私的な買い物疑い

2022-02-25 21:08:47 | その他
 市原市議会で議長経験もある斉藤直樹議員(48)が、政務活動費(政活費)を約2年間、不正に請求し受け取った疑いがあるとして、市議会が調査していることが24日、千葉日報社の取材で分かった。政活費のうち携帯電話料金が他の議員に比べ突出、2020年度は計76万円に上った。携帯の決済サービスを利用し私的な買い物をした疑いが浮上している。斉藤氏は取材に「(政活費の収支報告を)適正に処理したつもりだが、(議会から)指摘を受けた部分があり、再度確認しないことには何とも言えない」と話した。

 同市議会は、政策の調査研究活動のために市から支給される政活費についてホームページで各議員の活動状況を公開。関係者によると、政活費のうち通信費を閲覧した市民から「携帯電話料金が異常に高い議員がいる」と指摘されたことを受け、市議会と議会事務局が斉藤氏の過去数年間の活動状況を調査した。

 このうち20年度の携帯料金は、ほとんどの議員が月額平均数千円から1万円台だったのに対し、斉藤氏は月額平均6万円台で総額は76万1335円だった。

 額の根拠となる資料として斉藤氏は利用料金証明書を提出したが、明細書の添付がなかった。市議会は「携帯電話の決済サービスを利用し、私的な買い物をした代金を合算した可能性を否定できない」として今月中旬、携帯電話や決済サービスの明細書を提出するよう要求。だが、期限までに提出されず、市議会は「政活費の執行内容に適正を欠く」として収支報告書を修正するよう勧告した。

 斉藤氏は一人会派「正心クラブ」所属。00~02年に松野博一衆院議員(現・官房長官)の私設または公設秘書を務めた後、03年、市議に初当選。現在5期目。

2021年2月25日 千葉日報

分配金不払いなど 弁護士を業務停止処分 神奈川県弁護士会

2022-02-22 22:02:10 | 法曹界
神奈川県弁護士会は、調停事件の分配金を支払わなかったなどとして会員の男性弁護士を1年間の業務停止とする処分を決め、21日に発表しました。

県弁護士会の発表によりますと、1年間業務停止の懲戒処分を受けたのは松下雄一郎弁護士です。
松下弁護士については、依頼人や債権者などから「連絡が取れない」といった苦情が30件近く、県弁護士会に寄せられていたということです。
また松下弁護士は、2002年に代理人をつとめた遺産分割調停事件で当事者に分配する予定だったおよそ1057万円を支払わず、その後支払いを求めた訴えを起こされて「分割弁済」で和解した後も、弁済金を支払っていませんでした。

県弁護士会の懲戒委員会は「弁護士の品位を失うべき著しい非行」と判断。 本人に聞き取りなどを行いましたが、弁明は出されなかったということです。

県弁護士会は依頼者向けに臨時の相談窓口を設置していて、二川裕之会長は「重大な懲戒処分が続いていることを厳粛に受け止め、信頼回復に努める」などとするコメントを出しました。

2022年2月21日 テレビ神奈川

子ども乗せ”飲酒運転”業務停止処分 県弁護士会

2022-02-22 22:00:36 | 法曹界
福岡県弁護士会は飲酒運転をしたとして逮捕・略式起訴されていた三山直之弁護士(39)について、21日付けで業務停止2カ月の懲戒処分としました。

弁護士会によりますと、三山弁護士は去年9月、酒を飲んだあと子どもを車に乗せ運転し自宅と事務所を往復する途上で追突事故を起こし呼気から基準値を上回るアルコールが検出されていました。

三山弁護士には罰金30万円の略式命令が出され、既に納付済みということです。

弁護士会は処分の理由について「危険性を鑑みると責任は重大」などとしています。

2022年2月21日 九州朝日放送