医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

預かり金不正流用疑い、弁護士を刑事告発検討

2015-01-31 20:52:02 | 法曹界
 横浜弁護士会は30日、同弁護士会所属の楠元(くすもと)和貴弁護士(43)が依頼者から預かった現金計約4010万円を不正流用した疑いがあると発表した。

 同弁護士会は業務上横領容疑での刑事告発と懲戒処分を検討している。

 発表によると、楠元弁護士は2009年1月に依頼を受けた遺産分割業務で、依頼者から預かった現金約1660万円を返さなかったとしている。また、13年10月に依頼を受けた別の遺産分割業務でも、現金約2350万円を返金していないという。依頼者からの苦情で問題が発覚した。

 同弁護士会の調査に対し、楠元弁護士は全額返金する意思を示したが、使途については明らかにしなかったという。

2015年01月30日 22時20分 読売新聞

<医療事故遺族>東京女子医大「特定機能病院」取り消し要望

2015-01-30 21:52:20 | 医療界
 東京女子医大病院(東京都新宿区)で昨年2月、人工呼吸中の小児への使用が原則禁止される鎮静剤「プロポフォール」を投与された2歳男児が死亡した事故で、男児の両親ら同病院の医療事故の遺族らでつくる「東京女子医大病院被害者連絡会」は29日、同病院に対する「特定機能病院」の承認を取り消すことを求める要望書を厚生労働省に提出した。

 連絡会には男児の両親のほか、隠蔽(いんぺい)事件に発展した心臓手術の医療事故で2001年に死亡した女児の遺族ら計18家族が参加。遺族らは同病院が隠蔽事件により02年に特定機能病院の承認を取り消され、07年に再承認された経緯に言及し、「病院は再承認の際に安全管理体制を改善したと主張していたが、なんら改善していない」と指摘。「同様の事故が起きないよう承認を再び取り消すべきだ」と訴えた。

 2歳男児の死亡事故については、警視庁が業務上過失致死容疑で捜査している。特定機能病院は、高度医療を提供し診療報酬の優遇も受ける医療機関で、厚労省が承認する。【桐野耕一】

2015年1月29日20時43分配信 毎日新聞

建造物損壊教唆:大阪弁護士会の弁護士に有罪判決

2015-01-28 22:27:34 | 法曹界
 依頼人に倉庫の壁を壊させたとして、建造物損壊教唆の罪に問われた弁護士の山之内幸夫(ゆきお)被告(68)=大阪弁護士会=に対し、大阪地裁は28日、懲役10月・執行猶予2年(求刑・懲役10月)を言い渡した。宮崎英一裁判長は「法律家でありながら法秩序を無視した行為で非難に値するが、被害は軽微だった」と述べた。

 山之内被告や弁護人によると、被告は1984年に指定暴力団山口組の顧問弁護士に就任。一度退いたが、2006年に復帰したという。公判で弁護側は「起訴猶予が相当な事件なのに、山口組壊滅策の一環で起訴された」と公訴棄却を主張していた。判決が確定すれば弁護士登録が取り消されるが、被告は控訴する方針。

 判決によると、山之内被告は13年9月、大阪府摂津市の自動車販売会社の倉庫前で、同社とトラブルになっていた依頼人男性(40)=建造物損壊罪で有罪確定=を唆し、施錠された倉庫に入るために壁を壊させた。【堀江拓哉】

2015年01月28日 11時33分 毎日新聞

朝日新聞出版の契約社員を逮捕 盗撮容疑で千葉県警

2015-01-28 22:25:07 | マスコミ
 女性のスカートの中を電車内で盗撮したとして、千葉県警我孫子署は28日、同県柏市豊住3丁目、朝日新聞出版の契約社員谷本雅彦容疑者(50)を県迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「そのようなことをした覚えはない」と容疑を否認しているという。

 署によると、谷本容疑者は28日午前0時50分ごろ、JR常磐線我孫子駅に停車中の電車内で、隣に座っていた松戸市内に住む会社員の女性(30)のスカート内を持っていたスマートフォンで盗撮した疑いがある。車内を警戒していた鉄道警察隊員が発見し、現行犯逮捕した。

 朝日新聞出版管理部の話 本社の契約社員が逮捕されたことを重く受け止めています。事実確認を急ぎ、厳正に対処します。

2015年1月28日11時27分 朝日新聞

「くそ、死ね」搬送女児のブラジル人父に医師が暴言 ユーチューブ投稿動画にはキレた姿も 静岡

2015-01-28 22:21:39 | 医療界
 静岡県の磐田市立総合病院で昨年12月、呼吸器内科の20代の男性医師が、救急搬送されてきた女児に付き添っていたブラジル人の父親に「くそ、死ね」などと暴言を吐いていたことが27日、病院への取材で分かった。病院側は事実関係を認め、「男性に事情を説明して謝罪したい」としている。

 病院側によると、昨年12月24日未明、同県菊川市に住む女児(6)が足の不調を訴え、同病院に運び込まれた。当直医だった男性医師が診察し緊急を要しないと判断、付き添いの父親に診察時間内に来るよう指示した。だが、父親は納得せずに口論となり、その中で男性医師が「死ね」などと発言したという。

 男性医師は「片言の日本語でコミュニケーションがうまく取れず、腹が立ってつぶやいてしまった」などと話しているという。

2015.1.28 08:33 産経ニュース