医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

空き家に放火した疑いで慶応大生を逮捕「不眠でイライラ」 警視庁

2022-01-31 20:29:20 | 慶応大学
 自宅近くの空き家に侵入して放火したとして、警視庁捜査1課は31日、東京都世田谷区野毛2、慶応大2年、村松葵(あおい)容疑者(20)を非現住建造物等放火と邸宅侵入容疑で逮捕したと発表した。「ライターで火をつけた」と容疑を認め、「不眠症で体調が悪く、イライラしていた」と供述しているという。

 逮捕容疑は2021年11月13日午前3時40分ごろ、自宅近くの空き家に侵入して火を放ち、2階建ての建物の一部約60平方メートルを焼損させたとしている。空き家は近くにある病院が管理していた。

 捜査1課によると、空き家から出火した後、村松容疑者は火災を知らせるため110番し、消火の様子を見ようと現場に戻っていたという。【最上和喜】

2022年1月31日 毎日新聞

家裁調査官が住居侵入容疑で逮捕 盗撮目的か

2022-01-29 22:27:46 | 法曹界
前橋家庭裁判所の調査官が、女性の家に盗撮をするため無断で侵入したとして、28日夜、逮捕されました。

逮捕されたのは、前橋家庭裁判所の沼澤悟調査官(51)で、群馬県内に住む30代の女性の家に無断で侵入した疑いが持たれています。
今月25日に女性から「誰かに、家に入られたようだ」と相談を受けた警察が家の中を調べたところ、脱衣所にカメラが仕掛けられていたということです。
警察によりますと、沼澤調査官は調べに対し、「家に入ったことは間違いない。カメラは自分のもので盗撮が目的だった」などと容疑を認めているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

2022年1月29日 NHK

医師、歯科医師41人処分 免許取り消しや業務停止

2022-01-28 21:47:40 | 医療界
厚生労働省は27日、刑事事件で有罪判決を受けるなどした医師と歯科医師計41人の処分を決めた。医道審議会の答申を受け、計3人を免許取り消し、計25人を業務停止3年~3カ月とし、2月10日に発効する。他に1人を戒告、計12人を厳重注意とした。

免許取り消しの3人では、島根県雲南市の佐藤司医師(35)が、島根大病院で平成26年5月、研修医室に灯油をまいて放火したとして現住建造物等放火などの罪で有罪判決を受けた。東京都世田谷区の阿部正幸医師(61)は、麻薬取締法違反罪、福岡県太宰府市の城戸俊彦歯科医師(74)は強制わいせつ罪で有罪となった。

業務停止3年の元東大教授、秋山昌範医師(64)=東京都杉並区=は、研究費名目で東大などから計約2180万円を詐取したとして詐欺罪で有罪判決を受けた。

同2年の元神戸市議、橋本健歯科医師(41)=兵庫県芦屋市=は架空の領収書で政務活動費をだまし取ったとして詐欺罪で有罪判決を受けている。

2022年1月27日 産経新聞

「背後に反社」不実の主張 京都の弁護士、元依頼人に謝罪 大阪地裁で和解

2022-01-28 21:44:24 | 法曹界
 代理人契約を一方的に解除されたとして、埼玉県の40代男性が京都弁護士会所属の男性弁護士に対し、約200万円の損害賠償を求めた訴訟で、男性弁護士が契約解除の理由として「(男性の)背後に反社会的組織がいる」と事実と異なる主張をしたことを認めて謝罪し、解決金80万円を支払うことで大阪地裁で和解していたことが27日、分かった。

 訴状によると、男性は2014年11月ごろから男性弁護士に紛争解決の手続きを依頼。しかし、依頼した複数の紛争が大阪家裁に係属中だった16年4月、一方的な申し出により契約を解除された。その後、男性弁護士が委任報酬を巡って男性を京都地裁に提訴。その訴訟の中で「背後に反社会的組織がいる」などと事実に反した主張を行い、男性の名誉を傷つけたとしている。

 男性側は、男性弁護士がほかの依頼者から事件処理の催促を受けたり、事件を放置して懲戒請求を受けたりしており、過剰に事件を受任していたと指摘。代理人を辞める理由を正当化するために虚偽の主張を持ち出したと訴えていた。一方、男性弁護士は、訴訟を巡って男性から難癖をつけられたり脅されたりしていたとし、「何度も注意したが反社会的勢力との接触行為が止まらず、弁護士として黙認できなかった」と辞任の理由を述べていた。

 和解内容を記した書面によると、反社会的勢力との接触という事実と異なる主張をし、自身の都合で辞任した一連の不手際を認めて男性弁護士が謝罪。コピー代金や弁護士会照会費用も実費を超える請求をしていたと認めて謝罪した。和解は昨年10月25日付。

 男性は京都弁護士会に懲戒請求しており、「信頼して委任したのに残念。弁護士会にはきちんと対処してほしい」と話した。男性弁護士は取材に応じなかった。

2022年1月28日 京都新聞

病院内転倒で300万円賠償命令 健診中、水たまりで滑る 東京地裁

2022-01-27 20:44:15 | 医療界
 東京都足立区の病院内で水たまりに足を滑らせて転倒し、骨折した女性(61)が、病院を運営する医療法人社団哲仁会を相手取り、約1850万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。

 渡辺充昭裁判官は病院側の責任を認め、約300万円の支払いを命じた。

 判決によると、女性は2017年12月、健康診断を受けるため同病院を訪れ、4階の通路を歩行中に転倒して左上腕部を骨折し、1カ月余り入院した。事故前夜に降雨があり、現場付近に水たまりがあったが、立ち入り禁止の表示はなかった。

 渡辺裁判官は女性が転倒した場所について「受診者が安全に通行できる状態になかった」と指摘し、病院に瑕疵(かし)があったと判断。損害額は400万円と算定する一方で、女性は簡易スリッパを履いており、慎重な通行が必要だったとして賠償額を減額した。

 同病院は「担当者がいないのでコメントできない」としている。 

2022年1月27日 時事通信社